日本を代表するシンガーソングライターの一人で、日本の音楽シーンを牽引してきた重鎮。
加橋かつみへ「愛は突然に…」を提供したことをきっかけに音楽活動を始め、シングル「返事はいらない」で荒井由実としてデビュー。ファーストアルバム『ひこうき雲』がラジオで評価されたことで知名度が上がり、シングル「あの日にかえりたい」で人気ミュージシャンの仲間入りを果たす。1975年12月に現在のプロデューサー兼アレンジャーである松任谷正隆と結婚し、現在の芸名に改める。
しばらくは楽曲提供者として活動していたがシングル「守ってあげたい」がヒットしたことで再びシンガーソングライターとしての人気が再上昇。1979年からライブが派手になってきたのでショー形式のライブへと進化、いつしか彼女のライブは大型エンターテイメントの一つとして人気ライブステージの一つとなっていた。
その後もヒット曲を連発したが、1996年には突如、旧姓で活動。この活動を契機として「カリスマはもういい。これからは好きな音楽をやる」と宣言。現在も自身の感性のままに描いた音楽とライブで人々を楽しませている。
なお、楽曲提供時には呉田軽穂名義を用いることがある。