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A SIGIL BURNT DEEP INTO FLESH
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A SIGIL BURNT DEEP INTO FLESH
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解説 - A SIGIL BURNT DEEP INTO FLESH
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-10-20 22:03:35)

2009年発表の1st。
と言っても4曲入りで30分ないので、長さとしてはEPくらいですね。

一言で言うなら、「With no Human Intervention」期のABORYMの、ブラックメタルパートをかなり暴虐方向に解釈し、かつフランス産バンドらしいひねくれ感をプラスしたような、サイバー/インダストリアルブラック。打ち込みを採用し、時折暴虐方向に暴走するリズムセクションに、アヴァンギャルドなフレーズを交えたギターワークが乗り進行する、独特の雰囲気を持った作風。

特に所々で出てくる、前衛的なギターフレーズはかなり印象深いんですよね。機械が狂って、まるで泣いたり、パニックを起こしてるような音を出している…そんな風にも聴こえるフレーズがあって、かなり神経に来る。インダストリアルブラックらしく、シンセやサンプリング等を巧みに使い、アポカリプティックな雰囲気を演出するパートも多いんですが、このフレーズセンスと上手く噛み合い、この手としてもかなり濃密な雰囲気が醸し出されているように思います。

個人的には、ギターフレーズが独特なので、それが聴いていてかなり楽しかったですね。サイバー/インダストリアル/アヴァンギャルドに食指が働く人であれば買って損はないかも。流石Debemur Mortiからのリリースだけあって、カルトな魅力は折り紙つきです。



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