哀愁漂うインギーのギターにヨランのハイトーン・ボーカル!名盤・エクリプスの代表曲にして、彼の楽曲の中でも五指には入る名曲です。 ところでこの曲、ちょっと前BoAが歌ってたあの「タイトな~♪ジーンズに~♪ねじ込む~♪」ってのに似てません!?ちょうど「Sometimes I feel like a motherless child~♪」の部分が…。考えすぎかな?
亡き母への行き場のない哀しみが爆発するギターソロ。 サビの最後の歌詞で、 No where to go so I run like a wild 行き場がなく、俺は狂ったように走り回る Stumbling, Falling, Crying, Calling you つまずき、転び、泣き叫び、あなたを呼ぶ とありますが、歌詞と見事にシンクロしたギターソロは、まさに必聴です。 ソロ導入部での連続アルペジオに続いて、2'14"付近から始まるメインソロ。 鬱積した感情が、高ぶり、こみ上げる。 2'18"付近で一気に爆発し、荒れ狂うように噴出する激情。 魂が乗り移ったような音の連続は、ソロ後半でも縦横無尽に駆け巡る。 行き場のない感情が出口を求めて、のた打ち回る。 ソロ最後のチョーキングなどは、まさに亡き母を求めてさまよう幼子の、哀しみの叫びそのもの。 こういうソロが弾けるからこそ、彼は天才といわれるのでしょう。 必聴の一曲です。