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IL PERPETUO SCONCERTO PER LA REALTà IN CUI MI SVEGLIO OGNI GIORNO
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IL PERPETUO SCONCERTO PER LA REALTà IN CUI MI SVEGLIO OGNI GIORNO
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解説 - IL PERPETUO SCONCERTO PER LA REALTà IN CUI MI SVEGLIO OGNI GIORNO
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2014-10-26 21:55:09)

2013年発表の1st。

リリースは割と最近、しかも知名度の高いレーベル(Pest Productions)からのリリースだというのに、何故だか新品が値下げされてたので、青田買いも兼ねてゲット。…確かにこれ、ディプレッシブブラックの中でも好みが分かれてしまいそうな作品かもしれませんね。この手の音楽性のバンドには音響志向の強いものが多いですが、この作品はそれが頭抜けて強く、良くも悪くもメタルとしての体裁を保っていないような感じ。

ドゥーミーなスローテンポに、浮遊感のあるアルペジオや、キーボードを重層的に重ねて閉鎖的な空間を演出する、アトモスフェリックでアンビエントな音作りですが、キーボードの音色が多彩かつセンスが良く、演出力はかなり高いと思う。ノイズやサンプリングをさりげなく使用してくるなど、前衛的な要素の扱い方も非常に巧み。ヴォーカルは悔恨や悲嘆の感情を込めて、裏返り気味に絶叫するタイプですが…個人的にヴォーカルに関しては、このタイプは若干食傷なので微妙かも…。真に迫ってるのは分かるけど…。

直接的に物悲しさを演出するというよりは、アンビエントな浮遊感のある音空間の中で、儚さだったりメランコリックさだったり、色々な感情が流れ込んでくるような作風。COLORLESS FOREST辺りよりも更に音像主義な鬱ブラック。結構尖った音だと思いますが、それだけに気に入る人は本当に気に入りそう。



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