このアルバム収録の曲のなかではRegion Of The Damnedについで好きです。 曲を聴く前に歌詞カードみたときはSomeone~Someone~と ずーっと書いてあったので、同じメロディ繰り返しの曲かな・・・ と期待薄で聴きはじめたのですが、実際そうではなく ファイナルを飾るにふさわしい名曲でした。 疾走の中にも泣き哀愁が存在するすばらしい曲です。
イントロの、何か美しい粒がこぼれ落ちるようなピアノで意識が止まり、後は聴き入るのみ。 貧弱と言われるヘンリックの歌唱は、この儚さを表現するためにあった。(あとは"Clown in the Mirror") 朝焼けを見ながらこの曲聞いたら、おれも朝焼けを見るために("to see the dawn")生きてるのかもと思った高校3年の春。 あれから早12年。 感動未だ色褪せず。 死ぬまで聴いてると思う。何十年も。