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HEADLESS EYES (2014年)
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HEADLESS EYES
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解説 - HEADLESS EYES
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 極太うどん野郎 ★★★ (2014-12-13 22:26:33)

出ました。まさかの2ndアルバム(2014)。
1stが1995年なので19年ぶりだそうです。

19年越しなのに、相も変わらず素晴らしきドゥーム。
ギターのジャリついた感じは薄れて、音が少しマイルドに。
そして「血まみれ農夫」的なヤバさ、狂気を孕んだ空気はいくらか減退して、その分モヤ~ンとした酩酊ムードがかなり強化された。
これは酔える。旅立てる。
いや~、最高ですな。




2. kamiko! ★★★ (2020-09-25 16:51:47)

米産ドゥーム2014年作
世に作品を出す前は、Black Sabbathのカヴァーバンドをやっていたということもあり、サバス初期作品の独特な温もりや型に嵌らないギターワークなどから
Black Sabbathの影響を感じないでもない。前作から約20年近く経って知らない間に発表されたこの盤は、前作の血塗れ感満載のノイズが影を潜めた代わりに
ヴィンテージドゥームに近いロックの原点といった音楽性がより前面に出た。その分、初期Black Sabbathの湿り気やコンパクトさが若干増した印象はしている。
とはいえ、そのギターには過去作同様に血の感触が感じられ、只ならぬ狂気が宿っている。演奏スタイルこそ変化したが、根本的な狂気の世界は変わっていない。
B級ホラー映画によくある農夫の連続猟奇殺人的なイメージは、前作までの作品で強烈に印象付けられた感じがするが、その世界観は今作でも色濃い。
女性の目を抉り、片目眼帯の男がその目をまるで義眼のように埋め込む、血に塗れた猟奇的な性癖を感じさせるジャケ、ジャケ裏はサイケによくある棺桶。
インナーには、採取した目を瓶に入れているイラストがレトロ調な画風で描かれている。猟奇的狂気に満ちた危険な空気が大きな魅力だ。それが音に反映されている。
残念ながら、創始メンバーのうち、ベーシストのDr. Phibesは44歳の若さで亡くなっており、どうやらEli Brownがヴォーカルとベースを兼任しているようだ。
このバンドは作品数が僅かで、一部ドゥームファンから崇められるものの知名度はそこそこ。ボクはこのジャンルではレジェンド級の方々だと感じている。
前作よりヘヴィさは控えめだが、ギターノイズは絶妙な浮遊感と倍音を作り出し、全ての音に意図的な強弱・緩急があり、露骨ではない仄かに感じられるゴア要素が宿る。
そういった演奏を、サラリと自然体でやっているという貫禄がこの音から伝わってくる。全てを知り尽くし達観した余裕すら伝わってくる。
20年近くの長い間音沙汰ナシ、というよりは既に解散したと思っていたが、実はこの間、M-SQUADというサイケデリックバンドで2つの作品を残している。
もちろん作品のクオリティは高い。が、2作品ともゲットできていない。日本に空輸できないショップで僅かに見かけた程度だ。まあ、Blood Farmerほどの完成度
ではないと感じているので、それ以上探してはいないが、まあ入手は困難なんだろう。このM-SQUADのSmoke(2002年作)はアルバムタイトルから察する通り
浮遊感の強いストーナー作品だ。そういう活動経歴もあってか、この作品には過去作ではあまり感じなかったストーナー的浮遊感がやや濃くなっている。
とりあえず、Blood Farmersの作品は、ドゥームロック路線愛聴者は、バイブルとして必携。次の作品を作るのかどうか定かではないが、検索に全くヒットしない
ところからも、また活動停止しているのかも知れない。折角再結成したのだから、活動を継続して、またスゴイ作品を聴かせて欲しいと切に願う!



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