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The Guitar Is My Sword / Death or Glory
北欧メタルの名盤である本作の中にあって一番よく聴いたんじゃなかったかな
正直、今時のメロスピ敬也などのBEAST IN BLACK辺りなどの派手なメタルを聴き慣れている方にとっては単なるイモメタルに映るのかも知れんですが、この不器用で愚直なまでの男臭い漢メタルこそその後ポップ化に向かう以前に存在した北欧メタル本来の姿だと思います(笑)

でもって、イイ男でもなんでもなく古汚ぇヒゲ面の田舎から出てきたような風貌だったことも逆に良かったんだと思うよ...このメタルやるには...ねぇ政則さん。

聖なる守護神 ★★★ (2022-05-12 22:58:48)


Stronger Than Evil

ウ~ん!?...結局、(少し高いけど)その'18年版リマスターデジパック盤も買っちまった(笑)。
音はクリアさが増していてダイナミックさも向上してて満足出来たな。でも実は...ボーナス曲が目的なんだよ...本当はね(完全未発表っつう曲も収録されてたもんだから)。
これから順を追って2ndも再発されるみたいだけど...あのVHSのみで発売されたライヴ作"Live"[1983年]も単体で発売されるんかな?(未発表ライヴなんかを収録して是非ともお願いしたいところだ)。
しかし...ギリシャの『NO REMORSE』はアツいな...色々とマニア泣かせの作品を再発しつづけているんで。一昔前までは...再発王国と呼ばれた日本の専売特許だったはずなんだけど、国内でのCD売り上げが悪い性で大分尻込みしているよネ...国内レーベルどもは。
...と色々と御託を並べてしまったけど、とにかくこのHEAVY LOADは聴いとけ!!!。

聖なる守護神 ★★★ (2018-05-12 22:24:50)


Death or Glory

上の方がおっしゃる通り、こころない評論家のレビューに黙殺された歴史的に価値のある一枚。

そのNWOBHM仕込みの攻撃性と北欧風味が二度おいしいね。

少々強引な展開だけど、ギターソロは目立ちまくりの弾きまくり、ツインギターを生かした緩急とメロディは完ぺきと言ってもよい。

産声を上げたHMの醍醐味を正確に伝えている。

正直者 ★★★ (2018-01-22 21:12:08)


Stronger Than Evil

念願の再発盤が今年リリースされることになった北欧メタルの黎明期を支えたバンドの通産3枚目のフルアルバム。

北欧らしいクールなメロディと鋭利なリフワーク、その両面を併せ持った魅惑的音楽性を逞しく、そして聞き易く仕上げてきた。

NWOBHM勢の影響下に、初期アイアン・メイデンやジューダス・プリースなどの音楽性を継承。

そこに涙を誘うツインリードが、これでもかと炸裂します。

ドイツにはアクセプト。デンマークにはマーシフル・フェイト、そしてスウェーデンにはヘヴィーロードがいると、マニアを鼓舞し続けた存在として、今なをコアなファン層に愛されるバンドです。

正直者 ★★★ (2018-01-22 21:05:55)


Stronger Than Evil

正しく"邪悪の化身"。
前作よりも幾分キャッチーさが増してはいるが、前作と共に初期北欧メタルの名盤であることに変わりはない。
(個人的には)ヴォーカルはコレでイイのだと云いたい。これだから"漢!!?"を感じさせるし、とっても男臭い音になっているのだ...と。
またイモで上等...本人達もコレで売れようなんて思ってもいなかったハズだし、実際コレでは売れん。
因みにバンドの中心だったWahlquist兄弟は(確か)現在『THUNDERLOAD Studio』を経営していて、ホンのたまにプロデュース業などで名を見かけたりもする...『VENI DOMINE』っつうハイトーンVO.バンドの作品にも名を連ねていたりも...。

聖なる守護神 ★★★ (2016-11-06 10:22:16)


Death or Glory

'96年に"世界初CD化"として国内CD発売された『伊藤 政則セレクション』盤帯には"ファースト!?"との表記もあるけど、正確には2作目。
まぁハッキリ言ってしまえばイモなのだが、無骨で実直なメタル道には感服させられるし、何よりも初期北欧メタルを体現するダークでリリカルなメロディがナントも魅力的だ。
もぅこの際、サウンドがどうとかルックスが悪いとかいう事はもうどうでも良いだろう。決してメタル好きとて女性にはウケない音だし、"漢!!?"を感じる音は汗臭い...HM/HRといっても米国のVAN HALEN辺りとは似ても似つかない音。
某有名誌レビュー(次作3rd)で当時...その政則氏によって"スウェーデン出身のバンドの中で1、2を競ってルックスが悪い。バンドというのは音よし曲よしルックスよしの3拍子を基本ラインとしている~B級ですよ。"...と切り捨てている...で、数年後、"その人の!?"セレクションとはナントも皮肉なモノだ。

聖なる守護神 ★★★ (2016-11-06 10:05:15)


Stronger Than Evil

あのフィル・リノットがベースでゲスト参加した事でも知られ1983年リリースの3rd。前作の流れを組む原始的な香りのする北欧産HM/HRを堪能できます。ボーカルのメロディラインの透明感が増し北欧度指数も上昇いしていますが、バックの熱演ぶりは厳ついメタルなサウンドメイク、このバランス感覚とクセになるマイナー臭激増なメロディがマニアのハートを鷲掴むでしょう。前作より練り上げられた楽曲はより輝きを増しキレのあるリードプレイにグイグイと引き寄せられます。もっとお金を掛け必殺のリフワークや分かりやすいメロディを持ち込み迎合しない独自のスタイルが好きですね。③の終わり方とか面白いですよ。またフィルがベースを弾いている⑥なんかも他の曲と違うニュアンスでアクセントとなっているし疾走ナンバーの①もフィルが弾いているのですがオープニングに相応しいキレがあります。ところどころ後のヴァイキングメタルに通ずる面もありと聴き様によっては実に味わい深い一品ですね。マイナー臭漂うクサメロがバンドの売りになっていますが、この北欧的なひんやりとした風が吹き荒れる正調HM/HRサウンドに思いを馳せずにはいられません。これでシンガーがもっと強力な歌声の持ち主だったら認知度も違ったでしょう、そう思わせる強烈なマイナーリーグに燦然と輝く名盤です。

失恋船長 ★★★ (2015-01-31 13:28:48)


Death or Glory

北欧はスウェーデン出身の4人組による2nd。定説に流されるミーハーな人以外にはNWOBHMの影響下にキレのあるリフ、ソロが繰り出される隠れた名盤として当時マニアの間で騒がれた音として胸に響くでしょうね。北欧産とイメージする糖度や透明感とは違う古典的な手法になぞらえたサウンドメイクも北欧の血が滲みだし、やや力技な展開も多いのですがオリジナルティを創造しているのが好印象、英国でもジャーマンでもUSでもない、北欧サウンドに思いを馳せますね。ベースの音がスポイルされがちなPCで音を聴いて不満を持たない人には気にならないでしょうが、四畳半サウンドが奏でる貧乏臭さにB級臭は激増、そこに魅力は感じるマニアには堪らない音でもあります。強引な展開の中で味のあるギターと雰囲気重視の歌が大好きでしたね。

失恋船長 ★★★ (2015-01-31 13:05:18)


Death or Glory

82年発表のデビュー作品。
まずはチープなジャケットが笑いを誘う。ホッキョクグマのピッチャーがとんでもない至近距離からバイキングバッターに投げ込んでるようにしか僕には見えなかった。今でも冬になると思い出し笑いをしてしまうほどの秀作だ(笑)
内容もNWOBHMの影響も受けつつもきちっとしたハードロック要素も散りばめられているのだが、何せ音が薄っぺらくて聴く気にさせてくれない。まあ典型的なトホホなB級アルバムと言えよう。
ただ、当時このバンドが出てきてからわずかながら北欧のバンドに興味を持ち始めたし、ほどなくEUROPEが登場したわけだから、存在意義はそれなりにあった、っと好意的に述懐したい(笑)

HIGASHI (2013-02-24 22:13:18)