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Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2015-03-19 08:17:44)

オリジナルな2003年リリース、国内盤は2005年、オリジナルとジャケットと曲順が異なるヴァージョンになります(こちらに登録されているのはオリジナルですね)北欧はスウェーデン出身、女性シンガーとドラマーを擁する4人組による1st。御贔屓にしていた輸入盤のCD専門店にてBGMとして掛かっていたのですが、普段はあまり手を出さないジャンルも(パンキッシュな胸キュンハードポップサウンドを通して聴くと少々照れくさい気持ちになる)大音量でならされる店内との出会い、チョコチョコと刺激してくる哀愁と甘味料たっぷりな胸キュンポップス、そしてサビで爆発するメランコリックな泣きのフレーズと言う哀愁でサンドしてくるパンキッシュなハードサウンドに店内での物色も手に付かないほど惹きつけられ購入を決意。大衆に受けやすいメロディワークを随所に盛り込みつつも、強烈な泣きを発散する歌メロと繊細さも加味されたコーラスワークに,北欧的な独特の悲哀を散りばめシンプルな楽曲ながらも情緒溢れる美旋律の数々に胸キュンを通り過ぎ掻き毟られること受けあいです。どの曲にも用意されたウエッティーな哀愁と骨太で明快な曲作りは見事ですね。今や贔屓の店も時代の波に飲まれ閉店、NETショップでは絶対に巡り合えない素敵な出会いに思いを馳せ今でもたまに聴きますね。作品のクオリティもさることながら思い出深い一枚です。2000年ならではの洗練されたロックサウンドは勿論、歌モノが好きなメロディ愛好家には強くおススメ出来る一枚ですね。⑤の「Do You]や⑥の「To Feel」とか何処かで聴いたことあると思いますよ。



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2015-06-02 23:20:23)

「中古盤が格安価格で買える名盤コンテスト」でも開催したら、上位入賞は確実と目されるスウェーデンの男女混合4人組バンドが、'05年に発表したデビュー作。
澱んだGサウンドに乗っかって、OPナンバーの気怠るげなヴァースが始まった時は「なんだ。評判良いから買ってみたけど、こんなもんか」と失望しかけましたが、勿論それはこちらの早合点。ガラリと雰囲気の変わるサビメロ(叙情性を増幅するKeyアレンジが秀逸)で一気に視界が開けると、そっからはもう本編に夢中ですよ。
先制パンチ役の①や、後に続くガールズ・ポップ的躍動感溢れる曲調に、甘酸っぱいメロディが絶妙に絡む名曲②が証明する通り、とにかくこのバンド・・・というか曲作りを担うリンダ・カールステット(Vo)嬢のメロディ・センスの冴えがグンバツ。時にポップに、時に猛烈な哀愁を伴うメロディは、くたびれきったオッサン・リスナー(俺)の胸さえキュンキュンに締め上げます。
またそうしたメロディをエネルギッシュに歌い上げる彼女の歌唱力もまた然りで、ちょい鼻に掛かったカスレ声自体の魅力に加え、高音を張った際に醸し出される切なげなフィールが実に美味。この歌声が活かされたバラード⑤の悲哀なんて絶品です。
溌剌と突っ走るパワーポップ・ナンバー⑪まで、実に気持ち良く聴き通せる1枚。パンキッシュなノリの良さは減退したものの、良質なメロディ・センスはそのままな2ndも併せてどうぞ。



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