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A STAB IN THE HEART OF CHRIST
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A STAB IN THE HEART OF CHRIST
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解説 - A STAB IN THE HEART OF CHRIST
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2015-04-08 23:14:29)

2014年発表の2nd。
ブラックメタルにグラインドコアの要素を加えた…とその音楽性を紹介されていた彼らですが、実際に聴いてみるとこれが非常にかっこいい!

ファストパート中心に、ハイテンションかつ冒涜性の高い音を聴かせる作風ですが、ファストな部分がただ速いだけでなく、目の前の物全てを蹴散らしていくような、野蛮なパワーに満ちているのが特徴で、この辺りはグラインドコアの影響が良い形で出ているように思います。そこに乗るリフ捌きは意外にもメロディアスなものが多いですが、ブラックらしい湿り気、邪悪さ、狂気などを孕んだメロディで、激烈なリズムとも見事に合致している印象ですね。

あと、何気にヴォーカルも凄まじくかっこいいです。
ブラックらしい高音絶叫と、低音のグロウルを使い分け、時にグラインドコア由来のガテラルも交えてくるスタイルですが、そのどれもが壮絶。特に高音絶叫は、余りにも声を潰し過ぎて、半ば発音が崩れてしまってるほどなんですが、それが楽曲の狂的で冒涜的なムードとマッチしててかっこよすぎます。低音グロウルの地の底から響くようなおぞましさ、ガテラルの耳を侵すような響きも素晴らしいし、ほんとこのヴォーカルツボです。

ブラックの冒涜的メロディアスさと、グラインドコアの野蛮な炸裂感を上手く合わせつつ、クオリティの高い音を聴かせてくれる、かなりの良盤。かっこよさの点では頭抜けた作品だと思いますし、お勧めです。



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