一番このアルバムがUKロックに接近した音だと思います 前作と次作に比べると個人的にはやや印象が薄いのですが、シングルがちょっと弱いかな? バラード曲はどれもメロディが素晴らしいです 12/26以降の年末ソングと真夜中はこの時期の寒い夜中に聴いていると心が温まってきますね 決してぬるいアルバムだとは思っていません Waitress, Waitress!は言うまでもなくノレますし、Girl In A Black Leather Jacketが妙にハマりましたね、この渋い感じがいいですね 前作のRocknrolla!を思い出しました 盗作?疑惑で一部から叩かれているようですが…決して猿まねでは終わっていないと思いますし彼らのものにできているのではないかな 最近のバンドだから…と小馬鹿にせず一度は聴いてみてもいいのでは(自分がそのクチでしたので)
まず、新たなファン層をつかんだヒット曲「ワタリドリ」はサウンド云々抜きに普通に良い曲 イントロのギターからとても気持ち良くて、サビのハイトーンも爽やかでかつどこか寂しげで情緒的な感じのするところが良いですね まぁ、従来の彼らを知っているものとしてはやや複雑ですが この曲から幕を開けて、この曲に埋もれない名曲たちが待っています 全体的に売れ線に走ったような音像になりましたが、根っこは全くぶれていないと思います Droshky!なんて本当にロックしてると思う 一体誰に対してのアンチテーゼなのでしょうこの曲は?意味深な歌詞に注目です ほかにもワンテンポ遅れたMonster Ain't DeadやDog 3は是非とも聴いてほしいです Dog 3は結構面白いアプローチがあって飽きが来ないです 「なんでそこでメタルになるの?(笑)」ってちょっとわけわかんないゴチャゴチャな感じが面白いし、メロディ自体も悪くないので I Wanna Go To Hawaii.とMe No Do Karate.の頃の質感を混ぜたような完成度です 初心者にも非常にとっつきやすいアルバムです (個人的には2ndのI Wanna Go To Hawaiiから入ってほしいですが、このアルバムも新作にして捨てがたいので)