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SMILING DOGS (2010年)
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SMILING DOGS
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解説 - SMILING DOGS
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1. Usher-to-the-ETHER (2015-05-30 21:12:31)

2010年発表の1st。

ブラックメタルにトライバルなリズムを導入し、ブラックが本来持つ暴力性や野蛮さに、サイケデリックな陶酔性を融合させた音楽性でカルトな支持を集めたCOBALTのメンバー、Erik Wunder氏によるフォークプロジェクトという事で購入。COBALTでもフォークを目一杯暗黒方向に解釈し、儀式的な雰囲気を醸し出すようなパートがあったので、そのムードをブーストしたような作品を期待し購入したのですが…。

ぶっちゃけ微妙ですね、この作品…。COBALTで見せたようなダークさは「あるっちゃある」程度で、アコギメインの牧歌的な演奏に、おっさんのダミ声によるまろやかなメロディを乗せた作風で、COBALTと比較しての「ダークじゃなさ」にびっくりです…。セッションを楽しんでいるような雰囲気のパートもありますし、COBALTの作風から暗黒系を期待すると大分肩透かしかも。

ただ、それは期待してた路線と違うというだけで、ちょっとダークなフォーク作品を求めるならもしかしたらかなり良い作品なのかもしれません。とは言っても個人的な好みとしては☆一個ですかね…。改めてCOBALTの作品を聴くと、やはりそっちは素晴らしいと思うんですが。



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