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THE PROCESS OF SELF-IMMOLATION
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解説 - THE PROCESS OF SELF-IMMOLATION
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2015-06-04 18:32:48)

2014年発表の1st。
「アルラウネ」って、RPGとかではよく見かける、ゲーマーにはお馴染みの単語ですよね(笑)。しかも発売元がProfound Loreとあっては、何となく買ってしまう心情も理解していただける事かと思います(笑)。

路線的には、深く歪んだ音像、スパンの長い展開、トレモロによる叙情メロなど、いわゆるカスカディアン的な特徴を多く備えたブラック。ただしこの手のバンドが共通して持つ、自然崇拝的な感触は薄く、トレモロによって紡がれるメロディには魔術的というか、オカルトっぽさが強いように思えます。ショップではASH BORERとの類似が指摘されてましたが、私も近いバンドを挙げるならASH BORERですね。

この作品、何気に疾走パートがダイナミックでかっこいいんですよね。適宜疾走感を増すようなオカズを伴いつつ、ハードコア的な炸裂感を感じさせながらの爆走が耳に気持ち良い。元々ポストハードコア等とは親和性の高いジャンルですし、こういうサウンドも頷けます。この手の一つの展開を長めに取るバンドって、如何にダレを感じさせず聴き手を世界観に引き込むか…というのがありますが、このバンドはその辺りかなり上手くやっていると思います。

アトモスフェリックで、かつブラックとしての邪悪さやオカルト性も強いバンドが好きであれば、買って損はない作品かと。



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