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SIGM@TUREさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-18
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SIGM@TUREさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-18



DREAM THEATER - Dream Theater - Along for the Ride ★★ (2017-10-16 12:48:26)

メロディが気に入っているのと、演奏があまり出過ぎていないので、"The Bigger Picture"と並んでアルバム中でもっとも歌モノらしい歌モノに仕上がっていると思う。久しぶりのあからさまなバラードのヒットという感じ。


DREAM THEATER - Dream Theater - The Bigger Picture ★★★ (2017-10-16 12:47:32)

誰が何と言おうとこの曲がこのアルバムでは最高。ベタではあるが、抑えめで歌メロを優しく歌うパートから、一気にサビで盛り上がる分かりやすい展開で、歌モノとしての完成度は全曲中ピカイチ。若干サビのメロが弱いのが気になるが、充分名曲に入れて問題ない会心作。


DREAM THEATER - Dream Theater - Enigma Machine ★★ (2017-10-16 12:46:49)

お得意のテクニカルインスト。さほど目新しいことをしている訳ではないが、その分Dream Theaterらしさをしっかりと感じられるため安定している。ただ、若干今までのテク系インストと比べると弱い感じはある。


DREAM THEATER - Dream Theater - The Enemy Inside ★★ (2017-10-16 12:45:47)

Petrucciが"Periphery II"にゲストとして参加したからか、かなりリフがゴリゴリしたテク系モダンメタルになってて、テクニカルメタル好きとしてはなかなか良い評価をせざるを得ない佳曲。ソロにはしっかりとメロディアスなフレーズを混ぜているあたり、モダンな雰囲気と伝統的なメロディセンスをうまく両立している。


DREAM THEATER - Dream Theater (2017-10-16 12:44:45)

 非難轟々だろうと思ってたら意外に高評価多かった。今からめちゃくちゃ酷評するけど、このアルバム好きな人はゴメンナサイ。

 Dream Theaterのセルフタイトルアルバム。内容としては様々な作風に挑戦しており、バラエティに富んでいる。特に、ギターのJohn PetrucciがPeripheryの"Periphery Ⅱ: This Time It's Personal"にゲスト参加した影響か、Djentの影響を受けたトラック(一番分かりやすいのは"The Enemy Inside")が出現した。また、Mike Portnoy在籍時は執拗に繰り返されたリズムチェンジは、かなり回数が抑えられているため、これで楽曲はかなり分かりやすく、ポップにはなっている。

 しかし、流石に見過ごすことが出来ないのは、曲がポップなのに歌メロが印象に残らない点である。何故かは分からないが、James LaBrieの歌がよく聴こえてきて、かつかなり歌自体は上手く、伸び伸びと歌えているはずなのに、全くそれに魅力が感じられない。その点は特に"The Looking Glass"などの明らかにポップな作りの曲で顕著に現れている。

 筆者はどちらかと言えば"Images and Words"はさほど好きではないのだが、やはりポップな雰囲気となるとあの時期と比較してしまうのは仕方ない気がする。何だかんだであの時期のバランス感覚は凄まじいものがあるし。

 テクニック方面に関しては、まずリズムチェンジの減少、そして、ユニゾンパート及び、ギターとキーボードの疑似ツインリードも回数が減り気味。特に、インスト"Enigma Machine"はいやにアッサリしているように思う。明らかにテクニカル方面のインストにも関わらず、だ。これなら、同じインストでも"Hell's Kitchen"や"Eve"のような、しっとりと聴かせるインストが入っていた方が(多少曲順は前後するだろうが)良いだろうし、もし同様の路線でやるとするなら、"Stream of Consciousness"とまでは行かなくとも、もう少しガッツリとしたインストがあった方が良かった。

 そして、その締まらない状態で「バラエティに富んだ」楽曲の数々。正直に言うと、全然まとまっていない。荘厳な感じでスタートするつもりだったと思しき"False Awakening Suite"からしてだいぶチープな感じだし、続く"The Enemy Inside"は曲単体では佳作だが浮いている。"The Looking Glass"はリフはいい感じなのに歌メロが弱いせいでポップソングとしても中途半端で、"Enigma Machine"もボロクソ書いた割には嫌いじゃないが不完全燃焼気味で締まらない。

 "The Bigger Picture"は普通に良曲、だがやはりこちらも歌メロは微妙。"Behind the Veil"は悪くはないが、歌メロが軽快な割りに終始リフが重すぎてヘヴィなのかポップなのかというチグハグ感が凄い。"Surrender to Reason"は、ようやく癒しのバラードか、と思いきやまたヘヴィなリフが出てきて台無し。しかもそのフォローは一切なくやはりヘヴィパートだけ浮いている。次の佳曲"Along for the Ride"一曲だけで良かった。

 そして、個人的に一番ショックだったのは、"Illumination Theory"の不発。何だかんだ言っても、今までのDream Theaterの長尺曲はやはり完成度が高かった。しかし、この曲は個人的に初めての長尺ハズレ曲である。

 別にMike Portnoyに戻って来て欲しい訳でも、セルフタイトルがこれなのが気に食わない訳でもないが、本作は私には受け入れ難かった。「これを良く思わない人は聴き込み不足」って書いてあるレビューを見るが、むしろこれを書くために割りと何度も聴き込んだので、私には合わなかったのだと思う。

 それでもサウンド自体はまぁ、ベテランバンドだけあって良好だし、そう言う意味での完成度は高いのだが、メロディアスサイドのいつものDTを薄めただけという印象なのが残念。

 あと、本作を酷評しているレビューで度々指摘されていたドラムのミックスの悪さだが、私はあまり気にならなかった。Mike Manginiのドラミングが面白くないというのも割りと見たが、前作は良作だと感じたし、次作もそれ程悪くはなかったので、本作が気に食わないのは純粋にソングライティングの問題だろうと思う。


CYNIC - Uroboric Forms ★★ (2017-06-27 23:25:02)

Cynicと言えば、1stアルバム"Focus"でテクニカル・デスメタルのシーンを開拓し、それきりで解散したことで有名なバンド(現在再結成済み)だが、1stで見せたスタイルは、妙に浮遊感のある、捉えどころのない音遣いのギターに、ボコーダーを用いた機械的なボーカルと、デスメタル内でも異質としか言いようがないスタイルであった。

 一方、このデモ集における作風は何たることだろうか。1991年のデモは、中期Deathを思わせるスラッシュメタル寄りのテクニカル・デスメタルといった趣であり、ボーカルスタイルも吐き捨て型一辺倒という部分で、かなりオーソドックスなデスメタルという印象である。そして、それ以前のデモに関して言えば、もうこれはテクニカルな要素を詰め込んだデスラッシュと言ってしまっても良いレベルであろう。

歌詞カードと表面のシールによるとトラックリストとラインナップは以下の通り。

・Demo 1991
1. Uroboric Forms
2. The Eagle Nature
3. Pleading for Preservation
 Vocals / Guitar: Paul Masvidal
 Guitar: Jason Gobel
 Bass: Tony Choy
 Drums: Sean Reinert

・Demo 1990
4. Lifeless Irony ☆
5. Thinking Being
6. Cruel Gentility
 メンバーはDemo 1991と同じ

・Reflections of a Dying World Demo 1989
7. Denaturalizing Leaders
8. Extremes
9. A Life Astray
10. Agitating Affliction
 Vocals / Guitar: Paul Masvidal
 Guitar: Jason Gobel
 Bass: Marc Van Erp
 Drums: Sean Reinert

・Demo 1988
11. Once Misguided
12. Weak Reasoning
13. Dwellers of the Threshold
 Vocals: Jack Kelly
 Guitar: Paul Masvidal
 Bass: Marc Van Erp
 Drums: Sean Reinert

・Brian Deneffe Session Audition Tape 1991
14. Uroboric Forms (Alternative Version)
15. The Eagle Nature (Alternative Version)
 メンバーはDemo 1991と同じか?


MESHUGGAH - The Violent Sleep of Reason - Violent Sleep of Reason ★★★ (2016-11-03 00:04:28)

こちらは前曲とはまた違った意味でカオス。タイトルトラックに相応しく、本アルバムの特徴である展開の多彩さによりアグレッシヴさを保ちつつ、ミドルテンポでしっかりとグルーヴを強調したMeshuggahの到達点のひとつと言いたい。
最初はピンとこなかったが、聴けば聴くほどこの曲の凄まじさがわかってくる。Meshuggahの中でも五本の指には入るであろう名曲だと思う。無論グルーヴ党の人には何度も聴いて貰いたい。


MESHUGGAH - The Violent Sleep of Reason - Born in Dissonance ★★★ (2016-11-03 00:02:40)

"Chaosphere"に戻ったかのようなスピーディな刻みリフが特徴的で、かなり取っ付きやすい曲。雰囲気としては、"New Millenium Cyanide Christ"に"Catch Thirtythree"の展開力を加えた感じの、Meshuggah好きには大好物だろうサウンド。理屈抜きでカッコいいですよこれ。
比較的ストレートな楽曲であるため、疾走デス系が好きな人や一般エクストリームメタラーなら取りあえず聴いておいて損はない。


MESHUGGAH - The Violent Sleep of Reason ★★★ (2016-11-03 00:00:09)

誰も評価書かないのでつらつらと。

結論から言えば、今回のアルバムは素晴らしい出来である。Djentリフのオリジネイターとしての格の違いを見せつけられた思いだ。まさに"We are origin"("Born in Dissonance"の歌詞より)である。

このアルバムの発売前から期待は大きかった。四年ぶりの新作であるということもあるが、とにかく先行発表の曲、"Born in Dissonance"と"Nostrum"のクオリティが非常に高かったからだ。今までのアルバムで言うと3rd"Chaosphere"に近い変則的なスラッシュという感じの曲であり、ある意味「回帰路線」なのかと思っていた。まあ、それは的外れだったようだが。

さて、今回のアルバムは、メンバーの意向でスタジオ内で実際にライブレコーディングを行ったということで、各パート別録りではなく、バンド全員がその場で演奏して全パートを同時録音したらしく、彼らの演奏技術が非常に高いことが窺える。まあ、それはライブ盤聴いても一緒なので、今更ではあるし、そこだけがウリという訳でもないが。

相変わらず拍子を取るのが骨な癖の強い楽曲揃いである。これまでのMeshuggahとの違いは、やはり展開の豊富さだろうか。今までは、同一のリフを、少しずつ変化させながら緩やかに展開させていくスタイルが多かったが、このアルバムでは、リフの変化が全体的に激しいため、今までのどの作品よりもパートの分離が大きく感じる。このあたりを多様と取るか散漫と取るかによって評価が分かれそうだ。

2nd〜5thでは、どちらかと言えば無機的で人間味の薄い、冷酷な感じを受ける作風になっていったが、6th〜は少しずつ人間味を回復しつつあるように思う。この作品も展開の多さなど、その流れの中で捉えられるかもしれない。その為のライブレコーディングであったのかもしれないし。実際、Tomas HaakeがMetal Hammerのインタビューで、"ObZen"や"Koloss"があまりにperfectすぎた(完全というより作り込みすぎたということだろうか)ので、そこから脱却したかった旨の発言をしている。

先行曲は"Chaosphere"に近かったが、それ以外の曲はミドルテンポも多く、全体のバランスはかなり"Nothing"に近い。スローでグルーヴ重視の楽曲は筆者の好みなので、今回のアルバムは、思わずガッツポーズするくらいどストライクだった。結果、良い意味で期待を裏切られたと感じる。

反面、ストレートなスピードチューンの比率が下がったので、2nd"Destroy Erase Improve"や3rd"Chaosphere"が好きな層には不満な出来になっているかもしれない。その辺りは個人の好みの問題だから仕方ないが。当然、4th"Nothing"からのMeshuggahが好きなら、絶対に聴いておいて損はない。訓練された変則四拍子リフの虜ならすぐに気に入るだろう。筆者(一番好きなのは5th"Catch Thirtythree")は、一周目ではあまりの予想外さに打ちのめされたが、二周目の時点ですでに心地良く感じた。

アルバム紹介で軽く触れたが、クレジットを見ると作曲にギターのFredrik Thordendalが一切関与していない。今までがFredrikとドラムのTomas Haakeの二大中心メンバーがメインを張るバンドという感じだっただけに、これからFredrikがどのような役割を果たしていくのかが気になるところだ。


SLIPKNOT - Mate. Feed. Kill. Repeat. ★★ (2015-12-26 02:19:39)

インディーズ盤。

1. Slipknot (→『(Sic)』)
2. Gently (→『Gently』)
3. Do Nothing / Bitchslap
4. Only One (→『Only One』)
5. Tattered & Torn (→『Tattered & Torn』)
6. Confessions
7. Some Feel
8. Killers Are Quiet (→『Iowa』) + Dogfish Rising

一部メジャー盤の原曲が聴ける貴重なアルバム。
内容としては、全体的にメジャーデビュー以降よりもスピードが遅く、インダストリアル臭が強い感じがする。
また、このアルバムではかなり節操なくファンクやジャズなど幅広いジャンルの音楽をごちゃ混ぜにした曲が多く、もはやカオスである。
その分とっちらかった曲もあるが、かなり楽しい③『Do Nothing / Bitchslap』やもはやメタルが影も形もない⑥『Confessions』など、中々聴いていて面白いアルバムになっている。
個人的には今挙げた③、⑥と、④『Only One』がお気に入り。


MESHUGGAH - Destroy Erase Improve ★★★ (2015-12-18 23:05:01)

初期3作の「Reloaded」が日本盤でリリースされたので書き込み。
本作はスラッシュメタル的な疾走デスメタルとシンコペーション主体のズレたリズムの中間的な位置にある。
ある意味中途半端な立ち位置ではあるが、かなり面白い作品。
また、現在と違い、結構変拍子が目立つところは特徴的といえばそうか。
今はリフのリズムはズレるが基本は四拍子進行だから、こういう拍子自体が変化するパターンは余計リズムを把握しにくい。
また、本作においてはインダストリアル・メタル的なノイズも入っており、それも合わせてカオティックな雰囲気を醸し出している。
『Sublevels』のアウトロがフレドリックの『Sol Niger Within』の終章『Tathagata』で引用されている。


SLIPKNOT - Vol. 3: (The Subliminal Verses) - Duality ★★★ (2015-08-07 20:17:33)

若干Left Behindに似ている。
このアルバムではかなり好きな曲のひとつ。
あまり爆発力はないように思うが、このくらい落ち着いているほうが好み。
むしろ叫びが際立つので良いのでは。


SLIPKNOT - Vol. 3: (The Subliminal Verses) ★★★ (2015-07-23 10:10:23)

1st,2ndと比べて大きく攻撃性が減退したアルバム。
スリップノットのファンが求めていた方向性とは違ったが、このアルバムが個人的には最高傑作だと思っている。
負の感情を外向きに爆発させていた彼らが、今度はその闇を内に溜め込み狂気をより一層強くした、という印象。
1stも好きではあるが、このアルバムは曲がメロディアスになったので前より聴きやすくて好みに近かった。
確かに、一瞬でこちらを掴みに来るインパクトはないが、その代わりに聴き込むことでさらに作品に入り込めるような、奥行きが広がったように思う。


RUSH - Snakes & Arrows - Armor and Sword ★★★ (2015-07-13 18:57:47)

感動的なメロディ、テンポ、たぶんこの曲がこのアルバムでは一番好きです。
かなりゆったりとした穏やかな雰囲気で、とても落ち着くメロディですね。
これでも、ちゃんとHR感は失われてはいませんし、とりあえず素晴らしい曲だと思います。


RUSH - Snakes & Arrows ★★★ (2015-07-13 18:51:33)

ライナーノーツによるとニール先生が「空くじなし」って言ってたらしいアルバム。
このアルバム凄い好きですね。
プログレ感は薄い気もしますが、とてもメロディが良くて聴きやすく感じました。
気が利くコメントは出来ませんが、とにかくオススメです。


DREAM THEATER - Falling Into Infinity - You Not Me ★★★ (2015-07-10 18:19:53)

DTらしいとからしくないとかはあまり関係なく好きな曲です。
やっぱり一聴して分かりやすく聴きやすい曲も良いものだと思います。
Falling Into Infinityの中では一番好きな曲です。


DREAM THEATER - Falling Into Infinity ★★ (2015-07-10 13:00:12)

結構最近洋楽を聴き始めたからかもしれませんが、皆さんが言うほどつまらない作品とは思えません。
ドリーム・シアターなら俺はAwakeが一番好きなんですが、このアルバムもかなり好きです。
特に2〜4や6は個人的にはドリーム・シアターでもかなり上位にくる曲だと思っています。
先入観なしで聴けば、実際かなり聴きやすい良盤ではないでしょうか。


BABYMETAL - BABYMETAL - 悪夢の輪舞曲 ★★ (2015-07-06 20:26:56)

ゆよゆっぺはメタル聴き始める前から好きだったので、まあ好みには合うかな程度に思って聴いたのですが、予想以上に良かった。
↑の方も仰ってましたが、やっぱりメシュガーっぽいですよね。ボーカルも上手いし、アルバム中、個人的には最大のヒットです。