LOOK AT YOUSELFと共に彼らの代表曲として超有名なバラード。デヴィッド・バイロンの語りかけるようなヴォーカルは素晴らしく、サビの部分のコーラスも印象的だ。ケン・ヘンズレーのキーボードソロは涙もの。また細かくメロディアスなフレーズを聴かせるポール・ニュートンのベースと、表情豊かなイアン・クラークのドラムのリズム隊が、更に曲のクオリティーを上げている事も忘れてはならない。最終部分でのミック・ボックスのギター・フレーズは東ヨーロッパ的だが、そのメロディーに乗ってゲストのマンフレッド・マンがムーグ・シンセサイザーを弾きまくり、最高の盛り上がりを演出している。10分半という長さにも全く無駄な部分を感じさせない、ブリティッシュ・ロックの名曲中の名曲として、これからも多くの人々を感動させ続けていくだろう。