この曲を聴け!
ATMF
|
K
|
アメリカ
|
アヴァンギャルド/エクスペリメンタル
|
スラッシュメタル
|
デスメタル
|
ブラックメタル
|
鬱/絶望
KOMMANDANT
最近の発言
The Architects of Extermination
(Usher-to-the-ETHER)
MyPage
KOMMANDANT - 最近の発言
モバイル向きページ
Tweet
解説 - 最近の発言
→解説を作成・修正する
新しいコメント・評価
(タイトルをクリックすると当該項目に移動します)
The Architects of Extermination
2015年発表の3rd。
ショップでDSOが引き合いに出されていて、レーベルも優良なブラックを多数輩出しているところだったので、興味を持って購入。…確かに、不協的で不穏なリフ捌きと、ハードコア的なやけっぱちな攻撃性を同化させた作風は、「Drought」期のDSOや、PLEBEIAN GRANDSTAND辺りのバンドに通じるものがあるかもしれませんね。ただしこちらの方が、不穏さの表現がもっとダイレクトという気がします。
デスメタルにも通じる、猟奇的でドロッとした質感のあるリフの音色と、赤黒く禍々しいメロディを紡ぐトレモロが混ざり合い、死体が堆く積みあがった地獄絵図の戦場の光景が、まざまざと聴き手の眼前に提示されるかのような音。ヴォーカルもただがなるのではなく、歪みの少なめな声で繰り言のような呪詛や、洞穴から聴こえてくるようなやたらディープで湿り気のあるグロウルを聴かせたり、かなりの表現力で禍々しさを助長。リズム的には前述のバンドよりもストレートで、疾走パートの攻撃性、スロー~ミドルパートの粘着性のどちらも相当の説得力を持って聴かせてくれます。
個人的には、最近のDSO好きな人はもちろん、ÆVANGELISTやLEVIATHANなど、ドロ付いた音で暗黒趣味な世界観を聴かせるデス/ブラック好きにも強く推薦。禍々しくハイクオリティな良質な作品です。
Usher-to-the-ETHER
★★★
(2015-08-30 12:20:17)
→
同意(0)
|
twitter
|
Facebook
this frame prevents back forward cache