この曲を聴け!
UNDER THE RED CLOUD (2015年)
MyPage

UNDER THE RED CLOUD
モバイル向きページ 
解説 - UNDER THE RED CLOUD
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. N男 ★★★ (2015-12-05 20:12:05)

12作目のスタジオアルバム。
正直言って、前作は前々作に比べて地味だと感じたが、メロディ一つとっても本人たちの世界観はしっかり出ていたように思うし、品質は高かった。
しかし、今作を聴くとやっぱり前作より冴えてる!Amorphisの勢いが再び増してるなと思う。
楽曲の中でもテンポの速いパートや民族的なメロディがしっかりとした存在感を放っていて、曲のメリハリがついている。
「Mermaid」や「Sky Is Mine」のような煌びやかな疾走パートはないし、従来の彼らと比較して特別歌メロがキャッチーな曲もないが、全編通してギターとキーボードの歌わせ具合は歴代最高だろう。
ギタリスト2人とキーボディストの3人体制での作曲が成熟具合は絶好調のようだ。
個人的には、脱メロデス後の最高傑作「The Beginning of Times」に匹敵する評価をあげたい。
オススメは①、④、⑤、⑨。
Amorphisは2010年代において、世界で最も充実しているへヴィメタルバンドの一つだと感じます。

90点。




3. 帰ってきたクーカイ ★★★ (2016-05-18 21:03:12)

 発売後時を置かずして購入したのだが、聴き込むのに時間が必要だった。
 こういうスーラの点描画や、チベットの砂絵のような細かなところまで気持ちが行きわたった作品は、やはりじっくり聴いてからでないと、コメントがしづらい。パッと聴いて「良いよ、これ!」って言いたいところなのだが、全体像を把握したという実感が伴わないと、筆が進まないのだ。

 実際、一聴して「良いよ、これ!」なのだが、月並みな表現だが本作は奥が深いのだ。もの凄く好きな音なのだが、何に心がひかれるのかな?と考えていた。やはりキーボードで奏でられる民族音楽っぽいメロディだろうか。これがとてもメロディアスで、心に沁みる。ただそれだけでなく、ギターで奏でられるリフはエッジが効いており、ヘヴィ・ミュージックとして絶妙なバランスなのだ。
 キーボードのメロディが耳をひくのは5曲目や7曲目かなぁ。特に5曲目は好きだ。これ、なんだろう。ケルトっぽいメロディのようにも思えるのだが、こういう土着的な音楽はアイルランドや北欧など欧州の周縁部に良く残っているものなのだろうか。
 私は前々作が好きで、今でも変わらず好きなのだが、本作は前々作を超えている気がする。
 傑作だ。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示