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LA FRANCE A PEUR (2014年)
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LA FRANCE A PEUR
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解説 - LA FRANCE A PEUR
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2015-11-26 01:52:00)

2014年発表の1st。

一言で言うなら、スラッジ要素も感じさせる、熱量の高いノイジーさのリフ+オールドスクール+フレンチらしいメロウなブラック、を組み合わせた感じの路線なんですが、これが凄まじくかっこいい!スラッシーで勢いのあるパートはストレートな熱気をよりダイレクトに伝えてくるし、スローパートは焼け付くような乾いた狂気を感じさせ、神経を休める事を許さないインテンスな雰囲気を演出してますね。ヴォーカルの喉を磨り減らすようなパフォーマンスも作風に実にピッタリ。

何気にベースもブオンブオン鳴っててかなり音像はエグいんですが、実はかなりメロディアスなフレーズを弾くパートが目立ち、4曲目の「L’innocence」なんかでは特に顕著なんですが、それが狂気的なトレモロと合わさると何かが脈動するような、ダイナミズムのある邪悪さが表現されているように思います。惜しむらくは、スラッジ/ドゥーム色の濃くなるアルバム後半が若干くどく感じる事でしょうか…。と言っても、これは私が前半の疾走パート・メロウ邪悪パート多めの作風に魅せられているから…というだけで、人によってはこの粘着質でサイコな雰囲気の方をより気に入るかもしれません。

それを考慮しても、これは凄く良い作品だと思います。熱気と狂気、邪悪さの応酬をダイナミックに感じられるパートの多い前半~中盤は特にお気に入り。



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