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解説 - SELVES

INORAN原曲。ギターをトイレの中で録音したり、曲の最後ではアコースティック・ギターを8本重ね合わせて録るなどの試みがなされている。当時SUGIZOがインタビューで「俺の一番やりたいことができた」と語っている。英詞のつぶやきはINORANによるもの。
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 鯵の素 ★★★ (2003-10-12 13:04:25)

LUNA SEAの中で一番好きな曲。
これほど深い曲を俺は他には知らない。
このバンドが音楽シーンに残した空前絶後の名曲だと思います。
LUNA SEAの楽曲の中で最も混沌とした曲かもしれない。
そういう点ではCraustrophobiaに近いものがあるかも知れませんね。
聴いていると別の世界に迷い込んでしまったような感覚におそわれます。
退廃的、世紀末的な歌詞も独特の雰囲気を醸し出すのに一役買っているのではないでしょうか。




2. el ★★ (2004-01-18 02:49:37)

いやぁ、鯵の素さんとは趣味が合いますねぇ。
もしや、いつぞや某サイトでClaustrophobiaは良い!と一緒に意気投合してくれたお方だったりして。
自分も好きです。この曲。
LUNA SEAの曲でクローズド・リムショットしてる曲は大概良い曲なんですよね(笑




3. 夢・マグナム・ナイト ★★★ (2004-01-30 01:02:26)

この曲は、あの時期のLUNA SEAの飽和点だったのではないかと思います。
こんな渋くて長い曲をラストに持ってきたあたり、なんとも感慨深いです。
ストイックな感じの演奏と歌唱が心に残る……。
ドラム・パターンも面白いですね。




4. ★★★ (2004-08-21 01:51:00)

夢・マグナム・ナイトさん、あなたいいこといいますね。
そう、最後のアルペジオ(スタジオの便所で録音。二人で便器に座ってせーので録ったそうです。夢を壊してすみません)の余韻とともに下り坂は始まってたんですなぁ。
濃い曲。
Jのベース鬼。
熱すぎ。
ちなみにSUGIZOくんはこの曲で始めて全編クリーントーンで録音したそうな。



5. ふぁうすと ★★★ (2004-11-03 19:22:00)

静かで退廃的な8分の大曲。なのに飽きることなく深みへはまってゆける。
6分を超えてからクリーントーンで奏でられるアルペジオが深い余韻を残してくれる。
「構成美」とはこの曲にこそ相応しいと思う。




6. 不二子 ★★★ (2005-05-16 18:52:50)

お初です。この曲ポイント低いですね・・・
LUNA SEAの中で名曲といえばこれでしょう。とてもダークな曲調で、退廃的で視界が全て闇に覆われた感覚に襲われ、全ての終焉を思わせる。でもどこからか一筋の微かな光が差し込んでいる。最後のアルペジオは筆舌に尽くし難いですね。



7. date ★★★ (2006-06-11 22:36:29)

もう皆さんもおっしゃっていますが最後のアルペジオは半端ないですね!この曲はもっと評価されるべきですよね~。8分なんてもうあっという間です(そういうわけでもないかな。曲調的に。)!INORANが原曲者でしたっけ?



8. 覇王信長 ★★★ (2006-10-30 18:56:31)

この曲の目玉はラストのオーバーダビングされているギター
最後のサビからの流れは圧巻
アルバムのラストに持ってくる所もまたいい



9. Nakachik/UP ★★★ (2007-11-27 15:18:45)

IN SILENCEの後に続いてるからか、沈黙に似たナンバー。
鐘のような音と共に静かに始まり、INORANさんの英歌詞の呟きがメロディと合い良い感じ。
静かに、優しく冷えきったメロとRYUICHIのVOCALによって脳内が揺さぶられ、サビで失神しそうなくらいの強烈で幻想的な音源をぶつけられる。でも、透明感があり気持ち良い。
曲の後半部分の盛り上がりは半端じゃない、一気に鳥肌が立ちます。
SUGIZOさんのクリーントーンギターソロも美しい。
INORANさん原曲となる音楽は聴く者の想像力を試されますね。
この曲はアルバム"STYLE"の表紙ジャケットのカオティックな世界を連想させる。



10. SHINTOKU ★★ (2007-12-12 01:50:55)

幻想的な曲で、ラストのアルペジオの掛け合わせ?なんか最高の美旋律ですね! これほどの美しさは他に聞いたことがありません。



11. NK ★★★ (2008-03-01 21:04:14)

『IN SILENCE』で光が差し込んできたと思ったそれも束の間、再び深い闇に突き落とされてしまう。
深い闇に包まれながら朽ち果てていく感覚。
何処までも何処までも・・・・。




12. ドッペル原画 ★★★ (2008-05-18 15:48:55)

この5人がいかにセンスに満ちあふれているかを表したかのようなとんでもない名曲
シンプルでありながら曲に強いインパクトを与えているベースや、アレンジ、ボーカルどこをとっても素晴らしいとしか言えない
LUNA SEA全ての曲の中でもぶっちぎりでトップに君臨している




13. 名無し ★★★ (2011-05-17 21:21:28)

ラストのアルペジオに飲まれそうになる。
いや、飲まれてるのかも。
苦しいんだけど、、ずっとその音の中にいたいって思ってしまう。



14. 名無し ★★★ (2015-09-23 02:02:08)

このアルバムの他の曲のコメントに「Ra-Se-Nが黒、IN SILENCEが白」とありましたが、
この曲は「無色」にあたるのではないかと思います。
それか、太陽系でいうならば冥王星のような。他の曲はそれぞれのカラーがあって存在しているのに対し、この曲だけはそれまでと同じカテゴリーの中ではくくれない属性を持った、全く違う次元に存在する曲の様に思えました。
前作『MOTHER』がLUNA SEA黄金期の「陽」の部分が凝縮された王道作なのに対し、本作『STYLE』は芸術性、独創性を極限まで追求した「陰」のアルバムというべきか。
「WITH LOVE」(この曲もまた違った意味で他の曲と同列に並ばせ難い何かがある)を1曲目に置き、「Ra-Se-N」「Forever & Ever」といったもはやその一曲で全てを物語るかのようなアクの強い曲をたたみ掛けた後、みんなが大好きなシングル曲「END OF SORROW」「DESIRE」「IN SILENCE」(発売当初はまだシングルではなかったが)を出し尽くし、これで終わりかと思いきや、最後にしてようやくこのアルバムの本質を表したかのような、今までとは別次元のテーマを投げかけていき終了します。
それはThe Doorsの「The End」やBLUE BLOOD(X)の「Rose Of Pain」のようなラストナンバーに君臨する大曲ともとれるかもしれませんが、そういった重大なテーマを深く心に刻み込むものとはまた違い、まるで異世界に迷い込んだかのような、陰の陰を追い求めた結果たどり着いたのは限りない「無」だった... そんな風に感じました。
『STYLE』がリリースされた1996年にLUNA SEAは活動休止を発表しています。おそらくデビューしてからも独自の音楽性を貫き通し、世間と逆行しながらも頂点を極め、それでもなお模索し続けた結果、バンドとして表現したい音楽を出し尽くしてしまったのだと思います。この「selves」がどういういきさつで生まれたのかはわかりませんが、少なくとも私にはこの曲がその当時の彼らが「無」の境地にたどり着いたことの表れのような、そんな気がしました。

...なんだか自分でも書いてて何が言いたいかわからなくなってしまいましたが...
長文になってしまいすみませんでしたm(- -。)m


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