カナダはオタワ出身の4人組による1985年リリースのEP。メタルブレイド発らしい硬派な正統派サウンドを披露、後にSPVからオブセッションの「Marshall Law」とカップリングでCD化されたりと(メタルブレイドからもCD化されています)、音楽性の類似点も高く、その筋のマニアならグッとくること間違いなし、シリアスでダークな重ぐるしさと疾走感を生かした「Day of the Saxons 」等は彼らの代表曲でしょう。もう少しキャッチーな分かり易さでもあれば一見さんにも優しいのですが、こういったサウンドを目指すバンドの美点は生かされているし、俺たちはメタルが好きなんだという空気感が何とも言えぬニュアンスを醸し出していますね。音質の悪さが平坦な流れを生み、ともすれば流れて行きそうになるのですが、マニアには強く訴える何かがあるように思いますね。