10作目、相変わらずの彼らの頑固っぷりには頭が下がる。さらに順位も上がってるってのも凄い。 ものの見事に、サウンドプロダクション以外何の変化もない、がしかしこれが彼らの良いところだろうね。 彼らに比べたら、一部では「同じ時にまとめて曲つくってんじゃねーのか!?」とすら言われるCannibal Corpseでも毎回結構方向転換してるなぁと感じる。 初期5枚の方がまだ変化あったよなぁ・・・マンネリなんてとうの昔に通り過ぎているが、これでちゃんと良い曲作ってくるところもさすが。 ちゃんと合格点を手堅くクリアしている出来で、安心して聴ける内容だ。 中でも①、③なんかはかなり良い曲だと思う。(このバンドのアルバムだいたい1曲目と3曲目が名曲で毎回定番化するけど意図的なのかな?) 他にも、④、⑥もかなり男臭いメロディがカッコいい。 しかし「Death in Fire」を再録する意味が分からない、「Ride for Vengeance」とかならまだしも。 直後に「Death in Fire (Live)」がついてくるのはさらに理解に苦しむ。 良い曲なんだけど、そんなにゴリ押ししなくてもいいでしょ。せめて他の曲のライブにしてもらいたかった。