この曲を聴け!
TAKE A CHANCE (1988年)
MyPage

TAKE A CHANCE
モバイル向きページ 
解説 - TAKE A CHANCE
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Kamiko ★★ (2003-09-28 13:49:00)

決してバカにしてはいけない。こんな甘いキャッチーな産業ロックはないぞ。
もう少し奥行きのある音空間であれば文句ないのだが、それがまた独特の魅力といえば魅力。
とりあえず、演奏については文句なくウマい。しかし、いかにも売りのために作られたかのような加工された音にはやや抵抗がある。フロントマンではないんだが、恋するクロマティを想像させる恥ずかしくなるようなキャッチーなサウンドが欲しくなったらコレだ。




2. はっちゃん ★★ (2009-05-27 22:30:00)

そうそう!巨人の外国人助っ人クロマティのバンドだよね。
確かベースはRUSHのゲディ・リー。こんなバンドまで登録されていたとは!!
クロマティのドラムの腕前は期待以上に上手くてビックリしたなぁ。
Kamikoさんのおっしゃるとおり、恥ずかしくなるようなキャッチーなサウンドが
欲しくなったらコレだ。




3. 失恋船長 ★★★ (2017-10-04 15:25:46)

我が国日本限定でリリースされた、読売巨人軍の助っ人選手ウォーレン・クロマティが死球を受け骨折、シーズン最終戦まで棒に振ったのに、そのオフにリリースされたクライム唯一のアルバム。骨折した男がいつドラムを叩いたんだという疑問もさることながら、野球選手のバンドという色モノ感がハンパなく漂い、セールス的に振るわなかったのですが、リリース当時は歌番組は勿論ですが、バラエティ番組などにも出演して音源を紹介していましたね。
西武との日本シリーズで見せた緩慢な守備とは違い、ここではテンポよくドラムを刻むクロマティ、思わぬ才能とセンスを見せましたが、曲調的にもソフトなAOR調のロックサウンドだしキーボードもバリバリだし、ドラムも電子加工され過ぎ出しと、結局、クロマティ氏の実力の程は伺いしてませんが(骨折して野球できないのにドラム叩いているって理解が及びません)、シンガーとして大活躍するジョー・ハミルトンの歌声が素晴らしく、マイルドだが厚みのあるソウルフルな歌声はソフトロックを歌うには十分すぎるほどの存在感は発揮、全然知らない人なのですが、アメリカって国は毎度のことですが、本当に実力者が多いんだなぁと認識させられましたね。
カントリー調からダンサンブルナンバーに王道ソフトロックと幅広く収録、好みに合わせてチョイスして頂ければ、歌モノマニアなら一定の評価を下せる内容かと思いますよ。個人的にはお約束感満載の①、ゲディ・リーが参加したメロディックな歌モノナンバー④、ラス・バラード作の⑥あたりが好みですね。
ちなみに今作はあの人は今的なネタモノアイテム的な扱いを受ける一品なんでしょうが、品質の高さは折り紙つき、キーボードにでイブ・ローゼンサルが参加、バックボーカルにルー・グラムやゲディ・リー、ミッチ・マロイなども参加して華を添えています。
その話題性に頼らなくても十分な内容なので、AOR系の音楽性が好きな方なら安心して聴けるでしょう。
それを証拠に海外のコレクターが血眼になって捜し求め、リプロ盤まで存在するくらいですからね。やっぱクロマティはイメージが悪すぎるよ、シーズンオフの音楽活動でしょ、でも翌年は打ちなくったからね、最高打率も叩いたし、でも守備の手抜きは治らんかった、日本の野球に嫌気がさしたんだろうなぁ、そして引退後直ぐに暴露本でしょ。そりゃ嫌われるよ。でも何となく気持ちが分かります。

晩節を汚しダーティーなイメージがついたクロマティ氏、そのせいで再発が見送られているなら残念ですね。




4. 火薬バカ一代 ★★ (2020-08-13 01:11:33)

巨人軍の歴代助っ人外国人選手の中でも抜きん出た知名度と人気を誇ったウォーレン・クロマティが、ドラマー兼エグゼクティブ・プロデューサーとして関与していることで話題を呼んだプロジェクトCLIMB、'88年発表の唯一作。(と思ったら2ndもあるらしい)
当時BURRN!!誌で、ゴッドが「Voじゃなくて良かった」的なレビューしていましたが、こっちとしては寧ろ「なんでぇ、歌ってねえのかよ。つまらん」と急速に興味を失い、購入は見送ってフォアボールを選んでしまいました。ところが先日、古本屋のCDコーナーで本作を発見し、懐かしさに駆られて衝動的に購入してみれば、聴いて吃驚。質の高いAOR/産業ロック・アルバムに仕上がっていて、「やったねクロマティ!明日はバンド・ホームランだ!」と思わず声をかけたくなったという。
それもその筈で、作曲陣にはラス・バラード、ビリー・スタインバーグといったヒットメイカーが名を連ね、バックを固めるのもゲディ・リー、ルー・グラム、デヴィッド・ローゼンタールetc…と巨人マネーにモノ言わせたような豪勢な面子が集結。クロマティはKeyバリバリの柔和なサウンドの中で終始リズムを淡々とキープするのみゆえ、ドラマーとしての腕前は判然とせず、また曲中でチビッ子に向けて田淵や川上監督ばりの野球指導を行ったりはしませんので、一発退場モノの危険球的作品を期待するとやや肩透かしですが、哀愁のメロディをソウルフルに歌い上げるジョー・ハミルトンの歌声が絶品なOPナンバー①を始め、キャッチーで洗練された抒情メロハーを楽しむ分には何の問題もない仕上がり。
野球選手の舐めた片手間仕事とは思わせぬ、きっちりと作り込まれた1枚です。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示