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JUDAS CHRIST (2002年)
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JUDAS CHRIST
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解説 - JUDAS CHRIST
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1. ハルディン ★★★ (2014-12-01 00:47:07)

ヤギをあしらったジャケが印象的な7thで、前作では不参加だったトーマス・ペターソン(G)が再復帰している。基本としては前作のダークなゴシック・ロック路線を引き継ぐ内容だが、メロディやアレンジ面などでさらなる深化を遂げた傑作に仕上がっている。本作での最大の特徴はアルバムの流れの中で4つに章分けがされているところ。

ざっと大まかに纏めるとメランコリックで翳りを帯びたゴシック曲中心の1~4(Spinae)、4th~5thでの実験性が色濃く出たサイケ・アンビエント寄りの浮遊感が心地よい5~7(Tropic of Venus)、活きのいいノリノリなロックナンバーで畳み掛ける8~10(Tropic of Capricorn)、がらりと一転してCAMELのような心温まる牧歌バラードという意外な引き出しで〆る11・12(Casadores)と各々で楽曲の色合いが異なり、中期以降のTIAMATならではの多様な広がりを見せる暗鬱メタルを遺憾なく発揮。全体を通して抑揚を抑えたような暗いメロディ使いだが、ふと滲み出るまろやかな哀感に切ない気持ちを喚起せずにはいられなくなる。丁寧かつエモーショナルなフレーズを紡ぐGソロも拍車をかける。

表面的な装いは耽美ゴシックでありながらも、アレンジセンスのふり幅というか懐の深さは紛れも無くプログレッシヴ・ロックの精神そのものなのがすばらしく、ヨハンの才能に感銘を受けることしきりである。リードトラックの3や7など良曲多しの好盤。



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