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Keep It Up (1983年)
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Keep It Up
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解説 - Keep It Up
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2024-01-19 00:33:39)

カナダ産HR/HM勢がアメリカへと攻勢を仕掛けた80年代、その先陣を切ったバンドの一つとして知られるLOVERBOYが、ブルース・フェアバーンを共同プロデューサーに迎えてレコーディングを行い、’83年に発表した3rdアルバム。
トリプル・プラチナムを獲得した2nd『GET LUCKY』(’81年)と同じく、全米チャート最高第7位に輝くという堂々たる成績を残した本作は、これまで同様マイク・レノ(Vo)の張りのある歌声と、シンセサイザーを大々的にフィーチュアした明るく健康的なポップ・メタル路線を踏襲。前作の成功を受けてよりコマーシャルな方向に軌道修正を図ったっておかしくないところを、乾いた音色で歯切れ良くリフを刻むGの存在が際立つ、ハードさを増しグッとタイトに引き締まったサウンドを披露してくれているのですから頼もしいじゃないですか。軽過ぎず、さりとて硬過ぎず。この硬軟のバランス感覚は後続のLAメタル勢のお手本にもなったんじゃないでしょうか?
溌剌と躍動するOPナンバー①、シンセを生かしたミドル・テンポの②、からのお約束パワー・バラード③という、80年代売れるアルバムの黄金パターンを抜かりなく押さえた冒頭の流れで聴き手を掴むと、後は爽やかなヒット・シングル⑤、LOVERBOYの楽曲の中でもトップクラスで愛して止まない哀愁の名曲⑧を含む後半戦までイケイケどんどん。個人的には本作の方が『GET~』より聴き直した回数は多いくらいですよ。
「え?LOVERBOYって“それいけ!ウィークエンド”だけの一発屋じゃないの?」ってな失礼なことを抜かしてた輩(俺ですが)にガツンと一撃をカマす快作です。



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