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IV (2006年)
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IV
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解説 - IV
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ヤング・ラジオ ★★ (2006-11-01 23:33:00)

僕は彼らの熱狂的ファンであるが、正直この出来にはがっかりした。「らしさ」の力点をどこに置くか......によって、印象は随分変わるハズである。13年ぶりという時間の経過をあまり感じさせない点はある意味凄い........が、作風は3rdの延長線上でありキップのソロ路線でもある。
僕は1stや2ndの路線に戻して欲しかった。楽曲は暗く、印象に残りにくいナンバーも多い。これなら、今さら再始動する必要がホントにあるのだろうか.....。楽曲が弱い。




2. セッキージョーダン ★★ (2006-11-05 23:54:00)

私は結構好きです。
アダルトな雰囲気の洗練されたロックに、フックのあるメロディーと時に哀愁もあるメロディー(⑦なんかは)が合わさった、好盤だと思います。⑧なんかは実にWINGERっぽいイントロ。
1曲目のイントロからサビ直前までがなかなかに「WINGER」というバンドのイメージとは違うので「ん?」と思いましたが、その後は繰り返し聞くことでいい曲であることに気付くことが出来ました。
でも、ヤング・ラジオさんのおっしゃるとおり、確かに地味。




3. kanyuuu ★★ (2006-11-06 23:01:00)

いろんな所で言われていますが、「Pull」からの流れです。
13年もたったという感じはあまりしないですね。
『「Pull」から3年後の音源』と言われて納得してしまいそうな印象を持ちました。
大人のロックです。
レブのトーン、音選び、軽快に飛び交う凝ったリフに、
「ああ、WIngerの新譜聴いてるんだなぁ」
とちょっとした感慨にも耽りました。
かなりよく考えて作られてると思います。
「オッ」と思わせるアレンジのセンスも「らしい」です。
もともと内包していた玄人好みの部分を拡大した様な音楽性のため、
昔の様な華やかな位置には納まるかどうかは疑問ですが
再結成の理想的な姿の一つではないでしょうか。
もう少し耳を捉える「キャッチーさ」があれば。。という感じもしますが、
そうしないことを彼らは選択したのでしょう。
昔の感覚をもう少し取り戻すために、
ボーヒルにプロデュースさせても面白かったかもなぁ。
とちょっと思いました。




4. ヤング・ラジオ ★★ (2006-12-12 00:05:00)

細かく言えば現在が何度目の再始動になるのかわからないが、僕は何度かそのライブパフォーマンスを目撃している。正直、その中にはやる気が全く感じられないパフォーマンスもあった........。
今度の新作、僕がどれだけ待ちわびたか、キップに言ってやりたい........。また裏切ってくれたな...........というのが、僕の本音である。比較的最近のライブも見たが、またがっかりである.........。
こんな新作出すぐらいだったら、過去の未発表ナンバーやシングルB面曲で一枚のアルバムを作ってくれた方が、ファンにとってはよっぽどありがたい.......。うんざりである。




5. TOGO ★★ (2006-12-21 09:57:00)

昔の名残でアルバムを買おうとしたのだが、
レビューを見て買わなくてよかったよかった♪



6. THRAX ★★ (2007-01-06 14:57:00)

世間で最高傑作とされる1stよりも2nd、その2ndよりも3rdが好きな自分としては待ち望んでいた音に違いない仕上がり。
むしろ40過ぎてSeventeenやMiles Awayのような楽曲を書かれたらそれこそどん引きだ。
確かにダークで地味な雰囲気はあるけど、アップテンポのキャッチーな楽曲を挟むことでboreな印象を回避している。
なによりキャッチーな楽曲の上でロッド・モーゲンスタインのドラムを聞けるのが嬉しいし。(笑)
それでも、ポップにしろとは言わないが、もうちょっとキャッチーな要素を増やしてもいいのでは、と思うのも事実。
次作はもっとスゴイの期待してますよ。




7. kanyuuu ★★ (2007-03-11 17:19:00)

充実の作品。
メンバー間のマジックは変質せずにまだ存在してると思う。
以前の各アルバムにあった、突出した曲は無いように思うし地味ではあるが、
平均値でいったら曲のツブも過去のアルバム中一番そろっているのではないか?
今までのアルバムの系譜に加えても何ら遜色ない質感、完成度といえる。
いや、むしろ最高傑作と評価する人もいるだろう。実際、私もそう思いつつある。
いわゆる「スルメ盤」。
クセになるのでよく聴いています。




8. cygnusx1 ★★ (2007-05-21 23:46:00)

13年ブランクがあっても落胆させないでくれた



9. よびぃ ★★ (2008-04-03 19:10:00)

1st->2nd->3rd->本作と、正当な進化じゃないかな。と思う。
中途半端な昔の焼き直しを作ってもらっても困るし。



10. 馬鹿に一言 ★★ (2008-05-10 04:33:00)

何の文句も浮かばない最高の作品だと思う。過去のアルバムにしがみついてる輩が
評論家を気取ってかっこいい言葉を並べてそれらしく文句言ってるのが
バンドにとって相当な足かせになっているのを気付くべきだと思う。
アルバムを買う時に「あのバンドがまたあの音楽を!」と期待する方がおかしいと思うべきじゃないか?
ファーストから何10年もたってるのに。それはあなた方が成長しないでノスタルジーだけでアルバムを買ってとっくにバンドは進化してるのにあなた方が成長しないで進化が止まってると自分で宣言してるようなもんだ!
「今さら再始動する必要がホントにあるのだろうか.....。楽曲が弱い。」
など思い上ったただのバカのたわ言と思う。
バンドがノスタルジーを嫌ってるのがわからないのか?
再始動はお前に断らなきゃいけないのか?
自分はこれほどのものを作れるのか?
好きなら好き!!!嫌いならそれを過去にしがみつく様な評論じみた文章を得意げに並べず何故良くないのかをこの作品だけに限って論じろ!!!!
長くなったがこの作品は①②⑥⑦⑩⑪をはじめ1st・2ndの楽曲にまったく
捉われず3rdからの進化が手に取るように分かる作品だと思う。
棚の肥やしになってる方!もし時間が空いたらもう一回聞いてほしい!!WINGERと思わず聞いたら何か感じるかもしれないよ。



11. ポッポイくん ★★ (2009-01-30 18:32:00)

なかなか玄人なアルバムです。
1st~3rdになかったムードがあります。
キャッチーすぎず、マニアックすぎず、
とても聴きやすく仕上がっているのは
WINGERがWINGERたる所以でしょう。
個人的には「Rainbow in the rose」のような
プログレエッセンスの曲がほしかったですね~。



12. ずなきち ★★ (2009-02-13 22:00:00)

PULLからあんまり聴いてなかったWINGERだが、
中古でこれをみつけて買ってみたが、なかなかいける。
最初は、なんか暗いな~と思っていたら、徐々にキャッチーな
曲もおりまぜながら、まぁ全体としたら一応まとまっているのかな。




13. しょーじ ★★ (2009-08-10 10:57:00)

自分にとってのWINGERは楽曲の良さ、レブ・ビーチのリフセンスを
堪能するものであります。よってこのアルバムは傑作だと思います。
デビューから長年たっていますが、彼らのセンスはまったく色あせてなく、
健在でした。確かに50に手の届くオッサン達が「17」はないよね。



14. PULL ★★ (2010-01-18 01:06:00)

MR.BIGと一緒にツアーをやっていた頃からWINGER好きですが、1stと2ndの曲はベスト盤の選曲で済まします。「PULL」と「Ⅳ」はアルバムとして流れが良く今でも飽きずに聴いてます。特に「Ⅳ」は地味ですが名盤だと思います、歌メロも良いですしレブ・ビーチのギターセンスが最高です!



15. HUMANIMAL ★★ (2010-02-04 02:06:00)

「KARMA」の方が一聴してのインパクトは強いが
楽曲の質・深さはこちらのほうが上。
your great escapeのようなハードドライビングチューンから
on a day like todayのような感動バラードまで盛りだくさん,かつ質が高い



16. モトロック ★★★ (2015-06-29 22:58:57)

これ大好きです。これがWingerの本当の姿なんですよ。人それぞれ好みがあるので、押し付けはしませんが、ファースト、セカンドは音を加工しすぎていて全く好きじゃ無かったけど、Pull以降はガッツあるアメリカンHR/HMの好アルバムだと思います。前半の数曲が凄いカッコ良くて何度聴いても痺れます。



17. スーパーラスカル ★★★ (2015-12-26 11:08:46)

PULLを基本にしながらも初期2作のPOPさもあるサウンド。
これまであまりなかったアップテンポの曲もあるし批判する材料の見当たらない素晴らしい作品!



18. 失恋船長 ★★★ (2017-01-29 20:17:09)

個人的には実力派集団が売れる為のアイデアを持ちわせ結成されたバンドだと思っている。1stでは、そのアイデアを存分に反映させ売れっ子プロデューサー、ボー・ヒルの力も借り、洗練された極上のメロディックロックサウンドで多くのファンを獲得。ある意味、90年代に向けてアメリカンロックのあり方の一つを提示したバンドだと思っているのですが、その器用さが裏目に出たのか3枚目のアルバムで予想とは違う結果となり徐々に失速、シーンの新たなる潮流にも飲み込まれ解散。そして知らないうちに再結成を果たしていたのですが、今作は2006年と言う時代性を巧みに飲み込んだ大人のロックサウンドを披露。往年のヒット曲『Miles away』や『Seventeen』路線の華やかで即効性の高いロックサウンドとは違う方向性に舵を取っており、実に地に足のついたパフォーマンスで魅了、全編にわたりフックに富んだメロを歌うキップ節を堪能できる仕様にもなっていますが、手抜かりのない玄人好みのアレンジを張り巡らしたシリアスな曲調は、聴きこむほどに新しい発見もあり、実に奥深いポップロックアルバムを仕上げてきたなぁと感心しますね。
とくに⑤を初めて聴いたときはハードさと疾走感も上々に、こういう曲をやるバンドだったんだぁと驚いたものです。作風的にも古臭さは皆無、今聴いても遜色のない普遍的な音楽性は、紆余曲折を経て辿りついた等身大の姿として色あせる事無く光り輝いています。コマーシャル性を取り込みつつも緻密なアレンジが冴えわたる、緊張感溢れる作風故に、往年のシングルヒットが好みの人には辛いでしょうね。ハードな⑤、展開のある⑥、そしてシリアスなムードたっぷりのバラードタイプの⑦の流れはいつ聴いてもグッと引き寄せられますね。ヘヴィな⑨も、新生ウィンガーの魅力を雄弁に物語っていますよ。




19. 名無し ★★ (2018-08-07 17:00:05)

いいね。
なんかボロカス書いている奴がいるけど、聞かないともったいない。
WINGERに駄作なし。



20. cri0841 ★★★ (2021-04-03 20:38:08)

凄―く良い出来!WINGERの最高傑作!と書きたかったけど、じっくり耳を傾けながら
色々調べてオススメ文を書いてみる。

2006年発表の4th。前作より13年ぶりの復活。ポップメタルの権化だったのは昔の話。
非常に玄人好みのダークなアメリカン・ハードロックが展開される。
米兵を取り囲む天使達のジャケ絵は、マーベルコミックスで有名な漫画家さんの手によるもの。
海外に駐留する米兵を取り扱ったコンセプト・アルバムで、2曲目は米軍から表彰された程の名曲。
WINGER史上、最もプログレッシブな作品で、キップ・ウィンガーが本当にやりたかった音楽性がここで展開されている。
しかし、昔からのFANには本当に受け入れられなかったようだ・・・そりゃそうだろうな。1、2曲目でオールドファンは
脱落するでしょう・・・。暗過ぎや!単純に3rdの延長にある音楽性とも言えない。もっと踏み込んでいる。
甘さを極限まで削ぎ落としている。核が見えるほどに。こんな作品はなかなか無い。
俺は後追いだから先入観無しで、『これいいじゃん!』となったけど。
WHITE LIONの復活作にも拍手喝采を送ったけど、これも同等以上の素晴らしい作品!
昔と同じじゃ無くてもいいでしょう。
CDラックの肥やしになっている方は是非是非聴き返して再評価して欲しいものです。
キップ・ウィンガーの昔より衰えたヴォーカルも、シブイとさえ思えるよ。哀愁たっぷり。
こういう作品がいいなぁ、と思えるのはこちらも年を取ったからでしょうか?



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