非常にアレなジャケを見て、「B級メタル・バンドに違いない」と思って買いました。'93年発表の3rdアルバムらしいです。 中身に関してはそれほど期待せずに聴いたのですが、これが超強烈なJUDAS PRIEST系正統派メタルで、びっくりしちゃいました。 ヴォーカルのハイトーン・シャウトにしても、ギターの攻撃的かつ重厚なリフと切れのあるソロにしても、リズム隊の重々しい響きにしても、これはまさしく一級品。 ルックスだって悪くないし、なんでこんなバンドが無名でいたのかが分からないです。 お気に入りは気持ち良く疾走する(10)「PREYING WITH THE MANTIS」とミドル・テンポで威厳に満ちた(11)「LAST MAN STANDING」ですが、全曲素晴らしい。 これぞメタル。硬派でパワフルなヘヴィ・メタルが好きな人は買いです。