2013年6月3日、Matador Recordsよりリリースされた6thアルバム。
2008年のレディング&リーズ・フェスティバル出演の後、バンドは活動を小休止する。長年にわたる過度の働き過ぎによってJosh Hommeは体力の限界を超え、2010年に死の瀬戸際にまで至った。原因は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の感染によるもので、彼の免疫系は、極度のストレスのために病原菌と闘うことができなかった。そして、膝の治療のために手術を受けたが「医師たちが、のどに酸素チューブを入れ、血液中に酸素を注入しようとしたとき」彼は仮死状態に至った。医師らは、Joshを臨床死の状態から回復させるために最終的に心房細動除去器を使わなければならなかった。術後、医師に『あのとき、あなたを失ったを思った』と言われたという。その後、彼は3~4ヶ月もの間寝たきりになり、重いうつ状態に陥ってしまう。
「子どものときから、頭のなかにはいつも音楽が流れてた。しかし、目が覚めたとき、音楽は聞こえなくなり、そうした状態が2年間続いて、それが自分に大きな影響を及ぼした」
後に、Joshはこの体験を「人生で1番大変な3年間だった。何度も何度もつまづき、答えを出そうとしたが、少し自信を失っていた」「でも、この3年間の失敗は、いままで起きた中で最高の出来事だった。だって、落ちるとこまで落ちたら、上るしかないからね」「自分のこと、かわいそうに思っていた。誰かにつなぎ綱を切られたような感じだったよ。完全に迷子になっていた」などと回想している。
2012年11月6日、Josh Hommeは現在6枚目のアルバムを制作中であること、脱退したJoey Castilloに代わってDave Grohlがドラムで参加していることを明らかにした。また、Trent Reznorや元メンバーのNick Oliveriも制作に加わっている制作終盤にはドラマーとしてJon Theodore(元The Mars Volta)が参加し、そのままメンバーとなった。
アルバムはBillboard 200においてバンドにとって初となる全米1位を記録した。
Recorded:August 9, 2012 – March 9, 2013, Pink Duck Studios, Burbank, California Joe's House Of Compression
Producer:Josh Homme, Queens of the Stone Age, James Lavelle