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SHAKIN' STREET (2013年)
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SHAKIN' STREET
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解説 - SHAKIN' STREET
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1. 失恋船長 ★★★ (2020-04-01 18:22:02)

オリジナルは1980年、フランス産のHM/HRバンドの2枚目。今作にギタリストとしてアメリカ人のロス・ザ・ボスがどういう経緯で参加したのか興味がありますが、詳しいバイオはさっぱりわかりません。ちなみに今作、CBSから国内盤も出ているので、知っている人もいるでしょう。
女性シンガーのファビエンヌ・シャインがZEPのメンバーと知り合い、乳繰り合いの末に、本国フランスに戻りバンド結成に向かったのが結成の理由というゴシップもあるのだが、フレンチHM/HRを語る上では外せないグループとして目されており、歌詞も英詩なので、初期のフレンチハードサウンドの中では取っつきやすい部類ですね。
サウンドも割とポップでストレートに駆け抜ける曲が多く、欧州由来のマイナー調で泣かせるような展開は少ない。分かりやすいパンクな弾けっぷりと、グラムロックに通ずるようなヌルっとしたキャッチーさや、柔らかい感触も多くあり、ロス・ザ・ボスがいるんだからごっついのやってるんだろうと思うと肩透かしを喰らうだろう。
どこかコケティッシュな魅力を振りまく女性シンガーの存在感と玉石混交な音楽性がマッチしているので、路線は大いに支持できるだろう。ヘヴィメタルの様式なマナーに拘る方には、チョイと食い足りない面はあれど、サンディ・パールマンがプロデュースしているんだからと納得できる作り込みではある。そうか、だからロスが参加しているのかと納得もできましたね。



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