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DICTATORS CIRCUS -A DEFORMED BUD- (2005年)
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DICTATORS CIRCUS -A DEFORMED BUD-
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解説 - DICTATORS CIRCUS -A DEFORMED BUD-
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2005-06-09 22:35:00)

シングル「クリア・スカイ」から「MYCLOUD」までのC/W曲を集めた変則ベストアルバム。
2枚組で21曲で、普通のCD一枚と変わらない良心的なアルバムです。
シングルを持っていない人はこの機会に是非購入をお勧めします。
個人的な意見ですが、「キャッチーさ」もしくは「奇抜さ」を前面に出したシングルA面曲に
比べると、Pierrotはカップリングでは伸び伸びと作品を作っているように感じられます。
中絶をテーマに歌った泣きメロが印象的な「MOTHER scene Ⅱ」、明らかにアルバムに入れると
歌詞的にも構成的にも浮きそうな「Labyrinth」、過去の作品のリメイクである「*自主規制」
個人的な苦悩が滲み出してくる「THE DREAM WHICH WARPED」など、コンセプト的にアルバムに
収録はされなくても、A面曲と何ら遜色無い…どころか聴き手によってはそれ以上にもなる
名曲が入っており、オリジナルアルバム以外にも手元に置いておきたいCDになっていると思います。
個人的には「LANDSCAPE」「パウダースノウ」の2曲を特に推奨。
前者はイントロから繰り出される奇怪なノリのリフに耳が釘付けにされ、後者はアルバム版より
バンド然としたアレンジで、より聴きやすくそしてかっこいい仕上がりになっているように思います。
このアルバム、曲順は完全に時系列順に並べただけの様ですが、「蜘蛛の意図」の実験室に
いるかのようなイントロで始まり、「THE DREAM WHICH WARPED」の聴き手に疑問符を
残したままで終わるアウトロで締める構成が出来ているのが面白いです。
まぁ、2曲目に大作バラードが来ちゃったりするのはご愛嬌ってことで(笑)



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