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Injection (1989年)
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Injection
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解説 - Injection
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. m.c.A.K. ★★ (2003-12-08 11:42:00)

元TREATのドラマー、マッツ・ダルトン・ダルバリーが結成したDALTONの2ndアルバム(89年)。方向性の違いからTREATを脱退したらしいけど、サウンド的にはそのTREATやEUROPEあたりに近い。とは言え同時期の彼等の作品と比べると演奏・サウンドプロダクションともに稚拙さが目立つ。コーラスハーモニーやKeyの音色なんかいかにも80年代って感じで、あの頃の北欧メタル好きには胸に迫るものがあるんじゃないでしょうか?
スウェーデン国内ではかなり期待されていて人気もあったようで、1stアルバムには何とマイケル・ボルトンやボン・ジョヴィから曲を提供されています。




2. MACHINE HEART ★★ (2009-09-10 00:08:00)

この手の音楽は割と音楽スタイルが限られているというか、「~っぽい」という表現がよく使われがちですが、このアルバムも例に洩れずとびぬけて個性的というわけではないです。
ただKeyをフィーチャーしたハードポップとしてはなかなか良い曲が揃っています。
TREATと比べるとこちらの方が北欧色が薄く、BON JOVI等のアメリカンテイストが強い作風なので取っ付きやすい。
1st同様メジャー(EMI)から出たアルバムゆえに現在は入手困難ですが、これは良い掘り出し物。




3. 失恋船長 ★★★ (2024-12-18 16:25:23)

懐かしきドンシャリサウンドに、なんだか恥ずかしい気分を味わいますが、これがこの時代のメジャーロックサウンドです。適度にハードでブルージーな味わいも乗せて、北欧風のクリアーなクリスタルサウンドを披露。その煌びやかなキャッチーさと、少々力みすぎだが、シンガーのボー・リンドマークによるジョーイ・テンペスト、タンスを担ぐ(by大川栄策)ばりの力入りすぎに、苦笑いも出るのだが、とにかくゴージャスな空気感と、この時代ならではのキラキラなサウンドに、懐かしさを覚えますね。

④みたいな曲は狙いすぎのやり過ぎ感マックスで賛否も分かれるだろうが、メロデス大国になる前のスカンジナビアロックの真髄を、ここから感じ取って欲しいですね。売れ線サウンドなれど、扇情的なスウィートメロディ、そして夜空に輝く天翔る星達、このファンタジックなオーロラサウンドに、お国柄を感じます。

久しぶりに聴きましたが、やはり少々too muchなんですよね。これがガンズブームを呼び込む前触れでもあるのだろう。ワタクシも、この時代直撃世代ですから、世の中に充満しつつある、メタルバブルに辟易としていた時代を知っています。だからこそ、スリーコードでいい、小難しい事も売れそうな方程式を当てはめた曲とは一線を画す音楽が求められたのでしょうんね。

でもこうして、30年以上前の作品を感嘆に聴ける若い人たちが羨ましい。あの時代の思いっきり吸い込んで欲しい。老いも若いも楽しめる、80年代ならではの硬軟交えたハードサウンドを楽しめるでしょう。



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