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80年代
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P
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イベリア
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メロスピ/クサメタル
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叙情/哀愁
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正統派
PANZER
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PANZER(SPAIN)
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Sábado negro
(火薬バカ一代)
Galones de plástico
/ Sálvese quien pueda
(失恋船長)
Agárrate
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Sálvese quien pueda
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Caballeros de sangre
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Toca madera
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Sábado negro
PANZERが解散前の’87年に発表した、マドリードのレガネス劇場で収録された実況録音盤。ハッキリ言って音質はかなり悪い。最新技術でレコーディングされた昨今のライブ盤と比べたら月とスッポン、もしくはSHM-CDと西新宿で購入したブート盤ぐらいの差がありますが、しかし、そんなこたぁどーでもよくなるぐらい内容が素晴らしいんですよ、これが。
堂の入った客あしらいと、終始パワーの落ちない巻き舌バリバリの熱唱で会場のボルテージをMAXまで引き上げるVo、火を噴くような速弾きから濃厚な泣きのソロまでこなすG、ソロ・タイムでも観客をノせることを怠らないリズム隊とが、熱気に満ちたパフォーマンスで畳み掛ける正統派HMナンバーの数々。そして何より1曲目から最終曲に至るまで、歌って歌って歌いまくってバンドを強力にサポートする観客(野郎率100%)の存在が、本作を特別印象深い物にしてくれています。
「スペインのHMファンは兎に角よく歌う」ってのは広く知られており、事実本作でも、時にPANZER側のコーラスを掻き消さんばかりの大合唱が炸裂。こんだけお客さんが歌ってくれたらバンドだって勢い付きますし、それがまた一層観客を盛り上げるという好循環。前説で焦らされた熱狂が爆発する②やバンドのテーマ曲③、本編ラストを盛り上げる⑪辺りなんて、ステージの上も下もテンションが相当おかしなことになってますよ。
スペインのHMファンの熱さ、同国におけるPANZER人気の高さ、あとPANZERが優れたHMナンバーを山ほど生み出して来た事実を知るのに打ってつけの1枚。PANZERがスペイン語だと「パンツェール」と発音することも本作で初めて知りましたね。
火薬バカ一代
★★★
(2017-02-20 23:22:34)
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Galones de plástico
/ Sálvese quien pueda
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唄声も音質も軽いのが残念
でもLIVEではさぞ迫力があるんだろうなと思わせる気合いの入った一曲
シャープに切れ込んでくるツインリードもカッコいい
確かにリズム隊もアグレッシブな曲調を支えていますね
失恋船長
★★★
(2016-03-18 14:58:09)
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Agárrate
/ Sálvese quien pueda
→YouTubeで試聴
スパニッシュな情熱的プレイとクサクサのメロディに咽び泣きます
今アルバムのリーダートラックと言っても差し支えのない出来栄えですね
失恋船長
★★★
(2016-03-18 14:55:12)
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Sálvese quien pueda
キーボードが脱退、ツインギター編成に変更、そのメンバーチェンジが音楽性に反映されたのか前作よりのハードでソリッドな要素が増量、より逞しい音楽性へと路線変更。くっさくさ哀愁のメロディが泣かせるシャープな疾走ナンバー②など顕著にその方向性が示されているでしょう。NWOBHM勢の影響下も大な新たなる音楽性、今後も度重なるメンバーチェンジと音楽性のプチリニューアルを行い、今一つ腰の座りが悪いバンドだなぁと思うのですが、悪い方向に傾いているのではななく良い方向性に進んでいるので時系列で聴くと、当時のメタルシーンの遍歴が分かるような気がするので面白いですよ。
失恋船長
★★★
(2016-03-18 14:53:55)
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Caballeros de sangre
叙情派路線の初期作風とプリーストよろしくな前作の方向性を上手く掛け合わせた4th。またメンバーチェンジが行われる腰の据わりの悪さはありますが、哀愁度とキャッチネスさを感じさせる扇情的なメロディとメタリックなサウンドメイクは聴き応えたっぷり、泣かせつつも甘口にならない熱の籠ったプレイの数々にグッと惹き寄せられましたね。NWOBHMに通ずる攻撃的な面とシンプルな構成故に打ち出される分かり易さの黄金比、③みたいな曲を聴かされるとニヤニヤとさせられますね。彼らの集大成にてラスト作となったのは残念ですが、80年代型HM/HRの美点が詰まった力作に変わりはありませんよ。でもクサレマニアご用達ですけどね。メジャー級の作風に親しんでいる方にはチョイと敷居が高いような気がします。でもこのクセがたまりませんね。
失恋船長
★★★
(2016-03-18 14:45:03)
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Toca madera
時代は1985年、その時代背景を巧みに取り込んだ意欲作。JP譲りのシャープな切れ味をそのままに情熱的な響きはお国柄の成せる技、随所で聴ける哀愁度の高いギターのフレーズなど、まさにこのバンドならではの味わいでしょう。オーソドックス極まりない作風に終始し個性不足は否めませんが、この時代ならではの実直な音楽性とスパニッシュな血が騒ぐ熱の籠ったプレイの数々は大いに惹きつけるものがあるでしょう。
失恋船長
★★★
(2016-03-18 14:33:01)
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Al pie del cañón
スペインはマドリードを拠点とする5人組による記念すべき1st。CD化されたとは言えショボイ音に萎えそうになりますが、NWOBHMの風を浴びつつもオーソドックスなHM/HRナンバーを披露。スペイン語の語感が醸し出す情熱的な響きと哀愁のメロディが聴け、ムーグ等を駆使する鍵盤プレイも随分と楽曲に彩りを与える古典的なスタイルの楽曲に思いを馳せるマニアには懐かしさがこみ上げてくるでしょうかね。時期的にも同時期シーンを支え合っていたBARON ROJOあたりが好きな方なら楽しめるでしょう。ハードなブギーと、シャッフルビート、そこに絡む哀愁と熱情に南米を血を感じますね。
失恋船長
★★
(2016-03-12 14:11:08)
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Caballeros de sangre
PANZERのラスト作となった’86年発表の4thアルバム。(正確には、この後ライブ盤を1枚残して解散)
当人たちに「これが最後の作品」との意識があったのかどうかは知る由もありませんが、クッサクサのスパニッシュ・メタル路線だった初期作、JUDAS PRIEST型HM路線に大きく振れた3rdを踏まえ、へヴィ・メタリックなエッジの鋭さや疾走感は保ちつつ、スペイン産らしい濃い口の哀メロ/泣きメロを改めて増強、更に一緒に歌いたくなる(ライブ映えする)キャッチネスまで加味された本作は、これまでの集大成的サウンドに仕上がっていると言えます。アートワークのセンスは1stの頃に逆戻りしてますけどね。
特に5分のランニング・タイムの中に、胸を打つメロディ、ドラマティックな曲展開、タイトな演奏力、そして初期の頃から各段にレベルアップしたVoの熱い歌唱とがぎゅぎゅっとパッケージされた④は、PANZER屈指の名曲の一つ。
悩みの種だったギタリストの座の不安定さは解消されておらず、今回も当然のようにメンバー・チェンジが発生していますが、幸いなことに若き新G、ホセ・アントニオ・カサールは前任者に一歩も引けを取らないテクニックとメロディ・センスを誇る逸材。その彼の才能が如何なく発揮された名曲⑧を手始めに、充実の楽曲が顔を揃える本作は、スペイン戦車軍団の終焉を謳い上げるのに相応しい1枚だったと言えるのではないでしょうか。結果的に。
PANZER入門盤としてもお薦め。
火薬バカ一代
★★★
(2016-03-11 23:11:58)
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Toca madera
前作『SALVESE DE PLASTICO』発表後にGコンビが脱退。その後任にヘスス・ディアズ(G)一人を加えた4人組で制作されている、'85年発表の3rdアルバム。
シングルG編成になったことで、作風が多少なりともソフトな方向へ変化するかと思いきや、のっけからカマされる重厚なGリフが物語る通り、寧ろその音楽性は一層ハード&へヴィ路線に傾斜。DEEP PURPLE/RAINBOWテイストが後退した代わりに、JUDAS PRIESTを始めとする新世代(当時)バンドからの影響を全面に打ち出すようになった本編は、ビルドアップされたプロダクションと併せて、完全にHM路線へとシフト完了。実際、レコーディングがMEDITERRANEO STUDIOで行われていたり、メロイック・サイン掲げてジャケットに収まる老婆がロブ・ハルフォードのコスプレ姿だったりと、JUDAS PRIESTに対する憧憬は本作にどっかと根を下ろしていますよ。
相変わらず、大阪のオッサンばりのコテコテ感を醸し出すシンガーの熱唱と、シャープ且つ劇的に切り込むセンスフルなG、そしてタイトなリズム隊によりクリエイトされる楽曲は、ホットな疾走ナンバー②③、洗練も感じさせる哀愁のバラード⑤、勇まし気な⑥、重厚にして雄々しい⑧、バンドの演奏巧者ぶりを表すスリリングなインスト曲⑨…と、海外ではPANZERの最高傑作扱いされているのも納得のクオリティ。
初めて聴いた時は、思わずコブシが回ってしまう泣きが薄まった点に少々の物足りなさを覚えたりもしたものですが、今となっては些細なことだったなと。
火薬バカ一代
★★★
(2016-03-09 22:05:29)
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Junto a ti
/ Sálvese quien pueda
→YouTubeで試聴
コッテコテでクッサクサな哀愁を撒き散らす
「これぞスパニッシュ・メタル」なバラード
・・・って、言ってることが他の曲と一緒ですな。
こういう曲調には巻き舌バリバリな
スペイン語の発音が非常にマッチします。
火薬バカ一代
★★★
(2016-03-08 22:45:51)
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Sálvese quien pueda
PANZERを名乗るバンドは欧州から南米まで幅広く分布していますが、こちらはスペインの5人組で、本作は'83年発表の彼らの2ndアルバム。
Key奏者を擁し、DEEP PURPLE/RAINBOW影響下のHRを聴かせてくれていたような気がするデビュー作(CD棚を漁るも発見出来ず。持っていた筈なんだけど…)に比べると、Key奏者が脱退してツインG体制へと移行した本作は、基本的な音楽性はそのままに、NWOBHMの盛り上がりに歩調を合わせ、グッとハードネスを高めた仕上がりに。
しょっぱい音質と、不安点なシンガーの歌唱、あとスペイン語の耳慣れない発音とが相俟って、初めて聴いた当時は「垢抜けねぇ田舎メタルだな」との感想を持ったものですが、慣れてしまうと逆にこれが旨みに変わります。巻き舌シンガーが熱唱する、コブシの効いたメロディのクサさ、そして威勢のいいツインGをフィーチュアしてハジける収録楽曲の暑苦しさには、いやが上にもメタル魂を掻き立てられるってもんです。
「いや。クサくて暑いって、それ普通に最悪じゃん」と思う向きもありましょうが、取り敢えずは黙って、哀愁を伴い疾走する「スパニッシュ・メタル果汁100%!」の②、濃厚な泣きを発散する⑤、堅牢なリズム隊の存在も光る⑥、三連のリズムで突き進む勇ましい⑧といった名曲を一度聴いてみてくれと。それでも同じことを言えるなら…なんか、すいません。
そんなわけで他人に全力で薦めるのは憚られますが、個人的に好きであることを公言するのに躊躇はない1枚。ちなみにPANZERのカタログでは本作が一番売れたのだとか。
火薬バカ一代
★★★
(2016-03-07 22:14:19)
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