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INDIGO DYING | INSIDE OUT (2012年)
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INDIGO DYING | INSIDE OUT
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解説 - INDIGO DYING | INSIDE OUT
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2024-02-15 23:23:55)

FRONTIERS RECORDSが、南米はチリ出身の女性シンガー、ギサ・ヴァッキー(松任谷由実のアルバムにもバック・ボーカルとして参加したことがあるのだとか)を売り出すべく立ち上げたプロジェクトINDIGO DYINGの1stアルバム。’07年発表。
目論み通りの大ヒットとはいかなかったようで、残念ながらプロジェクトが残したのは本作1枚きりながら、プロデュースをファブリツィオ・V・グロッシが担当、ゲストVoにマイケル・キスク&マーク・ボールズを招き、トミー・デナンダーやジョン・マカルーソといった面々が背後を固める等、手厚いバックアップ体制が敷かれているだけあって完成度は上々。披露されているのは当然80年代風味満点のメロハー…かと思いきや、意外にも仄かにゴシック・メタルのエッセンスもまぶされたモダンなメロディック・ロック・サウンドで、そもそも収録曲は書下ろしの新曲ではなく、オルタナからポップ系まで、気鋭のアーティスト達の既発曲のカヴァーが主体という若干変則的な構成となっています。
とはいえそこはFRONTIERS RECORDS作品。ハードめのアレンジと、フックに富む哀愁のメロディに彩られた楽曲はジャンルの垣根を越えて胸に迫ってくる仕上がりですし、⑥⑩におけるマイケルやマークに対しても一歩も引かないギサ嬢のパワフルな歌いっぷりからは、豊富なキャリアに裏打ちされたヒロインたる輝きも十分。特に物悲しいピアノとヘヴィな演奏に、愁いに満ちた歌唱が乗っかった④はこのプロジェクトの魅力が凝縮された名曲ですよ。(露骨にEVANESCENCEしてる点はご愛敬)
今からでも遅くないので第2弾アルバム作りません?その時はオリジナル曲で勝負ヨロシク。



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