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Talk of the Devil (2002年)
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Talk of the Devil
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解説 - Talk of the Devil
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2011-12-30 00:46:11)

ベルギーのスタジオで初の国外レコーディングを行い、英詞での曲作りにもチャレンジ、BLACK SABBATHのカヴァー曲を収録するなど欧米市場を意識して制作され、ソ連邦崩壊目前の'91年にリリースされた3rdアルバム。
ローパジェットのプロダクションに、巻き舌で歌うVoが漂わせる独特の哀愁etc・・・といった共産圏特有のクセやクサみが薄まった本作は、不吉な雰囲気漂うイントロ①を引き裂いてスタートする②から早くも、バキバキにビルドアップされた音像のもとリフ&リズムがマッシヴに刻まれる。これまでメロディアスに歌っていたミカエル・サリチェフもシャウト主体のVoスタイルに変貌を遂げ(てっきりフロントマンが交代したのかと思いましたよ)、より普遍的なスラッシュ・スタイルへの方向転換が図られているのが最大の特徴。
勇壮さと哀愁が同居したロシア語の歌唱と、硬質なスラッシュ・サウンドのミスマッチの旨みが失われてしまったのは残念ですが、勿論、随所に彼ららしさは息衝いており、中でもグレゴリアン聖歌風の厳粛なイントロが付けられた④、本編中最もパワー・メタリックな⑧、それにBLACK SABBATHの“PARANOID”を正統派HMテイストたっぷりにリアレンジした秀逸なカヴァー⑪辺りは、このバンドならではの個性と新味が化学反応を起こした大変素晴しい出来栄え。
「前2作は甘っちょろくて聴けねぇ」という欧米志向のスラッシャーにもお薦めできる、立派に世界レベルのクオリティを誇る1枚。




2. 失恋船長 ★★★ (2021-12-27 13:38:12)

ロシアンスラッシャーの草分け的存在と言われている彼らが遂に英詩に挑戦、ペレストロイカ万歳という影響もあるのかワールドワイドな展開を視野に入れての今作と言うことなのだろう。そういう意味で癖の強いロシアンメロディは減退したが世界基準に焦点を絞ったスタイルに無理無駄はなく徹底的に絞り上げたタイトなリズムプレイとザク切りリフワークは心地よく耳を刺激、切迫感のあるリズムが体中を駆け抜けアドレナリンを分泌、軽快感すら漂うバッキバキのゴッキゴキなやつはご機嫌ですよ。
紆余曲折を経て現在も活動する古参ロシアンメタルバンドの一つとして知られる彼ら、○○からの影響を垂れ流すだけではない個性とアイデア、決定的な出路の違いが音楽性に反映、星条旗に火を放ち広大なロシアの大地から世の中を見下ろしているような大胆不敵な野心に満ちあふれている。



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