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ROUGH JUSTICE (1984年)
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ROUGH JUSTICE
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解説 - ROUGH JUSTICE
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2016-04-20 23:40:16)

プロデューサーは売れっ子クリス・タンガリーディス、ゲストKey奏者にMAGNUMのリチャード・ベイリーを招聘してレコーディング、’83年にポリドールUKより発表された2ndアルバム。
1曲ずつ取り上げてどうこう評価するよりも、頭空っぽにして楽しんだもん勝ちの王道ハードブギーが炸裂していたデビュー作に比べると、本作は冒頭で述べた制作体制の成果か、収録各曲のキャラ立ちが明瞭化。併せてメロディ/曲展開のドラマ性も底上げが図られており、「ブギーはちょっと…」ってなHR/HMファンにも取っ付き易い仕上がりになっているじゃないでしょうか。飽くまで前作比での話ですけど。
無論、タイトな演奏に乗せ、小気味良く繰り出されるサウンドは、タテノリのリフ&リズムから親しみやすいメロディまで、体が勝手に動き出すゴキゲンなエキサイトメントとキャッチネスをキープ・オン・ブギウギ。しかめっ面も笑顔に変えるノリノリの疾走ナンバー①、キャッチーな③、MANOWARばりに大仰なイントロを有する⑥といった楽曲の「みんなが笑ってる」「お日様も笑ってる」「るーるるるっるー」なハジけ具合は彼らの真骨頂。
加えて今回は、哀愁のバラード⑦や、エンディングでツインGが泣きまくる⑨等を聴けば分かる通り、英国産HMならではの湿り気やドラマ性もアクセントとして機能していて、中でも軽快な曲調の中に仄かな愁いが塗された④は、本編のハイライトとして特筆したい名曲っぷりですよ。
今では国内盤も入手可能ですし、SPIDER入門盤にもお薦めする次第。



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