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THE PATH OF LIBERATION FROM LIFE AND DEATH
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THE PATH OF LIBERATION FROM LIFE AND DEATH
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解説 - THE PATH OF LIBERATION FROM LIFE AND DEATH
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2016-05-18 12:56:28)

2011年発表の12th。

最近は落ち着いてきつつあるものの、このバンドは年にフルアルバムだけで2~3枚の他大量のEPやスプリット、デモなどもリリースしていて、まずどれを買ったら良いか分からないので取り合えずたまたま中古で安価で売られていたこのアルバムをチョイス。正直リリースが多いというのも良し悪しですよね…。

聴いてみた感じは、良い意味で悪趣味かつプログレッシブ・アヴァンギャルドなブラック。妙なタイミングでのストップ&ゴーなど、引っ掛かりのあるリズムを軸に、奇矯なメロディのトレモロリフを流し込んでくる音で、アトモスフェリック系に分類される中ではかなり実体的な音。展開に目まぐるしさや訳の分からなさがあり、正体を掴ませない感じがあるのでそうカテゴライズされるのかもしれませんね。

楽曲によってはテルミンが使用されていたり、ヴォーカルも絶叫だけでなく、精神を追い詰めるような呻き声を出していたりなど、ひたすらにサイケデリック/サイコさとダークさの両立された音を追及している感じ。結構トレモロを前に出してくるので聴きづらさはあまり感じませんが…アルバムを聴いている間中常に精神を炙られ続けるような、捻じ曲がった感性は全編で貫かれてますね。

まだこれしか聴いていませんが、かなり独特で病んだ世界観を持ったバンド。これで大量リリースというのだから…作っている方の精神がおかしくならないか心配なバンドです(笑)。



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