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ANIMAL GRACE (1984年)
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ANIMAL GRACE
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解説 - ANIMAL GRACE
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2017-03-05 08:04:14)

キャッチーな楽曲と、花火やライティングを用いた派手なライブ・パフォーマンスが話題を呼び、本国カナダはもとより米英でも人気を博したAPRIL WINE。’80年にはドニントンで開催された第1回MONSTERS OF ROCKに、RAINBOW、JUDAS PRIEST、SCORPIONS、SAXON、RIOT、TOUCHと共に出場も果たしている彼らが、‘84年に発表した通算11枚目のスタジオ・アルバム(バンドはこれを最後に一旦解散)。
邦題は『野獣の叫び』。今度こそギンギンにロックなサウンドを聴かせてくれるのでは…との期待が弥が上にも高まりましたが、盤をセットして再生ボタンを押すと流れ出すのは、リバーブを効かせニューウェーブ風の音作りが成されたOPナンバー①。アルバム自体も、MTVの援護射撃を受けてHR/HM人気がメジャー・シーンへと浮上し始めたことを意識したかの如く、荒々しいエッジや熱量は控えめに、その分キャッチーなメロディと磨き込まれたお洒落なアレンジを強調した仕上がりに。
そういう作品だと割り切ってしまえば、これはこれで非常に高品質なんですけどね。特にアルバム表題曲①を皮切りに、身体を揺らすグルーヴが心地良い②、哀メロのフックの効きっぷりから本編のハイライト・ナンバーに推させて頂く③…といった具合に、洗練された哀愁のポップ・チューンが連続する頭3曲の流れにはうっとりさせられますよ。
一応トリプルGを活かした④、ライブ映えしそうな⑤みたいな楽曲もありますが、本作に限って言えばAOR/産業ロック作品を楽しむつもりで付き合うことを推奨する1枚かと。



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