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TOO HOT FOR LOVE (1987年)
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TOO HOT FOR LOVE
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解説 - TOO HOT FOR LOVE
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1. 失恋船長 ★★★ (2016-08-06 18:27:28)

ソロシンガーとしてキャリアのあるジミー・マーティンを新たなるシンガーに迎え入れ1987年にリリースされた3r。メタリックなツインリードに重きを置いたスタイルからよりコマーシャル性を高めたバンドサウンドへとシフトチェンジに、その魅力は日本万歳な②などに現れますが(日本と中国がゴッチャになったような雰囲気の曲)、質感こそ若干変わったものの、ジミー・マーティン加入と方向性は見事に合致、③⑤のような初期のガッツ溢れるメタル魂を内包した曲も用意しており、バランス感覚に優れたメロディ派のHM/HRマニアにはたまらない内容を誇っているでしょう(このクオリティはMausoleum Recordでは手に負えんなぁ)フックに富んだメロディを歌い上げるジミー・マーティンの加入は前作でも本当はこういう流れで行きたかったんじゃないかなぁと推察出来る程、バンドどしては過去最高の仕上がりを感じさせ、適任をみつけたなぁと思うのですが、次作はよりメインストリームに寄せたポップロックを展開しており、今作とはまた違った魅力を発散しています。ジミー・マーティンのキャリアにおいてもっともハードなスタイルの作品ですが、違和感なく溶け込み、メタリックなバンドサウンドにマイルドな魅力を中和させていますね。そしてジャン、アランのツインギターコンビは益々の冴えを魅せバンドの魅力を一段も二段も上げる事に成功しております、攻撃性と扇情的なフレーズを共存させオリジナルティを確立しようとした姿は素晴らしいですね。上手い歌と普遍の魅力溢れる王道メロディックHM/HRサウンドがメタル不毛の地と揶揄させるフランスから生まれていたとは驚きです。弱小流通でなけでばもっと認知されたバンドなんでしょう。無念じゃ。


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