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Hell Can Wait / Roadhouse
エモーショナルに響き渡るピート・ウィリスのGと
ポール・ジャクソンのVoにうっとり聞き惚れてしまう抒情バラード。
当時シングル・カットもされていて、UKチャートでは
TOP10に食い込むヒットとなっています。(最高第9位)

火薬バカ一代 ★★★ (2019-08-29 23:13:38)


Time / Roadhouse
PVも作られているミッド・チューン。
雄大なスケールと哀愁のメロディに彩られた曲調、
楽曲が持つ透明感を引き立てるピートのGプレイと
Voの歌声が実に心地良い。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-08-29 23:08:52)


Roadhouse

アルコール依存症の悪化と、「よりハードなサウンドへ進むべき」との主張がコマーシャル志向を固めていた他メンバーとの意見の対立を招き、結果3rd『PYROMANIA』(’86年)レコーディング途中でDEF LEPPARDから追い出されてしまったピート・ウィリス(G)。その彼が、自身がリーダーを務めるバンドとして立ち上げたROADHOUSEが’91年に発表した最初で最後のフル・アルバムがこれ。
味もそっけもない本作のジャケットを一目見て「期待できそうもねぇ」とか思ってしまいましたが、ところがどっこい。ゆったりとシンプルでノリ易いリズムの上を、ピートが奏でる透明感を湛えた哀愁のメロディと、空間の広がりを感じさせる爽快なボーカル・ハーモニーが華麗に舞うHRサウンドは、否が応にもDEF LEPPARDを意識させつつ、本家にも決して引けを取らないポテンシャルを提示。己の早合点を大いに反省した次第です。
バンドが本格的な成功を掴む前に追い出されてしまったため過小評価されがちなピート・ウィリスなれど、雄大な哀メロ・ナンバー②と、ポール・ジャクソンのエモーショナルなVoが心地よいバラード⑥というPVも作られた2曲、あるいは涼し気に駆け抜けていく⑧、ラストを重厚且つダイナミックに〆る⑩といった秀逸な楽曲の数々を聴くにつけ、大ヒット曲“PHOTOGRAPH”を始め、LEPS初期の名曲作りに関与してきたこのギタリスト/ソングライターの実力を見くびっちゃあいけませんな、と。自戒を込めて。
'91年というシーンの転換点でリリースされてしまったことが不幸な1枚。それにしても廃盤のままほったらかしというのは納得がいかないなぁ。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-08-28 00:45:34)


Roadhouse

デフ・レパードの『High 'n' Dry』までリードギターとして参加していたピート・ウィリスと同じくドラマーとして1978~1979年までドラムを叩いていたフランク・ヌーンらが中心となり結成されたバンドの1st。参加しているメンバーのバックボーンをそのままに、大成功を収め多くのフォロワーを生んだデフ・レパード風サウンドを披露。その嫌みのない洗練されたポピュリズム溢れる音楽性の質は高く、同じ釜の飯を食った仲なんだからと言わんばかりの模倣を通り越したスタンスでガッツリとやっております。マイルドでエッジに欠けた音楽故にハードなモノを好む方には少々手ぬるく感じるでしょうが歌モノ及び英国風ポップロックが好きな方なら大いに楽しんでもらえるでしょう。スリルは無いが安心して聴けるしね、やっぱり耳に残るメロと壮麗なコーラスワークはベタだけど良いです。ギターもツボを押さえているわ職人肌だね。個人的にも夏場のドライブにピッタリのアルバムとして年に1回は聴いていますね。

失恋船長 ★★★ (2016-08-20 13:05:51)