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1. 失恋船長 ★★★ (2018-05-10 14:01:02)

デビューからコンスタントにアルバムをリリースしてきたカナディアンメロディックHM/HRバンドWRABITによるラスト作にて勝負の3枚目。一年毎に作品を出しているのですが、どれも良質な作品ばかり、その尽きる事のないセンスと創作意欲に頭が下がるのですが、結局商業ベースで成功することなく解散へと向かう事に。
彼らのカタログは1stが正規品として1993年にCD化されたのみ、その流通の脆弱さが知名度の低さに繋がっているのだが、メロディ派を自負する方なら間違いなくチェックして欲しいバンドです。
特に今作では今までの集大成とも言える幅広い音楽性を披露、躍動感の溢れるロックなリズムをキープしつつ、軽やかなポップセンスを際立させる事に成功。そんな甘口な楽曲群の中にもパープル風味のあるSing Boyのような、このバンドらしいハードサウンドを用意したりと、一切の手抜かりなどない楽曲が目白押し、キーボードのフィーチャー具合も上々に、絶妙なバランス感覚で一気に聴かせてくれます。
随所に施される哀愁のメロディと爽快感、でも泣かせる扇情的なフレージングの旨味、コテコテのクサクサにならないのはカナダのバンドだからだろう。一本筋の通った音楽性を貫いてきたバンドの強みを強烈に感じます。

透明感のある歌声だが力強さも完備したルー・ナデーの歌声も、職人肌のギタリスト、ジョン・アルバーニのコンビネーションも抜群だっただけに、今作を残して解散した事が悔やまれます。今もって正規品の再発がない幻のバンドWRABIT。一部のマニアだけが知るバンドで終わって欲しくない実力派ですよ。




2. ひょうすべ ★★ (2023-01-24 07:36:16)

1983年の3rd

今回の再発で初めて3枚目が出ているのを知った。
①~⑦では、変わらないWRABIT節が聴ける。
デビュー前からストックのあった曲を3枚に分けて出した感じだ。
(売れていたら、3部作とか言われちゃったんだよね。きっと)

で・・・・。

今までと趣向が違うのが、後半⑧⑨⑩。
アーバンな大人の雰囲気を持つAOR風(というかモロAORだね)の楽曲が続く。
特に⑨を聴いた時には、AIR SUPPLYが聴きたくなっちゃった。

⑩はアップテンポな曲だが、ホーンを導入してPOPなサウンド。
HR/HMの範囲がむちゃくちゃ甘い私ですら、「これはHR/HMではない!」と言えるほど。

この路線に振り切って、もう1枚聴きたかったな~ と思っちゃった。


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