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VIRUS (2008年)
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1. 失恋船長 ★★★ (2016-08-27 14:24:29)

W.A.S.Pのオリジナルメンバーとして知られるランディ・パイパーがアニマルという名前まで拝借して活動する、自身が率いるバンドの3rd。プチW.A.S.Pブームが個人的に舞い降りた時期に、この作品に出合ったのですが、これが想像以上のクオリティを保持しており、往年のW.A.S.Pを彷彿とさせるポップフィーリングを携えたパワフルなアメリカンHM/HRを披露、そこに欧州テイストのあるメロディをねじ込む、あの手法を実践しており、まさにW.A.S.Pの分家としては申し分ないサウンドを聴かせてくれました(歌い手もブラッキー似)。完全に往年のスタイルを現代に呼び戻した音楽性故に、飽きのサイクルも早そうですが、昨今流行りの80年代型のメタルを模倣としたリバイバル若手バンドとは、フレージングやタイム感一つとっても年季が違い、やはりホンマもんは違うなぁと感じさせるのが最大の魅力でしょう。W.A.S.P全盛期に早々とバンドを抜けてしまい、その後、音沙汰の無かった彼が、ワイルドだがキャッチーなあの音で蘇っていたとは感慨深いものがありますね。タイトにシェイプしたグルーブを叩き出すリズム隊はTherion組ってのが、本格派志向のバンドとして向き合ってる証拠、良いメロディとハードな躍動感、親しみやすいロックサウンドが放つ普遍の魅力に酔いしれました。W.A.S.Pファンは勿論ですが、コマーシャル性の高いワイルドなHM/HRを好みの方なら聴いて損はしないでしょう。ちなみに⑧はThe Cranberriesのカヴァーです、この辺りの選曲もW.A.S.Pぽいね。


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