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1. 失恋船長 ★★ (2016-08-29 16:10:33)

ディーン・ファザーノ率いるバンドが1982年にリリースした6曲入りのEP。のちにBON JOVIに加入するリッチー・サンボラとアレックス・ジョン・サッチが在籍していた事でも有名なバンドで、デビュー前のジョンとも交流があったらしく、BON JOVI結成時にアレック、リッチーと順に参加する流れになった事でも知られていますね。ディーン・ファザーノのクリアーなハイトーンを生かした爽快なメロディを歌いあげるアメリカンロックを披露、適度なハードさと大衆性を飲み込んだ音楽性の質は高く、ファザーノの声質もあってForeignerあたりの音楽性が好きに人には共感できる要素も強いかと思います。後にLong Island Recordsから『MESSAGE』 という作品をリリースするのですが、そちらに今作が丸まる収められ、さらに4曲の新曲をプラスしたものがあり、国内盤では『Lessons』名義の作品をだし、そちらはさらに4曲多いものが出ております(今作の6曲+新曲8=14曲入り)、さらに2000年にはEscape Musicからは国内盤にデモ音源を追加した16曲入りのものがあり、気をつけないとかぶり倒した作品を掴まされるので注意が必要ですね。



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2018-03-04 23:09:47)

BON JOVI参加前のリッチー・サンボラ(G)とアレック・ジョン・サッチ(B)や、後にPROPHETでデビューを飾るディーン・ファザーノ(Vo)らが在籍していた幻のスーパー・バンドが、’82年に唯一残した6曲入りEP。
インディーズ流通で僅かな枚数しかプレスされなかったため、世界中のマニアが血眼でオリジナル盤争奪戦を繰り広げた作品でしたが、ここ日本を筆頭に再発ブームが盛り上がった90年代半ばにCD化が実現。その際には、EP収録曲⑤~⑪の他に、ディーン以外は異なる面子でレコーディングされている未発表曲①~④、元々は彼のソロ・アルバム用の楽曲だったという⑫~⑮がボーナス・トラックとして追加収録。しかもそこには御大リッチー・ブラックモアが参加している音源が混じっているとの噂がまことしやかに囁かれていたりするという。(この真偽に関しては今調べてもよう分からんまま。④とかそれっぽい?)
そんな本作の目玉はやはりオリジナルEP収録曲⑤~⑪。ここで聴かれるちょっぴりアメリカン・プログレ・ハードの匂いも漂わせたメロディアスHRサウンドは、後世に残るような名曲は見当たらずとも、PROPHETにも通じる作風は十分に魅力的。バラード⑪のGソロでは早くもリッチーの才能の煌めきを確認することもできますし、また初期BON JOVI風の①や、本編のドラマティックに締め括る⑮といった追加収録曲も、単なる本編の埋め草に留まらぬ存在感を発揮してアルバムのクオリティ向上に貢献してくれています。
大きな成功を収められずとも優れた楽曲を数多く残し、'09年に病によりこの世を去ったディーン・ファザーノというミュージシャンの80年代の活動の軌跡を辿るベスト盤としても重宝する1枚ではないかと。



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