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Proud To Be Loud (失恋船長)


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Proud To Be Loud

参加メンバーをみれば察しもつきますが、このバンドはNITROの前身にあたるプロジェクトです。名義が5オクターブのハイトーンを操るジム・ジレットのソロになっている&レーベルの名義も彼のモノと、どういう経緯なのか興味は尽きない。
そういう背景をバックに、ギターのマイケル・アンジェロと豪快かアメリカンロックにネオクラ系のギターが絡むというSTEELER路線というのかシュラプネル路線を全開に披露、少々噛み合わせの悪いギタープレイも飛び出すのだが、マイケルのぶっ飛んだプレイが耳を捉えます。その曲芸飛行のような凄技、人間離れしたマシーンの如きギタープレイに耳も持っていかれますが、NITROよりも正統性の強いメタルに軸足を置いているので、マイケルのギターはこちらの方が俄然生きている。
またバラードタイプの曲で魅せるエモーションも悪くない、なにより正統性の強い楽曲が中心なので違和感がないのが一番だろう。硬軟交えた光沢艶めかしいアメリカンメタルは凄腕ギタリストを手にした事で俄然色艶が光り輝いている。
オリジナル盤がアナログとテープしかなく、自主制作故に全然知られていないのは残念なのだが、2003年にボートラを追加してCD化も行い現在は配信盤もあります、興味のある方は是非とも聴いて欲しい一枚ですね。
古き良きシュラプネル路線のメタルサウンド、こういうギター懐かしいわぁと思うマニアにはグッとくるでしょう。
勿論、ジムさんも強烈なハイトーンをキメていますが線が細いのでね、⑥のオープニングとか懐かしいわ。コップを割る超音波スクリームもお楽しみください。リタ・フォードの旦那になれた事がジムのキャリアハイだなんて悪口は当てはまりませんよ。

失恋船長 ★★★ (2022-10-13 10:21:31)