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ROCK FOR THE KING (1986年)
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ROCK FOR THE KING
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解説 - ROCK FOR THE KING
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1. 失恋船長 ★★★ (2018-07-15 02:40:10)

カルフォルニア産クリスチャンHM/HRバンドの記念すべき1st。1990年に再発されたMedusa Records盤にはライブ音源が6曲追加されたものもあります。ちなみに国内盤もあるそうですが見た事無いので詳細が分からん。

英語がサッパリなので歌詞の世界観は分かりませんが曲だけ聴けば、このバンドがクリスチャンメタルとは思えない。バッキバキの正統派US産メロディックパワーメタルサウンドを披露。本当にゴリゴリの王道を闊歩する姿にクリスチャンメタルってのはAOR系のバンドが大半なんだろうという認識を覆される事になりました。

ブルース・デッキンソンから影響を受けたシンガーの歌い回しもドハマりの拘った展開のメタルサウンド、シャープに切れ込んでくるギター、バッキバキのベースとパワフルなドラミング、それらがガッチリとハマった時のスケールの大きさには可能性を大いに感じさせます。
とはいえいかんせん、アイデアと技術が伴わないシーンもしばしばあり、特に彼らの代表作と言われる①も出だしは、ゴロゴロゴロゴロともたつく場面もあり、サビからエンディングの流れの良さで見逃しそうになるが、この辺りが評論家筋の不評を買ったんだろう。

多様性のある方向性はデビュー作ならでは、シャープな疾走ナンバーは勿論、バラードあり、ミッドテンポが魅力のメタルアンセムありと散漫な印象を受けるかも知れないが、1986年にここまで硬派なサウンドで勝負を掛けた心意気は大いに買い出し、何といっても、このドタバタ感にUSアングラシーンも旨味をどうしても感じてしまうので、マニアには逆にそこが一番魅力でしょう。

2014年には自分たちのオリジナルレーベルから9曲入りの再発盤も出たようですが既に廃盤なんだとか、それだけでも今作がマニア筋にとって魅力のある作品だということを物語っていますよね。



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