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聖なる守護神さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 201-300

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聖なる守護神さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 201-300
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PARIAH - Blaze of Obscurity ★★★ (2016-11-12 19:26:47)

前作からの反省だったんかは知らんが、本作の出来は素直に素晴らしいネ。
音楽性が少しアグレッシヴになったものの、前作では肝心のメロディまでもが影を潜めてしまった感もあったが、本作では見事あの独特のメロは復活。
全体的にも素晴らしいと思うが、そんな中にあって③"カナリア"は個人的に良く聴いた1曲。


PARIAH - Blaze of Obscurity - Canary ★★★ (2020-12-28 19:08:09)

発売当時、よくこの曲聴いたなぁ~
当時はお好みテープなんてモンを作ってね。
誰もこの曲に書き込みがないなんて...!???。
またこのダミ声もイイんだよ。


PARIAH - The Kindred (2016-11-12 19:22:09)

ハッキリ云って好きじゃナイな...コレは。第一、あの独特のメロがスッゲー弱いモン(アグレッシヴ強め)。
聴くなら次作の方が数倍良い出来だ。
本作は人気薄だと思うヨ...特に日本人にはネ。


PARIAH - Unity ★★ (2016-11-19 10:04:06)

'97年に突如発表されたPARIAH名義の3作目。
因みにPro.に名を連ねるKevin Ridley氏とはSKYCLADでも数多くの作品をPro.していて、その後SKYCLADではギタリストとして加入し、最後には(初代Vo./M.ウォルキーア脱退の際という意味)リードヴォーカル(g.兼)にまでなってしまったという人物で、SKYCLADに深くかかわってきた重要人物。
そして本作...そのナントも安っぽいジャケが印象悪だが、中身の方は同名義PARIAH作品とは幾分質感が異なり、前名義のSATANが発表した好ミニ"Into The Future"辺りに近いブリティッシュ然とした正統派HMを演じている作品。
特に①は素直にカッコよく思わず右手で小さくガッツポーズをしてしまいたくなる曲。そして④辺りの高揚感を感じるメロディも特筆すべきモノがあると記しておこう。その他も十分及第点には達しているのでファンはゲットと思うが、『AARTEE』っちゅー聞いた事もナイ弱小レーベルからの発売だった事もあってかここ日本への輸入数はかなり少なかった様で、現在では安価で精巧なコピー盤も出回っているらしい(元々のジャケアート自体が複写っぽいモノだったので、外側からの判別は難しいみたい)。
まぁ低予算で録音されたであろう作品であるから...音作りに対して苦言をいっても無駄なのだろうが、もう少し厚みのある音作りだったら...と感じるのも事実かな。

※精巧なコピー盤も多いので、オークションなどでは"ソレ!?"をツカマされるかも知れんデスので...入札の際はマトリックスなど確認の上...ご注意を。


POWERMAD - Absolute Power ★★★ (2016-11-19 14:45:20)

しかし...当時、『COMBAT』レーベルがデモ作品を半ば強引に発売していた『Boot Camp』シリーズでの歌唱はとにかく酷かった(なんと③と⑥も収録されているのだが、悲しいかな全く声が出ていなかった)...しかし本作での歌唱はその時がウソのような変わり様で驚かされる。
当時の名曲とされる③"Nice Dreams"のPVを見ても薄々感じられるがチョッピリ太目なジョエル・デュヴェイが現在では見るに堪えない姿になっていて..."あぁヤッパリね"と感じるのだが...伸びやかな歌唱は中々素晴らしく個人的にはスピード①や前述メロディアスな名曲③そしてアコギからのドラマティックな展開の⑥辺りは特におススメできると思う。
因みに本作品内で実際にドラムを叩いているのは、この後YNGWIEやTNT辺りに加入するジョン・マカルソー(マック)だ。


POWERSURGE - Eye of the Storm (2022-05-05 18:34:38)

1stは国内発売されたのでなんとなく覚えてる方もいるだろうけど、大方のメタルファンは忘れているんでしょうね

して...本作はドイツの「Battle Cry Records」からリリースされたコンピ

'93年に3rd用として録音されながら発表されず、'03年に「O.P.M.Records」っつうところからひっそりとリリースされたりもしたが、本作はその作品を全曲(①~⑩)と'86年カセットのみでリリースされた自主EP5曲(⑬~⑱)に何故か1stから1曲(⑲)だと思うけど(⑪~⑫はよく知らん)...って辺りを19曲収録してる作品

確かに音楽性はメタルド真ん中の正統派だし、ハイトーン自体はB級レベルながら悪くないし、演奏だって特筆部分はアレだけど...コケにするほどじゃない
でも結局、今三な印象しかないってのは曲がツマランのが全てなんだと思うな

クサレメタルならとことん腐ってしまったほうがイイ...中途半端に正統派ぶって演じられたほうが何だか扱いに困ってしまうネ。


PRAYING MANTIS - Only the Children Cry ★★ (2020-07-07 00:03:33)

確か...ジャケのお嬢ちゃんはデニスの娘じゃなかったけな?。
とまぁ、そんなこたぁーどうでもイイが、前任のコリンが早々に脱退したのは個人的には結構ショックだった...。
けど、このマーク・トンプソン・スミスも前任ほどじゃないが悪くなかったよ。
とにかくタイトル曲①は気に入ってソレなりに聴き込んだなぁ(当時)。
まぁ②は特にイイとは思わんかったけどな。
個人的には名曲④の再録は嬉しかったな...当時は動画なんちゅー便利なモンは無かったしわしゃーブートCDで聴いてたから...ね。
だけど...このマークもすぐに抜けちゃったんだよ。
で、その次が...あの男でしたナ(笑)。


PRAYING MANTIS - To the Power of Ten ★★ (2020-07-07 00:12:59)

①④に再録⑨辺りを筆頭に良い曲もあるんだけど...バックインレイに写るメンバーショットが個人的には結構衝撃で音がアンマし入ってこないんだよね(苦笑)。
どう見ても怪しすぎる風貌になったティノは最早、詐欺師かインチキ手品師にしか見えないし...バーデンおじさんも何故裸に(直で)ジャケを着るのかなぁ~(本人的にはイケてると思ってんのか?)。第一、丈が妙に短いし、微妙に腹も緩いし、妙に神妙な面持ちの表情も何故だか笑えてくるし...。
作品自体は決して駄作ではないんだけど...ねぇ。


QUEENSRYCHE ★★★ (2016-11-12 19:15:43)

某ライヴ動画を拝見して驚いたヨ...このトッド・ラ・トゥーレっちゅー男にネ。
いやぁ...実は物凄い逸材なのかも知れんヨ...コヤツ。
あのCRIMSON GLORYの故ミッドナイトの歌唱をライヴでモノの見事に再現しトったからね...。
まぁ加入後のアルバムもチェックはしたが、肝心のウィルトンのコンポーズ力に陰りが見えるんで、ハッキリいって満足できるモノではなかったのだが、ソンな新作よりもこっちはライヴを発表してもらいたいヨ。
もし新作を考えるのなら、外部のソングライターを起用しても構わないと思うナ...(高額だと思うが)ジム・スタインマン辺りはどうかとかね。


RAINBOW (2017-01-05 15:21:46)

 ロニーとボネット在籍時の作品は好きなんですけど...ジョーの凄さってどの辺なんだろうか?と未だに思うのね。
 所謂ハードロック系の曲を唄わせたところで、正直このクラスの唄い手って英国1つとってもゴロゴロいると思うし、北米まで目を向けると...ソレこそ...ねぇ。どこか、一本調子っていうか...私は"上手いヴォーカリスト!?"にはどうしても思えない(ソレはあのイングヴェイとの時にも感じていました)。確かにバラード系の曲を唄わせると彼にしか出せない味はあると思うし、実際私の好きなジョー時代と云えば"Streets Of~"や"Can't Let ~"とかだし...(イングヴェイ時代も好きなのは"Dreaming(Tell Me)"でしたヨ)。
 誰か教えてくれぇぇ~っ。


RANKELSON - The Bastards of Rock 'n' Roll (2016-10-14 19:23:39)

発売はGRIM REAPERのデビュー作でも知られる『EBONY Records』でジャケアートを手掛けているのも同作を手掛けているGary Sharpe氏。
まぁ①②と大したモンじゃないと思うが、やはりココは隠れた名曲③だろう。とにかくメイデン風展開は聴いている者をアツくさせると思うナ(正統派HM好きならこの曲③は聴いておけ!!!)。
但し、⑥は駄曲。⑦⑧はまぁ良い感じ...か?。。


REINGOLD - Universe ★★ (2022-05-22 11:32:44)

ヨナス・レインゴールド(B.)ご本人がボディペイントを施したジャケはハッキリ言って購買意欲を削ぐと思える(し、宣伝効果という意味では逆効果なのではとも思える)のだが、中身の方は流石は"北欧メタル界裏のドン!?"と思わせる出来で素晴らしいです(音楽的にはマンマMIDNIGHT SUNと言えるモノではあるが...)

ヴォーカルにはヨラン・エドマンと予想を超えるモノではなく"まぁ、妥当な線だわな"という人選
その他、脇を固まる人選もMIDNIGHT SUN関連だったり、その後のLAST TRIBEとかにも顔を出す人選だったり意外性には乏しい

...が、肝心なのはその楽曲でして...全曲レインゴールド氏による楽曲は"予想範囲"ではあるもののメロディの充実を含め及第点以上は楽々クリアする水準でしょうし、スピード曲も要所に配置した辺りも"狙ったモノ!?"でしょう(ある程度予想範囲ではあるがバラエティには富んでいるという点も評価出来る)

個人的にはイングヴェイ作品ではやや無理なハイトーンを強いられたエドマン氏だったと思っていましたが、本作では気軽に言い合える"間柄!?"というのか言い合える"立場!?"だったと言うことなのか、無理強いされているなと感じる箇所は殆ど無く歌唱パフォーマンスも素晴らしいと感じます


REINGOLD - Universe - Carolina ★★★ (2022-05-22 11:40:12)

イントロ後②や⑤のような所謂様式系スピード曲も悪くは無いが、エドマン氏にはこの曲のような少し哀愁感も感じさせるメロディアスハード系の方がハマっていると思えます

聴きようによってはバラードって捉え方も出来るんですが、エドマン独特の節回しの甘い歌声の真骨頂ってゆったりとしたこのようなメロディアスハード曲を歌ってこそなのではないのかなぁって...

誤解を恐れずに言うと...エドマンが唄った曲の中でもベストの一つに挙がるパフォーマンスだと思います


REINGOLD - Universe - Overloaded ★★ (2022-05-22 13:17:17)

こうゆう一見何気ないのもイイですね
単音ピアノを入れられる辺りにもレインゴールド氏の音楽的素養の懐の深さなんても感じるし...
またエドマン氏のパワー押しでない独特の歌唱もならではの味なんてモンを感じさせる1曲に仕上がっていると思います。


RHAPSODY - Power of the Dragonflame - The Pride of the Tyrant ★★★ (2016-12-05 15:06:47)

正しくこのバンドを何たるかを体現する感動の名曲で、少しタイプは違うと思うが『ブラガ』の"The Script For My Requiem"辺りと同様の感動が得られると思うな。
個人的にはこのバンドの中でも一、二を争う珠玉の1曲なのではないかと思う。


RHAPSODY OF FIRE - Power of the Dragonflame - The Pride of the Tyrant ★★★ (2016-12-05 15:06:47)

正しくこのバンドを何たるかを体現する感動の名曲で、少しタイプは違うと思うが『ブラガ』の"The Script For My Requiem"辺りと同様の感動が得られると思うな。
個人的にはこのバンドの中でも一、二を争う珠玉の1曲なのではないかと思う。


RHETT FORRESTER - Even The Score - See You In My Dreams ★★ (2023-03-04 18:00:30)

確かに"Alone Again"してますね
出だしアコギG.リフからしてもそうだし(当然歌メロも)、4分過ぎからの展開も...コレで意識していないといったらウソだろうナ
そして続く⑧"Leading Me On"も感じるよね...どことなくそのDOKKENをさ。


ROB ROCK - Holy Hell - I'm a Warrior ★★★ (2021-11-16 13:57:17)

実はこの曲、インペリテリのリメイクではありません
インペリテリの方がリメイク(カバー?)したのです
元々はマカパインらと組んだスーパーグループ(?)あのProject:DRIVER(当時はメンバーの頭文字を取った"M.A.R.S."がバンド名だとか色々と説がありました)が1st発表後に呆気なく暗礁に乗り上げてしまい、その後Roy Zらと新たな活動の場を求めて結成した新生DRIVER時代の'90年に製作した5曲入りデモ(コレをもって契約を探すもこちらも上手くはいかず活動は一端停止を余儀なくされる)に既に収録されていたものをクリス(インペリテリ)が聞きつけ("コリャぁ、イイ曲だ"と言ったかはシランですが...苦笑)取り上げたのが"Answer to~"に収録されたバージョンなのです('93年発売の非正規盤"Reborn Classics:RC 1029 "に収録されています→このシリーズは未CD化の結構なマニア作品を取り上げてて一部のコアな諸氏には重宝がられてたと思います)
なので前述"Answer To"ブックレット内記載のクレジットMusic:Chris Imprllitteriが誤りなんだと思います
因みにそのデモ収録のその他4曲もDRIVER名義の復活作"Sons of Thunder"に本曲と共に全曲再録収録されています


ROB ROCK - Rage of Creation - Forever ★★★ (2022-04-01 19:13:38)

アルバムラストに収録された曲ながら正に本作のハイライトで、誤解を恐れずに言ってしまえばロブが過去に披露した多くの作品の中でもベストパフォーマンスと言っても良いのではないのかね

いゃぁ、タイトルを3回連呼するってぇと...Y&Tの同名曲を思い出してしまうのだけど、このロブの(特に終盤の)限界域に近いハイトーンのアツさは結構スゴいな...と

また終盤のロイ・ZのG.プレイもソレに拍車を掛けてるよネ(フェイドアウトし始めてからもイイね)


S.A. SLAYER - Go for the Throat (2016-11-12 18:05:14)

アラン・テッシオが在籍しトったHADES辺りに近いモノがあるネ。
メンツがメンツだけに大きな期待をしたらスカされること請け合いの迷盤だし、そのメンツが凄いからと云って名盤が生まれる訳ではないという"典型的悪いお手本!?"なのが本作だ(⑤での初っ端King Diamondしてる歌唱は少し笑えるし、g.プレイも少しラ・ロックしトるヨ)。
ソレに半数の楽曲を手掛けその作曲能力を期待したいドン・ヴァン・スタヴァン(B.)も本作では全くの期待外れというのも...ナンだか悲しいね(苦笑)。
まぁg.プレイなどは所々オッと前のめりになるメロディも飛び出してくるんで、決して駄作ではないが一般メタラーには少しキツイだろう...が、カルトメタルを夜な夜なオークションなどで漁っている諸氏達には逆にコレが堪らないのかも知れんが...ネ(笑)。
Ps.)購入するなら本作よりも少し出来が良い'83年5曲入りデビューミニ"Prepare To Die"とカップリング再発されている『SKOL Records』盤をおススメする(どうも'13年再発盤と'15年再発盤というモノか存在するらしく、後者の方が音が良くなっているらしい)


SARAYA - Saraya - Fire to Burn ★★★ (2022-01-03 09:04:25)

この曲、スキですね
(特に歌唱面で)ハードさも出しつつも全体的にはメロウさをキープしてて、ブレイク~G.ソロの展開なんかは結構練られていると思うしね
もっと評価されてもイイ曲と思うけど...な。


SARGANT FURY - Little Fish - Eagle ★★★ (2023-10-16 22:50:01)

ワシ、出だしG.メロディや全体に漂う開放感などDAREの2nd辺りを感じてしまいました(笑)
コレ、イイっすね
この2ndって案外イイの揃ってると思うんすよネ


SARGANT FURY - Little Fish - New Direction ★★ (2023-10-16 22:44:23)

出だしのリズムを刻む辺りは少しSOUTHGANGの2nd収録の"Tug Of War"なんて感じちゃったのはオカシイかなぁ
(実際は多国籍なんだろうが)一応、ドイツ産という括りかもですが、コレ②なんかはカラッとしたアメリカンな印象ですが、悪くはないよ


SARGANT FURY - Little Fish - Tomorrow ★★★ (2023-10-16 22:54:40)

出だしから漂う緊張感はラストにしてこの1曲が只ならぬ雰囲気である事を物語っているのではないんかな
いや間違いなくコレ、ハイライトでしょう
そのドラマ性が胸にアツいモノを感じさせますゼ
↑の方も語っている通り、見かけたら是非聴いてみてほしい作品です


SATAN - Into the Future / Suspended Sentence ★★ (2016-11-12 19:03:59)

正直、この(BLIND FURY作品を入れると)実質的3作目"Suspended~"[1987年]の方はドラマティックで感動的な名曲⑦以外は大した出来ではなかったし、あのPARIAHの(私があまり好きではなかった)1stに近い作風だったと思うナ。
で一方、4曲入りミニ"Into The~"[1986年]の方は4曲だけながら出来は素晴らしく、ティピンズとラムゼイのコンポーズ力が発揮された好作という印象だ。
あの独特のメロディとツインギターのプレイに是非とも聴き惚れていただきたい1作で、カスレ気味のジャクソンの歌唱についても前任テイラーと前々任ロスとはまた違ったモノながらその人選は間違っていなかったと思える好演だ。


SATAN - Into the Future / Suspended Sentence - Avalanche of a Million Hearts ★★★ (2016-11-12 18:43:48)

まぁこのSATAN(BLIND FURYも含め)というとブライアン・ロス時代ばかりが取り沙汰されるが、このマイケル・ジャクソン(!!!)時代も忘れてもらっちゃ困る。
まぁこの⑦収録のアルバムの出来は決して良くないのだが、この⑦は名曲中の名曲と思う1曲。
物悲しいアコースティックギター旋律に導かれバラード調な中にもジャクソンのカスレ気味の歌唱に悲しみを背負った男の哀愁を感じるし、2分半辺りから一転する劇的展開はメイデンを手本としながらも英国人に流れる気質を感じさせるし、そのバックで(3分30秒すぎ辺りから)何気にシビレるフレーズをカマすベースラインとユニゾンg.リフも印象的だ。
そして5分40秒辺りからの感動的とも云えるg.ソロと最終版へとなだれ込む展開はもっともっと評価されていいドラマティックな名曲と思うのだが...ネ。


SATAN - Suspended Sentence (2016-11-12 18:25:49)

マイケル・ジャクソンが歌唱を務めた作品で(BLIND FURY作品を含めると3作目)、全体的にはその後のPARIAHの1st"The Kindred"に近い作風でアグレッシヴが強めでメロは少し弱めで個人的には作品全体としてはあまり好きな作品ではナイのだが...(出来ではミニ作"Into The Future"の方が遥かに良い)。
しかしそんな中にあって叙情的アコギから始まる名曲⑦"Avalanche Of A Million Hearts"は出色の出来で本作のハイライトに間違いないネ(個人的にはロス時代を含めても一番好きな曲かもしないほど)。この曲だけは是非ともチェックしていただきたい1曲。


SATAN - Suspended Sentence - Avalanche of a Million Hearts ★★★ (2016-11-12 18:38:27)

まぁこのSATAN(BLIND FURYも含め)というとブライアン・ロス時代ばかりが取り沙汰されるが、このマイケル・ジャクソン(!!!)時代も忘れてもらっちゃ困る。
まぁ、アルバム全体の出来は決して良くないのだが、個人的には後半に収録されている⑦は名曲中の名曲と思う1曲。
物悲しいアコースティックギター旋律に導かれバラード調な中にもジャクソンのカスレ気味の歌唱に悲しみを背負った男の哀愁を感じるし、2分半辺りから一転する劇的展開はメイデンを手本としながらも英国人に流れる気質を感じさせるし、そのバックで(3分30秒すぎ辺りから)何気にシビレるフレーズをカマすベースラインとユニゾンg.リフもキテるし、終盤へと向かう様は感動的にすら感じられる。
表現は古くさいが...コレこそが正しく様式美。
もっと評価されて然るべき名曲の一つだと思うのだが...。


SATROX - Energy ★★★ (2021-01-20 23:50:54)

まず一言...素晴らしい(スイス出身なのだが、そのらしさを感じるのかは分からんですが...)
ウンッ、コレは隠れた名盤ですな
出だし①"The Prophecy"からメタリックさG.リフとテンション高めのヴォーカルそしてメロディックな展開が作品の幕開けにはこれ以上ない激アツ振りで...思わず首を振りたくなってくるヨったくネ(笑)
続く②"Break The Ice"もイイんだな...コレが
どの曲がというよりは全てがイイというのが中々感動モノなのだが、少しエピカルな響きもある⑤"Only Love"やバラード⑥"Tomorrow"辺りも実に心ニクイぐらいだし、シングルとなった本作最長の⑦"Liar"などもシビレさせてくれる
そして哀愁度MAXとなる⑨"How Many Heartache"だろう...そのナンとも言えん胸を締め付けられる感動が凄い...涙チョチョ切れモノの名曲なのでは...と
そしてラッパの鳴るラスト⑬"Dancin' In The Rain"まで集中力が持続することでしょう
ホンで結果的には...本作がラスト作となってしまうんですが、(時代も悪く)これだけのモノを作っても売れないのっつう事で、本人達も諦めてしまったのかな?...


SATROX - Energy - How Many Heartaches ★★★ (2021-01-20 23:55:02)

AメロからBメロに油断していると...!?
突如として展開するこのサビメロにヤラレますゼ...(もうワシ、胸が締め付けられちゃう)
いやぁ~後半へ向かう展開は更に凄いよコレ...その"お涙ちょーだい的展開"でして...悶絶涙腺決壊必至。


SAVAGE GRACE - After the Fall from Grace ★★★ (2022-02-22 23:41:48)

'88年か'89年だったかな?...中古の輸入LPを購入して当時はヘビロテだった作品でして...個人的には思い出深い1作

USスピードメタルの先駆者的バンド...パワフルで中々捨て難たい歌唱だった前任者は脱退し、リーダーでG.のクリスチャン・ログーが歌唱を兼任(ホントはそのまま前任者に残ってほしかったけど...な)
少し(じゃなくかなりか?)素っ頓狂ハイトーンもあったりするが、とにかくこの時代としては楽曲の素晴らしさが際立つ
その素っ頓狂の極み(?)で何処まで音痴なんだの①後(苦笑)の②は↑ 失恋船長さんが言われるとおりだろうけど、案外続くミッドテンポのタイトル曲③なんてのも中々聴かせる辺りにこのバンドの作曲能力の高さの一端が禍垣間見られるのではないんかな...と
また前述②と同路線の⑥や続く⑦も楽曲水準が高いと思いますよ

ほんでもって、コレを聴くと何故かあの人見元基さんを思い出してしまう(その理由が自分でもよく分からないのですが...)ラスト⑨も前述タイトル曲③同様ミッドテンポ曲ですがこちらも悪くなく中々聴かせるんじゃないかな...と
スピード系って事だとAGENT STEELもいたし、個人的に2ndが好きなHELSTARなど'80年代中後期はB級でもその筋で中々の強者いたりもしけどが、疾走メロディアス路線という事であればこのバンドに一日の長があったんじゃないかな~なんて思います。


SAVATAGE - Gutter Ballet ★★★ (2020-11-28 10:42:20)

個人的にこのバンドで最初に聴いたのって超名曲②"Gutter Ballet"でした。ピアノの調べから展開する何処かミュージカルチックな展開とそのドラマティックさに感動した記憶は今も忘れません。
で、今ではHM/HRに拘らず様々な音楽を聴くようになり、完全後追いでしたがミート・ローフを始め、ジム・スタインマンの手がけた音楽も色々と聴くようになりました。
なるほど...このプロデューサーのポール・オニールとオリヴァ兄弟(特にアニキの方が)ってのはそのジム・スタインマンの作品からアイデアを拝借していたんだな...と思うようになりましたネ。
また故ボブ・キューリックが在籍してた事で知られる『BALANCE』という米国産トリオがいた事を知っている方もいると思いますが、その1st"セルフタイトル"(エンジニアはあのTony Bongiovi)には("Gutter~"や"Edge Of~"のようなイントロを持つ)ピアノを取入れた⑤"Fly Through The Night"というドラマティックさをアピールしている曲が収録されているのだが、この作品のベリー・スペシャル・サンクス・リストの上位にポール・オニールの名があるという事も興味がてらに指摘しておきたい。※興味の御ありの方はチェックしてみてほしい→曲:Fly Through The Night[1981年]-BALANCE


SCANNER - Mental Reservation (2021-12-02 19:34:03)

ジャケイラストを手がけるはかのアンドレアス・マーシャル画伯
しかし予算的なモノがあったんかは知らんが、画伯にしてはタッチがやや粗いか...
そして構図はあの"虹を翔る覇者"を強く意識(意図的だろう)...特に左下に描かれた人物などはその"~覇者"へのオマージュなのか立ち位置及び風に靡く服の様まで極似しています

さて中身の方はと言うと...個人的には今三って印象で(苦笑)、③"After The Storm"以外聴くことは殆どというか全く無いな(この曲は歌唱を含めどことなくTNTを感じますネ)。


SCANNER - Mental Reservation - After the Storm ★★ (2021-12-02 19:38:35)

TNTしてるこの曲は好き。。。


SHOK PARIS - Concrete Killers (2016-10-14 20:05:33)

まぁこの3作目は全体としては駄作の域(?)かもしれない作品だ。
ツマラン①が全てを(?)語っている様にも感じるのだが、まぁ正確に云えば"ソレ!?"は間違っている?...1曲を除いては...。
その1曲ってのが、このバンドを代表する名曲で、USパワーメタル界を代表する名曲と言ってしまってもイイかも知れない1曲なのだ。
その曲とは②"The Heat And The Fire"。出だしのツインギターの理想形とも云えるメロディックなフレーズで失禁必至で、この部分を聴いただけでもこの楽曲の凄さが分るというモノだ。
作品自体の評価は難しいが、この曲②だけなら93点なのだが、その他の出来があまりに悪すぎる...。


SHOK PARIS - Steel and Starlight ★★★ (2016-10-14 20:18:10)

まず頭3曲は悶絶必死の名曲だ。
①は事実上の初録音となった地元クリーブランドで発売されたコンピに収録された曲の再録vir.であるが(オリジナルvir.は1stの再発盤にボーナスで収録されている)、元曲よりも数倍カッコよく仕上っているし、タイトル曲②も少し暑苦しさを感じる歌唱に賛否はあるが、コレも素晴らしい...そして③は次作の(唯一の?)名曲"The Heat And The Fire"の布石となるメロディックなツインギターが炸裂する屈指の名曲だ。
最近、再発(コレは純粋な本作の再発ではなく、オリジナルレーベルだった『AUBURN Records』が所有していたオリジナルバージョンによるもので本作とは曲順が違うのと完全未発表のボーナス4曲収録が収録されている)もされたが枚数が少なめでスグに廃盤となってしまった様なのだが、オリジナルCD盤はかなりレアだし、精巧なコピー盤も存在するので、特にオリジナル盤に拘る方はご注意したほうが良い。因みに正規盤のマトリックスは"IRSD42051 C7730C"という印字に対し、コピー盤は"STEEL AND STARLIGHT"というタイトル名が印字されている(ジャケも見比べれば違いが判るが、一見しただけでは判断しにくい)。


SHOUT - It Won't Be Long - Winners or Losers ★★ (2023-05-06 17:50:57)

この作品の中でいうならこの曲が一番グッとくるね
後のもいいんだろうけどヤッパし爽やかさがすぎて...確かにコーラスはSTRYPERのように分厚いしメロディックなんだけど...メロ的にグッとまで来ない印象だね
ソレと大して良くもないデビカバの亜流のようなルックスをジャケに出されても日本人的には逆に引いてしまうっていう...


SHY - Let the Hammer Fall - It's Over ★★★ (2023-06-21 10:01:52)

④や⑦⑩などもイイけど、本作の中ではこの曲が一番好きだナ
"Excess All Areas"にあった哀愁感がありますよ...コレは
サビメロも強力と思うけど、G.ソロ前の2分10秒辺りからの展開は更に哀愁度MAXって感じだし、流石はミルズって歌唱があってこそダナ
確かに音は悪いというよりデモかなにかを作品かしたかのような印象ですが、バラつきはあるものの曲は中々なモノも多い


SHY - Let the Hammer Fall - Love Is Just Another Word (2023-06-21 09:53:52)

ウ~ん!?...どうなんだろう
元曲"After The Love Has Gone"("Misspent Youth"アルバム収録)の方が数倍イイよね、ヤッパし
ピアノは元曲のアレンジだけど歌メロはあまり面影がなくなってしまっている...哀愁度が激減してしまっていますな


SIAM - The Language of Menace ★★★ (2017-01-24 19:25:50)

まず、国内ライナーでの政則氏のいう"QUEENSRYCHE的色合い云々"は全くの的外れである。
このバンドの持っている良さはそのミルズの天にも突き抜けんばかりのハイトーンを生かしたメロディであって"ライチ的!?"なモノだは決してない...その点を上手く言い表していると思う曲が③"Signals Of Intuition"と続く④"Midnight Connection"なのではないだろうか(何故か↑の方は気持ちいいほどこの2曲をはずしているが...ネ)。この曲を聴いていると思わず泣けてくるよ...マジで(笑)。
ホンでもって...↑けんしょーさんという方の"確か3rdのはず!?"...ではなく1stデス。
そしてこの本作は...その暗いジャケアートと意味不明な邦題のせいで大分損をしていると思うヨ...前述2曲以外も悪くないし、その2曲に至っては名曲と云っても良いレベルなのではないだろうか?。


SOUTHGANG - Group Therapy - Tug of War ★★ (2021-11-14 10:00:16)

スゴい作品ではないと思うが、(久しぶりに聴いたけど)この曲はイイと思う。
本作に於いて間違いなくリーダートラックと言えるんじゃないんカナ。


STEEL ATTACK - Diabolic Symphony ★★ (2023-05-11 12:24:01)

最早、オリジナルメンバーはジョン・アラン(G.)のみの5thで歌唱は前作に引き続きロニー・ヘムリン
この後、同郷のTAD MOROSEへと移るそのヘムリンの確かな歌唱力が効いている正統派HMは重厚でドラマティックな音楽性でこういったバンドが今一浮上出来ずに埋もれてしまっている現状は正直あまり正常とは言えないのではないかと感じてしまう(事実、次作発表後に活動停止)
②のような疾走曲もあるが、どちらかと言えば続く③~⑤や⑨とか⑩⑫辺りの正しく重厚でドラマティックなミッドテンポ曲の方がハマっている
その甘くなりすぎない適度なメロディックさとこれまた適度な荘厳さを演出してる辺りは前述TAD MOROSEと同系統だろうし、Urban Bleedの後任の3代目Vo.として加入したそのTAD MOROSEでも中々強靱な喉で素晴らしいパフォーマンスでした(現在も在籍)
全体的に楽曲の質も高く、中々素晴らしい作品に仕上がっています


STEEL ATTACK - Diabolic Symphony - Shallow Seas of Hatred ★★★ (2023-05-12 22:56:32)

初っ端からKey.の荘厳な雰囲気で重厚でヘヴィなミッドテンポで展開していきます
ソコにヘナチョコハイトーンなどに逃げないヘムリン氏の強靱な喉で唄われる歌メロを含めメロウな展開はその作曲能力の実力を感じます
まさにTAD MOROSE的音楽性といえるでしょう。


STEVE GRIMMETT - Personal Crisis ★★ (2022-03-31 15:19:09)

正直、ブックレット写るグリメットの姿は何だか何処か日本にもいそうなオバチャンのようになってきてて、ある種の"可愛らしさ!?"も感じてしまうだが、出っぷりと腹の出たその他メンバーに関しては普段、建築業か将又トラックでも運転してますって感じの肉体労働者のようなルックスなので本作にも大きな期待などしていなかったが、聴き進めていく内にその思いは真逆なものになっていくのを感じましたナ

まぁ、大手を振って名盤だとか言わんけど、中々の充実振りに"おぉ、グリメットやってくれたナ"...なんて思いにさせられます

流石に伸びに関しては若い時に比べると幾分無くなった印象だが、中音域に関しては紛れもなくあの歌唱だし、そんな事よりとにかく楽曲の充実振りが嬉しい

前半も良いが、女性Vo.がゲスト参加している⑥辺りなどドラマ性もあるし、この中盤以降に関しても中々素晴らしい
そしてGRIM REAPERの1st収録のリメイク⑩からラストまでのメタリックなナンバーなんかもなんだか微笑ましいし、スピードナンバー⑪"Fallen"などはネオクラチックなG.ソロも含めLIONSHEARTの1stの香りなども感じるのではないのかな

現在は...義足というハンデにもメゲずライヴ動画などでの姿を見る度に胸にアツいものが込み上げてくる...


STORMWITCH ★★ (2017-02-09 19:29:08)

まぁここ日本で知名度的に一番上昇して時って、HAMMERFALLに3rd収録の"Ravenlord"がカバーされた時なんじゃないんかな?。
個人的にとても好きなバンドだけど、あきらかな駄作があったりするんで、いきなり作品に手を出したりすると大きなしっぺ返しが待ってたりも...ね。
で、好きな作品っていうと3作目"Stronger Than Heaven"や4th"The Beauty And The Beast"辺り...。
後、2000年以降の作品で云うと'02年作"Dance With The Witches"辺りも良いと思うな。


STORMWITCH - Dance with the Witches ★★★ (2017-02-09 19:58:04)

一旦活動を停止後の'02年に再び復活し、発表した8作目で、Lee Tarot脱退後の作品では一番の出来だと感じております。
音作りも前作"Shogun"辺りの安っぽさが抜け、そのキャリアに沿った重さも感じさせる中々の仕上がりですし、曲の充実度が上がっているのがとにかくうれしい。
初期の頃のらしさを感じさせる④"The Knights Of Light"やケルティック(アイリッシュ?)なメロディを導入した⑤"The Devil's Bride"辺りも新鮮さがあって中々良いし、バラード系⑥"Nothing More"という流れも実によく考えられているのでは...と(但し、⑩"My World"のg.リフはSABBATHの"Heaven And Hell"のモノのパクリなのは...??)。
正しく、復活作に相応しい1作となったと思います。


STORMWITCH - Dance with the Witches - My World (2017-02-09 22:17:52)

曲そのモノは別に悪くはないと思うが、登場するg.リフはロニー期SABBATHの名曲のパクリですね。


STORMWITCH - Eye of the Storm (2017-02-11 10:29:11)

その幻想的で如何にもなジャケアートに魅せられて購入すると...少し肩すかしを食らわされるのではいう5作目。
(私の所有しているのはUS盤の方なのでタイトル曲が1曲目に収録されている)例えば確かに1曲目相応しいであろうその曲①にしても悪くはないと思うのだが、タイトル曲にして初っ端のツカミ曲としてはインパクトとして弱いのではないだろうか?。続く②"Tarred And Feathered"にしても"少し違うだろう?"...と感じてしまう(どうも演りたい事と聴き手が求めているものとが少しズレてしまっているような)。
曲作りに於いて一皮剥けて好作となった前作4thからの"良い流れ!!?"を引きついだ③"Heart Of Ice"や⑦"Paradise"に⑨"Steel In The Red Light"辺りは良いので決して批判されるべき作品ではないと思うし、(過去の作品中)音楽的間口の広さで云ったら本作が一番広いとは思うのだが...。
まぁ結果、中心メンバーで本作のプロデュースも務めたギタリストのリー・タロット('13年死去)は本作をもって脱退してしまうわけだが...。


STORMWITCH - Eye of the Storm - Eye of the Storm (2017-02-11 10:42:39)

US盤ではこのタイトル曲がTopに収録されていた訳ですが、コレが本作のハイライトだとしたら少し情けないのではないだろうか?。
このバンドはどの時代に於いてもB級レベルに甘んじているというのはこの辺に弱さがある訳で、このギターリフによるイントロも何処かのバンド聞き覚えもあるモノのように思える(どうも思い出せないのだが)。
スピード曲と言う事で云えば前作収録の⑧"Cheyenne(Where The Eagles Retreat)"の方が遥かに良いと思える。


STORMWITCH - Shogun (2017-02-09 19:33:29)

ハッキリ云って駄作の部類だと思いますね...わたしは。
"将軍!?"名乗っておきながら描かれていたのは..."忍者!?"だったてのも理解不能だし...全12曲で"74分越え!!?"ってのも...大いなる疑問だねぇ。


STORMWITCH - Stronger Than Heaven ★★★ (2017-02-11 11:16:05)

イモの極致だったと思うデビュー作もあったのだが、本作で見事B級ジャーマンメタルとしての意地を魅せ付けこの路線での一区切りとなる好作となった3作目。
次作では幾分明るさをもったメロディアスハード的音楽性も導入し、ソレはソレで素晴らしかったのだが、このザクザクとしたギター音とダークなメタル曲群は如何にもな(当時の)ジャーマンメタルだし、リー・タロット('13年死去)を中心としたコンポーズ力の向上がこの手のメタルバンドの生命線なのだという事を痛感させられる(①~7分越え③までだけでもソレは顕著だと)。
そして後にあのHAMMERFALLにも取り上げられる名曲⑥"Ravenlord"を聴けばメロディ作りにある種のコツを掴んだことが分るのでないだろうか?。特にサビメロなどはアホなC級バンドでは決して作りえないモノだと思わせる。
また締め括り⑧をインスト曲にするというある種の賭けに出たのだが、叙情的な幕開けから劇的な後半に展開するそのスリリングさは"歌無し!?"という事を全く感じさせないし、その賭けに見事勝利したのだと...。
同時期にジャーマンメタルを支えたという意味ではTYRANTや(少し先輩だが)GRAVESTONE...そしてあのVETO辺りももっと再評価されていいバンドと思う。


St. Elmo's Fire - Powerdrive (2019-07-07 08:40:37)

4人のシンプルなメンバーショットがジャケになってしまったのは明らかに手抜き感が漂う'90年発表の3作目(ルックスは中々良いけどナ)。※CD盤はアナログよりも2曲多い10曲を収録

①からナントもオーソドックスすぎるアメリカンメタル振りはKEEL辺りを感じさせる1曲で、ツカミとしては失敗の部類でしょう(苦笑)。
続く②も似た感じ(苦笑×2)。
そしていきなり"All Night Long風なG.リフ!??"をカマす③もどうなんでしょう?(苦笑×3)。なんだかますますロン・キールしてるなコレ(苦笑×4)。
そしてそして本作中一番の大作となっている7分半の④...コレは悪くないゾ(笑×1)。前半こそ↑辺りの冴えない展開もあるけど3分半辺りからのナントも云えん叙情性はこのバンドの持ち味。
後、目ぼしいところでは...⑥のバラード。途中、音程が少し不安になったりもあるけど、叙情味溢れる展開は素直に良いと感じさせます(笑×2)。
⑦もG.リフこそシンプルながら展開的には良いメロを顔を見せたりと及第点はクリアした1曲(笑×3)
アナログ盤ではラストとなるスピード⑧はノリ重視ながら悪くはない。
で、CDでは"Extra Track"扱いとなっている⑨と⑩...コレも嫌いじゃナイよ...個人的にはコレを本編として前半①~③のどれかを"Extra Track"にでもした方が良かったと思うけど...どうなんだろうか?。
...っちゅー訳で、駄作でもないけど好作でもない...個人的には"77~80点ぐらい"かな?(笑×4)。


St. Elmo's Fire - Warning from the Sky ★★ (2019-01-03 09:28:23)

やや不器用感が漂う一本調子なハイトーンな歌唱といい、ミッドテンポで展開するオーソドックスなメタル振りといい...かのKEELに欧州風叙情性を足したような音楽性といった印象が強い作品。
...ソーいえば、TOKYO BLADEのアラン・マーシュ的な感じがあるんかいな?。ウンッ、音楽的にもTOKYO BLADE辺りを感じさせるネ。オーソドックスな中にも時折ブチ込んでくる叙情的フレーズがイイんだよね(笑)。
個人的にはよりその叙情政をアピールした③"Caught In The Heartbreak"や⑧"Warning From The Sky"が好みだけど、その他も及第点はクリアしているし良い作品だと思うよ。(まぁ、今時の若いメタラーにはアピールしないと思うけど...)


TAD MOROSE - Modus Vivendi - When the Spirit Rules the World ★★★ (2020-06-24 23:16:51)

本作の中では本編ラスト(国内盤はボーナス曲有)となるこの曲が一番好きですネ。いやぁ~本編ラストにしてこの充実振りだから凄いなと。
強靱な喉を披露している2代目の歌唱がまた一段階素晴らしさを引き上げているしもっと評価されてしかるべきバンドだと思うけど...(3rd~6thまでの2代目時代はね)


TAD MOROSE - Undead ★★★ (2019-07-05 18:00:27)

基本的に2代目Vo.Urban Bleed氏の参加した作品はドレを聴いても素晴らしいのだが、敢えてというなら本作をおススメしたいですね。

いやぁ~それにしてもこのBleed氏の歌唱はシビレるね。ハイトーンも良いけど、中音域の歌唱が凄いヨ。ハイトーンに於いても決して線が細くならないし、ドスの効いた中音域はこのバンドの落ち味でもある重さを重視したミドルテンポ曲にバッチし合っているし...。

そしてある種のキャッチーさも忘れていない点も...。

2代目時代は参加ラスト作(6th)でやっと国内発売された訳だけど...前作にあたる3rdと本作4thそして次作5thと国内発売はスルーされてしまったせいで、このBleed氏とバンドの認知度は著しく低い...。

3代目時代(復活後も含む)も悪くはないけど...まずはこの2代目時代の3rd~6thまでを聴く事をおススメします。


TAD MOROSE - Undead - Where the Sun Never Shines ★★★ (2019-07-05 18:04:54)

一時...この作品(4th)がヘビロテでした。

でもって特にこの曲は涙チョチョ切れ状態になった1曲で、正しく本作4thの中にあって"リーダー・トラック"とも言うべき1曲で、ミドルテンポで展開されるへヴィさを前面に押し出しながらも劇的なサビメロ展開は...。

名曲です!!!!!!!。。。


TALISMAN - Genesis - Give Me a Sign ★★★ (2020-08-13 14:25:15)

発売年のBURRN!誌年間ベストチューンに一票を投じた曲でこのバンド作品の中で一番好きな哀愁感漂うメロディが秀逸な曲(ブリッジ部分のさり気ないアコギを入れるアレンジも良いね)。
アルバム単位では1stの方がずっと良いと思うけど...ね。


THE POODLES - Sweet Trade ★★★ (2022-05-05 13:31:24)

全体的に暗いイメージのジャケが多いバンドですが、ソンな中でもこの2作目は黒を基調にタイトルとバンドロゴだけという特に地味なもの

しかし内容的には一番好きな作品ですわ...コレ(基本、どれもイイ出来ナンですが)
いやぁ...3分の①から名曲じゃないですかって思っているとソンなんばっかのオンパレードで最後まで捨て曲がない名盤ですよってコレ(笑)
その前述初っ端の①に代表されますがこの何とも云えない哀愁感が堪らなくて...アメリカンではこーはイカンですよ...ホント
③にしたって④にしたって...スゴいなと
中盤での⑥も効いてるし、終盤にきての⑩⑪っつうレベルの楽曲ををもってこられるってのも本作の充実振りが分かるってモンですナ(その後者⑪ってのが自身達の手による曲ってのも評価出来るし...)

そしてヤコブ・サミュエルによる歌唱もザラついた声質なのも個人的には結構ツボでしたし...バンドのトレードマークになっていたんじゃないのかね(名手マッツ・レヴィンによく似てるなぁ)

ホンでもって、(MIDNIGHT SUNからの流れですが)スウェーデンメロディアス系の陰の暗躍者(!?)でもあるヨナス・レインゴールドの存在も指摘しておくべきなのかな


THE POODLES - Sweet Trade - Flesh and Blood ★★★ (2022-08-27 07:54:47)

この名曲にダレもコメントを載せトらんとは...ね
たった3分って曲なんだけど...感動モンですよ
特にブリッジからサビメロにかけて...ネ
胸の中から何かが込み上げてくるっていうか、この哀愁が堪らんでッセ
例えが適当かどうか分からんですが、TREATの復活となる切っ掛けになった新曲を含むベスト盤
「Weapons Of Choice 1984-2006」[2006年]収録の新曲"I Burn For You"(名曲だ)に近いモノを感じるんですよね...我輩は


TOKYO BLADE - Night of the Blade - Warrior of the Rising Sun ★★★ (2016-10-23 18:32:11)

ギターリフからの物悲しくも叙情的展開...コレこそブリティッシュであり、正しく"様式美"と云える名曲で個人的には疾走タイトル曲よりも断然好みで、アルバムのハイライト。


TOTAL STRANGER - Total Stranger - The Mask ★★★ (2022-06-05 21:52:50)

9曲目に配置されたこの1曲...シビレます
最初の一音で"これはイケる"と感じさせるし、その後のサビも含めドラマティックに展開するこの曲の存在が本作の評価/価値を確かなモノにしていると思いますよ
もし...アナタがこの曲にピンと来ないのなら...メロハーには向いていないと言えるでしょう
因みに動画写は最新リマスター再発盤の新装ジャケですね
 (*^▽^*)


TREAT - Weapons of Choice 1984-2006 ★★★ (2019-01-12 11:32:29)

いゃぁ~懐かしいですナ。
4th"オーガナイズド・クライム"発売当時のCD帯タタキ文句/"男が、女が恋しくなったら力の限りGet You On The Run!"を思わず思い出したヨ(笑)。
①"Rev It Up"はゴキゲンなパーティーロック的楽曲で大したものじゃねぇーけど、新曲という②"I Burn For You"の哀愁感はどこから来たんだ?。↑の方達も言ってるけどキーボードの登場は皆無ながら、思わず涙チョチョ切れそうになるメロは正しく復活の布石になった楽曲だったと思うヨ...マジで凄いよこの曲(その後の復活アルバムなどにも収録されていないってのもとても貴重)
マッツ・レヴィン時代の楽曲も収録しているってのもこのバンドの人の良さを感じるよネ。この手の作品になると、つい除け者にしたくなるけどこのバンドはそーじゃないから...(まぁ、別に良い曲ではないんだけどネ)。
また、中々丁寧な作りのブックレットも評価出来るし、掲載されている写真も見てて面白い(メンバーの髪の毛の量の遍歴も...)
個人的な好みでは3rd"Dreamhunter"[1987年]が一番楽曲の質が揃っていると思うけど、前述4thのリメイク曲"Get You~"はこのバンドの代名詞ともいえるんで...。
でな事を見ても本作"Weapons Of Choice 1984-2006"はとても便利で親切なベスト盤だと思うよ。


TSA - Heavy Metal World ★★ (2019-10-16 09:45:43)

果たして日本のメタル好きのどれだけの方がこのバンドの事を知っているのだろうか?。
しかもポーランド出身って言うことで、情報も殆ど無く...一般にはポーランドっていうと良く来日してくれる『VADER』辺りが知られるところでしょうな。
↑の方が語ってるとおり、この動画とカテ自体は85年に、ベルギーの老舗レーベル『MAUSOLEUM』からの英語ver.の方...でもわが輩が語りたいのは'84年発表の現地語ver.の方。
しかしこのタイトルからして中々のモンだが、ややシンプルでヘヴィなG.リフが炸裂するオープニングからタテのりのゴキゲンナンバーでアルバムタイトルも伊達じゃないと言わんばかり。
現地語以外にポーランドらしさがあるのかはよく分からんが、唯一の英語タイトル(歌詞自体は現地語)で叙情さ演出する④などからも分かるようにアホな単なるタテのりバンドとは違い音楽的には器用さも併せ持ったりもするのがこのバンドの強みではないのかな。
曇り空の前に中々の面構えをしたメンバーが並ぶジャケ('84年現地語ver.)も悪くない。


TURISAS ★★★ (2022-04-12 23:20:50)

個人的には..."2013"[2013年]が結構なツマラなさで"まぁコイツら終わったな"...なんて思ったものですが...

っつう事はさておき、まさかの地上波ゴールデンタイム登場という偉業(当時リアルタイムで、適当にザッピングしてたら"コレ"やってて思わずイスから転げ落ちたナァ)も今となっては懐かしい(恐らく、本人達の意向とは裏腹に適当なオチャラけた吹き替えを付けられてしまい"単なる色物メタル馬鹿"としか撮してもらえなかったのがナンとも...)

しかしそこは悲しいかなゴールデンの力なのかは翌日はCDが売れたという...!?

個人的には2ndも好きだったが3rdも悪くはなかったと思う

またヤッてくんねぇーかなぁ


U.D.O. - Faceless World ★★★ (2016-10-27 19:35:31)

まず正直言うと、バーンで好評価された次作はアンマし好きじゃナイ
...し、メロディ作りに繊細に気を使った本作こそが名盤で、①~③を聴いただけでもソレは顕著だと...。
そしてタイトル曲④がまたイイんだなコレが...確かにあまりにも特徴的なウドの声がACCEPTとの関連性を宿命づけられてしまっているが、特にこの④を聴いてもらえれば分ると思うけど、"ヤレる事!?"はヤっているヨ...この作品はネ(いつまでも"ソノ事!?"を言っててもしょうがないと思うのだが)。
そしてキャッチーな名リフを刻む少しエビカルな展開を見せるラスト⑫も必聴の名曲...だとネ。


U.D.O. - Faceless World - Faceless World ★★★ (2022-05-03 23:23:26)

アコギ後の序盤から大胆にKey./シンセを効かせたアレンジでメロウな展開は、特に歌メロの組立て方にACCEPTからの脱却を感じます
サビメロもベテランらしい実にイイ味を感じます
...が、次作は打って変わってPRIESTの"Painkiller"を意識した(し過ぎた)ヘヴィさに軸足を移しましたが、個人的にはその事によってメロディ度が減退してしまったのが何とも残念でしたね


U.D.O. - Faceless World - Future Land ★★★ (2022-05-03 23:08:39)

本作ラストのこの曲が象徴してると思うけど...本作は(リフ自体に即効性が感じられる)G.リフとメロディとの組み合わせがよく練られていて素晴らしいです
まぁ少しエピカルな雰囲気も感じられますが、全体的としては比較的淡々と展開していく曲と思います...ですが終盤に転調させる辺りにもベテランの成せる技といいますかやはり経験からということなのでしょうね
そのあまりに特徴的過ぎる歌唱からACCEPTの流れを断ち切れない宿命にあるバンドでしょうが、要所でシンセを効かせたり"新基軸"にも積極的に挑んでいたと思います


U.D.O. - Faceless World - System of Life ★★★ (2022-05-03 23:38:40)

序盤からG.ソロが良いアクセントでG.リフも良く効いているし、一見何気ない曲になりそうなところを流石はベテランの技が効いています
2分半辺りからのG.ソロに於いても、ディート氏のピロピロと運指の正確さとプレイの確かさも感じるし、この曲はギタリストが主役の曲なのかな...


U.D.O. - Timebomb (2019-01-04 22:33:10)

個人的に...前作こそ出色の出来と思えるモノの本作は(B!誌クロスレビューで軒並み高評価されていましたが)どうも好きになれないんですよネ。
数々の方が↑でおっしゃられる通り、"Painkiller"に間違いなく触発されたであろうし、タイトル曲を始めスピード&アグレッションの気迫たるや凄いモノがあるとは思うんですが..."ソレだけ!?"のような印象デスね...あたしにゃー。
前作にあったリフ作りの多彩さやメロディ作りの巧みさは殆ど感じられないし、個人的にまぁまぁと思えるのも後半⑨や⑩ぐらいで、ソレとて前作に及ばないと思えます。
確かにソロに於けるマティアス・ディートは凄いし、よくヤッてるとは思えるけど、肝心の曲作りがお座なりになってしまっているのはいかにもイタダけないと...。
"本作はへヴィで攻撃的に..."との思惑は外れていないが、ソレによってバンド本来のメロディへのこだわりが減退してしまったのでは...ねぇ(苦笑)。
色々と書かせていただいたしまったけど...要するにメロ度が低すぎると思うし、印象的な楽曲がほとんどないと感じますね...あたしにゃーね。


U.D.O. - Timebomb - Timebomb (2019-01-04 22:39:28)

B!誌でのアルバム評価(確かクロスレビューだっと思うけど)は高かったけど...個人的には良いとは思えないタイトル曲。
リフは例の"Painkiller"の拝借だし、Aメロ~Bメロ...そしてサビと印象的な展開とは思えないのがその理由。
救いと言えば...マティアスのG.ソロぐらいじゃないのかな?。


V2 - V2 - HUNTER OF LOVE ★★★ (2019-01-31 18:34:12)

まぁ...全体としては大した作品ではないように思いますが...この1曲はその昔、(80年代~90年代のHM/HR作品の対訳をされてらっしゃった)西森マリーさんがDJだった某国営放送ラジオの番組内で"エアチェック(死語)"してカセットで良く聴いた思い出の曲です。


VENGEANCE (2016-10-29 10:44:46)

初代ヴォーカルだったレオン・グーウィー(日本語表記が色々とあるようだ)中心で復活したようだけど、初期から好きだった吾輩からするとレオンのバンドというよりはアルイエン・ルッカセンのバンドという認識だったけど...な(実際レオン脱退後のイアン・パリー在籍時代もこのバンドは極短期間存在した訳だから...)。
まぁ確かにレオン時代の4作品に於けるその歌唱ってのもこのバンドの中核をなして事は認めるけど...ヤッパリその本質ってのはルッカセンに於けるコンポーズ力の高さとほぼリズムに徹したザクザクとしたギターサウンドにあったと思うんですよネ。


VENGEANCE - Arabia ★★★ (2016-10-15 10:36:31)

実質のラスト作品となった名作(その後、レオンを中心に復活するが)。
まず、③"Cry Of The Sirens"、⑥"Castles in The Air"そして⑧"Children Of The Streets"は本作中にあって飛び抜けている曲々。
③は叙情的な様式美的楽曲でルッカセンの作曲能力の一つのピークを迎えたと感じさせる名曲中の名曲で、その後イアン・パリーが参加した"The Last Of The Fallen Heroes"や"Wings Of An Arrow"辺りの楽曲に通じてくる展開の1曲。
⑥はアコギからの叙情的な展開から一転する怒涛の疾走ナンバーで、これまた前述③同様にルッカセンのコンポーズ力の高さを知る事の出来る名曲の1つ。またレオンの歌唱も曲にマッチしていて素晴らしい。
⑧も⑥に近い楽曲で、展開的にはサビでの疾走感は最早ハードロックというよりはへヴィメタルなのでは...という破壊力を持った曲。
そしてこのバンドの魅力はルッカセンのコンポーズ力の高さとリードではなくほぼリズムに徹すザクザクとしたリズムG.であるし、ソレはゲストG.として参加したラナ・レーンの作品中一番メタルっぽいと称される"Secrets Of Astrology"[2000年]作品でも聴く事が出来る。


VENGEANCE - Take It or Leave It ★★ (2016-10-30 10:38:30)

このバンドはヤッパリg.のアルイエン・ルッカセンのバンドという思いが強いし、今はレオン・グーウィ―中心に復活も果たしてるけど、個人的には"全くの別バンド!?"ってな感じかな?。
で、邦題"明日への賭け"と題された3作で、全体的には明るく陽気なムードがアルバム全体を覆っていますが、時折見せる欧州的で叙情的な面が顔を出すのもとても魅力で、タイトル曲①や③⑨辺りの陽気なムードが支配的な楽曲もあるかと思えば、名盤となる次作への布石とも云える⑦"Women In The World"などはその叙情的な面を前面に押し出した様式的展開を見せる名曲と云えるだろうか?。


VENGEANCE - Take It or Leave It - Women in the World ★★★ (2016-10-30 10:46:35)

このバンドの魅力の一つでもある叙情的な面を強く押し出した名曲の一つ。
そして名作となる次作4thでも"Cry Of The Sirens"という名曲を生み出しますが、本曲がその大きな布石となったのは言うまでもありませんし、ソレはあのイアン・パリーを迎えた実質的ラスト作となる変則的ベスト盤にも収録される名曲"Last Of The Fallen Heroes"で結実する訳です。


VENGEANCE - The Last Teardrop '84-'92 ★★★ (2016-10-29 11:00:41)

元々は'89年作の4作目"Arabia"を当時の学生時代に購入した事が切っ掛けで大好きになって、それ以前の作品なども遡って聴いたバンドでしたが、突如発売された新録6曲+ベストという本作で解散という事を知り肩を落としたことを懐かしくも思い出されます。
まぁ...(未発表ライヴ等もありソレはソレで嬉しかったが)個人的にはこのベスト盤としての選曲にはどうも納得いくものではなかったのですが、その新VO.イアン・パリーの歌唱による新録6曲の出来がホント素晴らしく、ソレよりも"こっちの方"が嬉しかったし、"コンなイイ曲ばかりなのにナンで解散なの?"って感じましたネ。
でまぁ...イアンにはELEGY的なメタル寄りな音楽性よりこっちのようなハードロック的音楽性が一番合っていると思いますヨ。


VENGEANCE - The Last Teardrop '84-'92 - As The Last Teardrop Falls ★★★ (2016-10-30 10:13:22)

あのバーン!ではMR. BIGの大ヒット曲"To Be ~"に似ているとか言われたけど全然違うだろう?...と云いたいネ。
ただ、アコースティックギターと後半のコーラス辺りのアレンジが少し近いかな?という程度であって歌メロを含め感動的な後半の展開は似ていないと思う。
そして前任のレオンでは唄えなかったのではなかろうか?...と思わせる程イアン・パリーの歌唱が素晴らしいけど、この時バンドは既に解散を表明してわけでして...正にラストに相応しい感動の名バラードといった出来だ。


VENGEANCE - The Last Teardrop '84-'92 - Last Of The Fallen Heroes ★★★ (2020-05-11 17:55:21)

初代時代でいえば..."Dreamworld"(2nd)や名曲"Women In The World"(3rd)そしてレオン参加ラスト作収録のこれまた名曲"Cry Of The Sirens"(4th)辺りの流れを汲むドラマティック&叙情的1曲でコレもまた名曲といえるでしょう。


VENGEANCE - The Last of the Fallen Heroes - As the Last Teardrop Falls ★★★ (2021-03-14 16:21:50)

BURRN!誌だったか...MR. BIGの"To Be~"に似てるとかいってたけど、個人的には全くの別モノだと思うけど...ナ
アコギバラードっちゅー点だけだろ...似てるのって
あっちはあっちでイイけど、こっちはもっとイイ
オランダではなく米国産で、時期とタイミングよかったならコレも売れてたというゼ
いやぁ、アルイエン・ルッカセンの作曲能力の高さとイアン・パリーの歌唱力とが見事に合さった名バラードだナ。


VENGEANCE - The Last of the Fallen Heroes - The Last of the Fallen Heroes ★★★ (2021-03-14 16:16:05)

新たにイアン・パリーを迎えた布陣で録音されたモノの完成時には殆ど活動停止が決定的だったようで、名バラード"As The Last Teardrop Falls"をシングルとして発表しただけで実質的には活動停止という憂き目に...
ソンな中、この名曲ほ含むベスト盤"The Last Teardrop '84-'92(その新録の内6曲を収録)を最初に聴いたときにシビれたね
その他新曲も良かったけど、この曲はマジで震えたよ(ナンでこんなスゴい曲を作ったのに活動停止なのよって)
前作でも同系統の名曲"Cry Of The Sirens"なんちゅーのもあったが、この"The Last Of The Fallen Heroes"の素晴らしさと言ったら...
前任者とはタイプは違うが、イアン・パリーの自信に溢れた絶唱と相まった感動の名曲です...小生にとっては。


VENGEANCE - Wings of an Arrow ★★★ (2021-03-14 16:29:05)

アルバム" The Last of the Fallen Heroes"に2曲のボーナスを加えてミックス違い1曲を差し替えてリマスターを施した新装盤で、どうせ購入するならこっちをお薦めする
音も良くなってるのでよりダイナミックさが伝わると思う
作品そのものは全曲良くはないけど、名曲①を筆頭に②④⑦⑧そして今回ボーナスとなるデモver.なもののこちらも良い⑭など聴き所は押えてあると思います。


VETO - Carthago ★★ (2016-10-14 09:17:34)

前作はB!誌によって"54点!!?"でものの見事に切り捨てられた独産5人組の2ndで国内の弱小レーベル『ジムコ(JIMCO)』から発売された国内帯付盤(美品)は某オークションサイトでもかなりの高値で落札されている作品(裏ジャケには意味不明な逆さまになった日本語が記載されていた)。
初っ端から炸裂する①"Riders On~"のマイナーメタルはツカミとしては〇だし、如何にもな"ジャーマン!?"を感じさせる牧歌風メロの②"Unknown Soldier"は必聴だと云える1曲(必殺のサビメロを心して聴け!!!!!)。
またジャケのイメージ通りなヒロイック&エビカルで初期MANOWAR的な展開を見せるタイトル曲④"Carthago"もなんとも素晴らしい。
まぁカイ・ハンセンにヘタレをカマしたかのようなニワトリ声による歌唱は少し根気を擁するし、(表記はないが)電子ドラムっぽいドラム音も微妙だが、B級メタルを愛する諸氏なら全然OKな作品と思う。


VIRGIN STEELE - Age of Consent - Lion in Winter ★★★ (2022-04-01 20:08:34)

ディフェイス自身もMANOWARとの共通点というか共感する部分を認めている訳ですが、そのMANOWARのロス・ザ・ボス在籍ラスト作となった名作"Kings Of Metal"収録の名曲"Hail And Kill"を敢えてこのVIRGIN STEELEの曲に当てはめるとしたらこの曲がかなぁ...なんて思うんですけど...(勿論、曲自体は全く違うけど)

でまた、聴いていると...この力強くもドラマティックに展開するヒロイックな世界感に自然と引き込まれてしまいます

で、わたくしは本作ではコレを一番多く聴いた曲なんじゃないのかな


VIRGIN STEELE - Virgin Steele ★★★ (2022-04-01 19:35:27)

その昔の学生時代に国内盤の中古LP(帯付)を購入し何回となく聴き込んだ思い出の1枚

で、その国内盤にはその後のEPに収録されていた"I Am The One"(名曲!!!)がボーナス収録されててね、本編よりその名曲の方を良く聴いとったよ(笑)

で、本編の方はというと、当初リーダーと目されていたJack Starr(G.)の単独で作った曲がツマラなくてネ(あぁ、コイツは作曲能力がないんだな...なんて思ったし、次作も同じだったから実際そうだったんだ...と)

...だったから、ディフェイスの作曲能力こそがこのバンドの肝だとずっと思ってたし、実際もそうだったと思う(実際、Jack脱退後作品を聴いて改めてそう感じたし...)

まぁ、①(その国内盤LPではa)の表記がなく、①は単に"Danger Zone"だけの表記だった)はともかくとして...後はB面1曲目にあたる"Children Of The Storm"がとても気に入ったな

音作りのショボさは以下ともし難いし、コケ脅しの裏声ハイトーンもなんだかなぁなんて思えるのだが、でも何とも云えない味/展開もあったりで次作やEPなども買ったよ

我輩はかのMANOWARよりもこっちの方を先に知って聴き始めたんだよなぁ...と懐かしい思い出が蘇ってくる...。


VIRGIN STEELE - Wait for the Night ★★★ (2022-04-01 19:53:33)

その昔の学生時代、(↑の 「ゴリャートキン」さんの言う)2作品("Wait For The Night"と"A Cry In The Night")とも中古12インチで購入した

で、収録曲の中の"I Am The One"はスゴくカッチョ良くて何回となく聴き込んだ(この曲は1st国内LP盤にボーナスとして収録されていた)

で2作品の内の前者"Wait For~"のジャケが(動画ジャケ写左端のJackが...苦笑)...アルバムではバンダナとかで誤魔化してたけど、真面に頭頂部が撮されてて"(それまで必死に誤魔化してキタのに)いいのかなぁ~"なんて思ったほどだ(その後のソロ作品ではフサフサになってたから...あぁ被ったのネと)

その後のリマスター盤では2ndのボーナスとしてこのEPが収録されてたので、また聴けて良かったなぁ...って


VISION DIVINE - Stream of Consciousness ★★★ (2016-10-14 11:51:13)

まず最初...国内盤CD帯でも記されている通りルッピは正しく"奇跡の逸材"だという事。
ライヴ動画で実力は分るが、フェイクなくココまでスタジオ作を再現できるのかという事に驚く。
そして何よりも楽曲の質が高い事も本作を名作に押し上げている要因でもあるし、ルッピ参加作品の中でも本作は別格であるように思う。その楽曲コンポーズの中心はトーセンなのは事実なのだが、クレジットを注意深く見ればキーボードのオレグ・スミルノフの存在も注目出来る。ソレは次々作で再び本作のコンセプトを持ち出した"The 25th Hour"[2007年]を聴いてもその差は顕著だったなと...というのもそこにスミルノフはいなかったの訳だから...。


VISION DIVINE - Stream of Consciousness - La Vita Fugge ★★★ (2016-11-06 10:41:38)

正しく(国内盤帯が示す通り)"奇跡の逸材"だという事...このミケーレ・ルッピという男。
このライヴ動画を見てだれもが驚愕する事でしょう。
スタジオ作品をいとも簡単に笑顔でここまで再現できるのかという事を。
そして動画ラストの超難関スクリームがとにかく強烈。
それにしてもルッピは本当に満足しているのか?...白蛇加入(Key.として)???(まぁ別途プロジェクトでもいいんでまた唄を聴かせておくれヨ)。


VIXEN - Vixen - Cryin' ★★★ (2020-06-21 08:38:11)

コンポーザー自らも作品を発表しトるJeff Parisの'87年作の2ndにも収録されているバージョンとアレンジ自体はほぼそのままなのだがヤッパリ...ね、こーゆーお綺麗な女性達に演られると華やかさが全然違うし曲自体の印象も変わってくるんだよね。
ソレと...Vo.のジャネット・ガードナー(だったっけ?)はその美しさばかりも目が行きがちだけど、声質そのものも魅力的だし、出だしの力の抜いた部分や逆に少し力んだ部分との力の入れ具合など歌唱面でももっと評価されてイイと思うし、この手の女性HM/HRのお手本的歌唱だと思いますゼ。
そして↑の方にもあるけど、わたしも1stではこの曲が一番好きだな。


W.A.S.P. - The Crimson Idol - The Great Misconceptions of Me ★★★ (2021-01-13 15:43:32)

久しぶりに聴いたが今まで何回聴いたことだろうが?

出だしアコギからのカスレた歌声からして涙腺を刺激してくる...そしてG.リフが先導し展開するダイナミックな展開...そしてサビメロは涙腺決壊...前作からも感じられたが、刺激をしてくるのは"股間の方!?"じゃなく間違いなく涙腺だ...終盤に向かってなだれ込んで展開していく様は感動ドラマ...そして(誤解を恐れずに云えば)コレは正しく"様式美!!!"だ...コレはナ。


WARDRUM - Mavericks - Rise ★★★ (2022-12-31 14:58:31)

この新Vo.(3代目)の評価はどうなんだ?
確かに短髪(というよりハゲだが)無精髭面はハッキリ言って冴えないけどな
しかしな...なんなんだこの歌唱はよぉ
確かに密度の濃い歌唱を披露した前任者も強者だったし(個人的には少し暑苦し過ぎたと思うが)...今回のコイツは逸材なんなんじゃなぇーか(笑)
こりゃーあのダニエル・ハイメンを感じさせるじゃなぇーかよ(オレはコイツの方が好きだゼ)
ソレにこのミッドテンポの曲⑤"Rise"を聴いてみろよ
この扇情的歌メロと展開はリンドクヴィスト期NOCTURENAL RITES辺りに通じるアツさじゃねぇーか
特にブリッジからサビにかけては...聴く度に泣けてくるじゃねぇーか、バカヤロー
ソレに思わず"イチ、ニ、サン、ダァァーー"をキメたくなってくるゼ
ソレにこーゆーミッドテンポの楽曲にこそコンポーズ力ってのが問われるわけよ
ソー言った意味じゃ、ここのリーダーっつうドラムのステルギオス・クールー(覚えなれねぇーし、恐竜みてぇな名前だな...コイツ)っつうヤツはかなりのモノだと思うゼ
それにしてもイイ曲だな...コレ。


WARDRUM - Messenger - After Forever ★★★ (2022-01-30 08:16:24)

疾走する中、そのサビメロが聞こえてきた瞬間に思わずニヤリとさせられる1曲は本作のハイライトか
多くの方が、このバンドに求めているであろう展開は聴いてて小生も気持ちの高ぶりを感じます
ソレに比べると終わり方がやや呆気なく尻切れ気味なのだが些細事なので...ココではこの辺に留めておこう(笑)


WARDRUM - Messenger - Phoenix ★★★ (2022-01-30 08:06:25)

ミッドテンポで展開されますが、歌メロを中心にとても魅力的な1曲に仕上がっていますね
こーゆーミッドテンポ曲で勝負出来るってのはシッカリとした作曲能力の成せる技と思います
聴いてると何処か心揺さぶられますね
素直にイイ曲。


WARRANT - Dog Eat Dog - All My Bridges Are Burning ★★★ (2021-11-20 10:07:38)

過小評価されている本作にあって会心の一曲といいますか、ソレまでのダークで重苦しい雰囲気を切り裂くかのようなG.リフから始まる展開はハードでメロディックそしてドラマティックな要素もあったりとアメリカンメロディアスハードの良心とも言える隠れた名曲と思います

売れた1stにもこんなカッコイイ曲無かったと思いますよ


WARRANT - Dog Eat Dog - April 2031 ★★★ (2021-11-20 10:18:43)

この曲も好きな一曲

①や②はあまり好きにはなれなかったですがこの曲は気に入りましたな

全体としてはダークで物悲しい雰囲気が支配的な曲で、ヘヴィなG.をバックに何処か淡々と語りかけるかのようなJ.レインの歌唱とサビでの子供達のコーラスとの対比が素晴らしいと感じます

本人達もアレンジに相当力を入れたのではないのかな...そしてある意味、本作を象徴している曲のように思えます


WILD DOGS - Reign of Terror ★★★ (2016-10-16 18:58:59)

 アツい意見は↑の方々が仰られている通り...で、名盤。
 DS.のディーン・カストロノヴォがよく取り沙汰される事が多いですが、個人的にはその切れ味鋭い"カミソリリフ!!!"を炸裂させるジェフ・マークこそがこのバンドというか本作の肝だったのではないかと思いますし、もし"リフ10選!?"ということなら本作をその1枚に挙げるでしょうネ(また、リズムそして歌メロとも呼応したリフ作りという点に於いても本作は名リフ作品の1枚だ)。
 しかしその名盤っぷりとは裏腹に、当時の邦題"暴虐の暁"ってなんなのか?...未だ意味不明です(T_T||)。でその他、OMENの"殺戮の祈祷"やOBSESSIONの"狂気の方程式"...この辺りなども同様で理解不能?。


WILD DOGS - Reign of Terror - Metal Fuel (In the Blood) ★★★ (2016-11-20 09:49:24)

ドカドカと忙しなくドラムキットを壊すんじゃ?...と思わせるディーン・カストロノヴォも凄いけど、のっけから切れ味鋭く鋭利な刃物の如き"カミソリリフ!?"をカマすジェフ・マークのプレイにシビレっぱなし...正にTopに相応しい1曲。


WITHIN TEMPTATION - The Heart of Everything - Hand of Sorrow ★★★ (2020-07-24 08:42:37)

本作の中で個人的に一番なのは⑩なのですが、この曲もその⑩に負けず劣らず気に入った曲でした。取って付けたようなオーケストレーションではなく見事に楽曲にマッチしているし緩急織り交ぜた展開はある種のHM/HR的ダイナミズムを感じさせます。
ここ最近、国内アーティストにみられるようなヘナヘナなファルセットではなく、(この曲に限ったことではないが)その感動的でダイナミックな楽曲と調和したファルセットの使い方なども素晴らしくシャロンの歌唱がまた一段階レベルアップしたように感じます。
それにしても恐れ入りました...この曲も間違いなく名曲でしょうね。


WITHIN TEMPTATION - The Heart of Everything - The Truth Beneath the Rose ★★★ (2020-07-24 08:29:10)

前作を聴いたときの衝撃はかなりのモノを感じて"こんな凄いの作ると次が大変だな..."と感じたのだが、本作はその前作に負けず劣らずの出来で感動した事を思い出す。
ソンな中にあって①⑤⑥とこの⑩が特に好きになったが、その中でもこの⑩が一番と思った。
その美しくも何処かはかなさを感じさせるメロディ...そしてこれでもかと感動の渦が押し寄せる展開がドラマティックさと合さって...とにかく泣けてきます。
そしてその楽曲を更に感動的なモノにしているのがシャロンの可憐な歌声。
当時...某専門誌の年間ベストチューンに選出させていただいたとの記憶がよみがえってきます。


WUTHERING HEIGHTS - Far From the Madding Crowd ★★★ (2017-01-28 14:00:31)

まず内容で云ったら本作が一番なのではないだろうか?。
前作まで参加していたクリスチャン・アンドレンからニルス・パトリック・ヨハンソンにチェンジした事と、エリック・ラヴンのコンポーズ力とが上手く共鳴し古典的様式美HM/HRの名盤を作り上げた1作。
クセの強めのパトリックの歌唱には拒否反応もあるかも知れんが、とにかく楽曲の充実度がハンパなく、プログレッシヴ云々ではなくその牧歌的メロディと古典に拘った姿勢は素晴らしい("メロスピ"云々で語る方も多いようだが、個人的には古典的HM/HR的と思うし、系統的に云えば初期虹を頂点とした様式美系に属するのではと思っている)。
最後に...名手モルテン・ソーレンセンのプレイだけに限って云えば個人的には前作の方が好みだし前作に軍配を挙げたい。


WUTHERING HEIGHTS - To Travel for Evermore ★★ (2017-01-28 13:37:26)

まず、イントロ①後に展開する②""The Nevershining Stonesに於ける牧歌的メロと古典的様式美に拘った展開はこのバンドの何たるかを示した名曲だ。
そして本作にに花を添えていると思うのが、本作から参加したドラマーのモルテン・ソーレンセンで(プレイ自体は次作よりも本作での方が良いネ)、そのコージー・パウエルを感じさせる豪快な中にもテクニカルなプレイは正しくグッドな選択だった思う。
また、前作から引き続きいての参加となる元TAD MOROSEという肩書きを持つクリスチャン・アンドレンの歌唱については色々と苦言もあるようだが、個人的には力強さという点に於いては"もぅ少し..."と感じなくもないが、歌唱そのものは批判されるべきモノではないし、及第点は軽くクリアしていると思う。
まぁ作品全体を見ると、前述名曲②が抜きん出てしまっているように感じなくもないので、序盤に既に手の内を全て見せてしまったかのように思えてしまうというのが難点か?。
そして最後に...ジャケアートが素晴らしいという事も指摘しておこう...。