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聖なる守護神さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-300

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聖なる守護神さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-300

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GARGOYLE(USA) - Gargoyle - The Burning ★★★ (2019-02-12 12:44:28)

本作中の佳曲の中にあって特に魅力的な正統派HM曲で、ある種のメロスピ的な要素も感じさせるスピード曲。
基本はメイデン風メタルながら1分20秒辺りからのナントも云えんフレーズを紡ぎだすギターソロは失禁必至か?。
(↑は試聴できないようですので)是非とも各自動画でチェックしてみてほしい...。


GARGOYLE(USA) - Gargoyle ★★★ (2019-02-12 12:41:23)

デビューシングルでは...『B!誌』でモノの見事にコケ扱いされながら、心機一転(唯一作となってしまったが)放ったこの1st"Same"[1988年]は音作りのひ弱さがあるものの、その叙情的メロディを操る正統派HMはとても魅力的な作品に仕上っています(オリジナルCD盤はレアだが'00年に1.500枚限定の再発盤もあまり見かけないけど、コピー盤も存在するのでお気を付けを...)。
(HALFORDのギタリストであったパトリック・ラックマンの実兄ある)ティム・ラックマンの少し素っ頓狂気味なハイトーンはあるが、良く練られた歌メロとシングルギターながら随所でキメフレーズをカマすプレイとが、ナントも叙情的雰囲気を演出し、スピード曲②④⑥(特に②⑥は名曲)と素晴らしい曲が並ぶが、実はその間に配置されたミッドテンポ曲もとても魅力的と言うのがこのバンドの肝である。
↑の方も仰っておられますが、非力感(特に軽いドラムは...)を感じてしまうプロダクションはマイナス点...しかしそれを上回る大きな魅力を持った1作。
捨て曲無しのB級メタルの名盤...と言っておこう。


OUTLOUD - Let's Get Serious ★★★ (2019-02-09 12:57:55)

アホなバンドでは決して演れないであろう初っ端①"Another Kind Of Angel"の出だしからして並々ならぬレベルのバンドであろうことが分る一作。
そして続く②"I Was So Blind"の哀愁感にヤラてしまい、③"One More Time"そして失禁必至の④"Like A Dream"で体が崩壊することでしょう。またやや終わり方が唐突な感じもするものの⑤"All In Vain"にしても並のレベルのバンドを一蹴するぐらいの高次元で展開されているし、インストにしてタイトルとなった⑥も単なるインストで終わらず、ヴォーカル曲と何ら変わらぬ魅力的な一曲に仕上っていると思いますね。
まぁ...唯一というか"コレは...ねぇ?"と思えるのはジャケアートだけだナ(苦笑)。特に(個人的には)魅力的な女性には思えないSっぽさ漂う女性(失敬)とビル群というモノを安っぽいCG合成で、1stや2ndの如何にもなってなモノに比べると...どうなんだろうと(笑)。
そしにしてもコレは素直に名盤と呼べるレベルだと思います。
で、個人的にはNOCTURNAL RITESの哀愁感に近いモノだと思えますし、そのジョニー・リンドクヴィスト(Vo.)の振り絞るような歌唱でも聴いてみたいナ...なんてネ(笑)。


HERETIC - Breaking Point (2019-02-09 12:33:37)

本作を初めて聴いたのは...30年ぐらい前にレンタルCD屋で借りたのが最初でしたナ(ソコのレンタル屋はレアなHM/HR作品が多く置かれていた)。
勿論、本家METAL CHURCHを最初聴いたし、その3rd"Blessing In~"が気に入っての事だったんだけど...そして本作を聴いての印象が、"何だか冴えねぇなぁ...!?"ってのが感想だったですね。
ソレはまず作曲能力不足というのが一番で、G.リフもそうだけど一番はメロディの魅力が乏しい事がその要因なのかな...と(ソレはミッドテンポ曲になると余計にそう思えてくる)。
確かにアコギから幕を開けるドラマ性を演じたラスト⑩"The Search"は悪くないし、このレベルのバンド作品としては"良い曲!?"なんだろうけど...既にハウの加入したCHURCH作品を聴いてしまっている訳で、わたくしめは...少なくとも本作を名盤などと軽々しくは言えないナ。


久保田早紀 ★★★ (2019-02-09 12:16:29)

一般的には...デビュー曲にしてミリオンヒット曲である"異邦人"の一発屋との印象が強い様に思えますが、実は殆どの楽曲(作曲)を自身で手掛けている方で(作詞も多くを手掛けています)、コンポーザーとしての能力に長けたアーティストだったと思います。


CRIMSON GLORY - Transcendence - Lady of Winter ★★★ (2019-02-02 16:23:47)

某有名専門誌の初代編集長だった"とあるデブ!?"がこの曲をもって"軽い!?"とホザいた事もあったと思うが、"ナニを言ってんの...!?"と言いたくなるキャッチーさも併せ持つG.リフからして"脱糞必至!!!?"の1曲に仕上っているといえるでしょう。


V2 - V2 - HUNTER OF LOVE ★★★ (2019-01-31 18:34:12)

まぁ...全体としては大した作品ではないように思いますが...この1曲はその昔、(80年代~90年代のHM/HR作品の対訳をされてらっしゃった)西森マリーさんがDJだった某国営放送ラジオの番組内で"エアチェック(死語)"してカセットで良く聴いた思い出の曲です。


OZZY OSBOURNE - No Rest for the Wicked ★★★ (2019-01-31 18:30:10)

オジー作品の中では一番好きな作品です。
捨て曲は無いし、ザックの奏でるG.リフも実に印象的なフレーズばかりで...思わず口ずさんでしまうし...。
ランディ時代でもなく、ジェイク時代でもなく...吾輩はこのザック参加1作目がとにかくスキ。


OZZY OSBOURNE - No Rest for the Wicked - Tattooed Dancer ★★★ (2019-01-31 18:27:21)

↑の『俺ヲイザナエ!』さんの書かれていらっしゃるけど...コレはもう『PURE ROCK』ですよネ。
なんとも印象的でキャッチーなG.リフは名曲と思います。


NAGLFAR - Sheol - EMERGONG FROM HER WEEPINGS ★★★ (2019-01-26 11:00:32)

名曲として生まれ変わった1曲で、元々は2nd後の'01年に発売された5曲入りEP"Ex Inferis"収録された1stリメイク曲。
初っ端のライデン氏の邪悪に満ちた叫びから始まり、叙情的ピアノ旋律を経て、終盤に雪崩込んでいく展開は鳥肌モノ。
そしてマイケル・シェンカーから影響を受けたと思しきメロディを最終版のフェイドアウトへと奏でていくG.ソロは涙チョチョ切れモンだと思います。
買うなら絶対に国内盤をおススメします。


CONCERTO MOON - Live Concerto ★★ (2019-01-24 23:40:16)

出だしの幕開けからいきなりイングヴェイの1st収録"イカルスの夢~"と同じ始まりと言うのは意識したのだろうか?。

個人的には...マンドレイクのオムニバス2作品に収録されていた②と⑤(前身バンド"クリスタル・クリア"として収録)が好きですが、G.プレイ的には④に於けるG.ソロでのKey.との掛け合いなどが聴きどころなのかも知れませんネ。

まぁ...⑤出だしの尾崎氏の掛け声"オーライッ、オケェェーッ"の"オケェェーッ"が完全に裏返ってしまっているのは笑えるし、最後オーディエンスに対して"アリガトウ...また来いヨッ!!!"が今となってはナントも空しさもあるが、その辺の微笑ましさも含め聴いてほしい作品。


CONCERTO MOON - 鋼鉄組曲~宇宙より愛を込めて~ (2019-01-24 22:31:02)

曲自体よりもメンバー写は..."何じゃコレ?"の一枚で、笑える。

今時の"オネェ系???"ってな感じで。


浜田麻里 - Legenda - Momentalia ★★ (2019-01-23 10:03:20)

この曲を聴いていると...尾崎時代の初期CONCERTO MOONを思い出すのはわたしだけか?(笑)
30秒ほどのピアノイントロ後の展開からもソレらしいし、Bメロなんてモロだし、浜田さんの大きなヴィヴラートを効かせた歌唱のせいか余計に"ソコ!?"を感じてしまいます(この曲を聴いていると私は何故か尾崎さんの顔が浮かんでしまうんです)。
なので...尾崎さんにも是非唄っていただきたいですな。


浜田麻里 - Sur lie - Love Creatures ★★★ (2019-01-20 15:23:13)

実は隠れた名曲でしょう。正に浜田麻里ってな1曲でメロ展開もドラマティック!!!!。
もっと人気が出て然るべき1曲!!!!!。


浜田麻里 - Sur lie ★★★ (2019-01-20 15:22:07)

結構隠れた名作と言うと言いすぎでしょうが...でもかなり良い出来で充実の1作といって良いのでもっと評価されて然るべき作品じゃないのかな?。
まぁ、チャート的には惨敗した訳ですから次作での"メタル路線へ"との思惑は理解出来るし、また多くの"そちら寄りを期待!?"する方達にはウケないのだろうけど、J-POP路線というかメロディアスハード的路線の集大成となる快作であると言いたいですね。
で、個人的には中々感動的な⑤やメロウで昭和歌謡チックな⑥そして本作一のハードさを前面打ちだした出色の⑨辺りを"特に!!?"おススメしたい。


NAGLFAR - Téras (2019-01-15 18:28:01)

本作もキツい作品だねぇ(苦笑)。
スピード曲がないとかあるとかいう事よりも曲自体のレベルが落ちてしまっているのはバンドとしては致命的。
前任ライデン脱退後の作品はどれもこれも今一感が漂っていますが(ルックス的にもイケていないのもイタい)..."敢えて!?"でいえば5th"Harvest"かな?...個人的には。


TREAT - Weapons of Choice 1984-2006 ★★★ (2019-01-12 11:32:29)

いゃぁ~懐かしいですナ。
4th"オーガナイズド・クライム"発売当時のCD帯タタキ文句/"男が、女が恋しくなったら力の限りGet You On The Run!"を思わず思い出したヨ(笑)。
①"Rev It Up"はゴキゲンなパーティーロック的楽曲で大したものじゃねぇーけど、新曲という②"I Burn For You"の哀愁感はどこから来たんだ?。↑の方達も言ってるけどキーボードの登場は皆無ながら、思わず涙チョチョ切れそうになるメロは正しく復活の布石になった楽曲だったと思うヨ...マジで凄いよこの曲(その後の復活アルバムなどにも収録されていないってのもとても貴重)
マッツ・レヴィン時代の楽曲も収録しているってのもこのバンドの人の良さを感じるよネ。この手の作品になると、つい除け者にしたくなるけどこのバンドはそーじゃないから...(まぁ、別に良い曲ではないんだけどネ)。
また、中々丁寧な作りのブックレットも評価出来るし、掲載されている写真も見てて面白い(メンバーの髪の毛の量の遍歴も...)
個人的な好みでは3rd"Dreamhunter"[1987年]が一番楽曲の質が揃っていると思うけど、前述4thのリメイク曲"Get You~"はこのバンドの代名詞ともいえるんで...。
でな事を見ても本作"Weapons Of Choice 1984-2006"はとても便利で親切なベスト盤だと思うよ。


FORBIDDEN - Twisted Into Form ★★★ (2019-01-12 11:02:26)

私的には勢い押しだった前作よりも緩急織り交ぜた本作の方が好きですね。
"唄えるデブ!?"と言えばスティーヴ・グリメット辺りを思い出すけど、このラス・アンダーソンもかなりのもので、特にスラッシュ系では貴重な存在だったし、活動停止後に復活した後もラスが歌唱を務めていた事などを考えてもバンド自体もトレードマークの一つと考えていたのでしょうね。
どの曲がというよりはより全体として楽曲の質が向上していると思うし、良い意味でキャッチー度が上がりつつ、バンドのアンサンブルの向上...そしてなりにりもソレを可能にしているのが緩急を織り交ぜたテクニカルなドラムプレイでしょう。
個人的には当時のUSスラッシュ勢の中にあって5本の指に入る名盤と思います。
また、"スラッシュって苦手"と思っている方も本作は受け入れられるでは?...と思う正統派HM寄りのスラッシュ作品と言えるのではないんかな?。


U.D.O. - Timebomb - Timebomb (2019-01-04 22:39:28)

B!誌でのアルバム評価(確かクロスレビューだっと思うけど)は高かったけど...個人的には良いとは思えないタイトル曲。
リフは例の"Painkiller"の拝借だし、Aメロ~Bメロ...そしてサビと印象的な展開とは思えないのがその理由。
救いと言えば...マティアスのG.ソロぐらいじゃないのかな?。


U.D.O. - Timebomb (2019-01-04 22:33:10)

個人的に...前作こそ出色の出来と思えるモノの本作は(B!誌クロスレビューで軒並み高評価されていましたが)どうも好きになれないんですよネ。
数々の方が↑でおっしゃられる通り、"Painkiller"に間違いなく触発されたであろうし、タイトル曲を始めスピード&アグレッションの気迫たるや凄いモノがあるとは思うんですが..."ソレだけ!?"のような印象デスね...あたしにゃー。
前作にあったリフ作りの多彩さやメロディ作りの巧みさは殆ど感じられないし、個人的にまぁまぁと思えるのも後半⑨や⑩ぐらいで、ソレとて前作に及ばないと思えます。
確かにソロに於けるマティアス・ディートは凄いし、よくヤッてるとは思えるけど、肝心の曲作りがお座なりになってしまっているのはいかにもイタダけないと...。
"本作はへヴィで攻撃的に..."との思惑は外れていないが、ソレによってバンド本来のメロディへのこだわりが減退してしまったのでは...ねぇ(苦笑)。
色々と書かせていただいたしまったけど...要するにメロ度が低すぎると思うし、印象的な楽曲がほとんどないと感じますね...あたしにゃーね。


BLACKSMITH - Gipsy Queen ★★★ (2019-01-03 10:02:41)

その昔...非正規盤ながら数々の未CD化貴重音源処を収録した名ブート盤(苦笑)"Swedish Metal Explosion"(未だ結構な価格で取引されている模様)の1曲目に北欧メタル屈指の名曲"Gypsy Queen"が収録してて驚喜した事を思い出す(同作収録TWILIGHT PROJECTの"Starchild"の方も同様だったが、こちらは一足早く初CD化され再発済み)。
耳をツン裂く裏声ハイトーンの評価は微妙かもですが、北欧メタルの美点を寄せ集めたような展開はその点を鑑みても胸をアツくさせるモノがあると思います。

...んな訳で、今回、初CD化再発に踏み切ったギリシャの『NO REMORSE Records』は凄いのだが...一昔前、この手の再発に一番敏感で"メタル大国!?"だったはずの我が日本がここ最近二歩ぐらい海外レーベルに遅れを取らされているのはナンとも悲しく感じてしまう今日この頃なのです(本作品も国内より海外の「NO REMORSE Records」の方が一足早く初CD化されたんでそちらを選択してしまったから...ねぇ)。


St. Elmo's Fire - Warning from the Sky ★★ (2019-01-03 09:28:23)

やや不器用感が漂う一本調子なハイトーンな歌唱といい、ミッドテンポで展開するオーソドックスなメタル振りといい...かのKEELに欧州風叙情性を足したような音楽性といった印象が強い作品。
...ソーいえば、TOKYO BLADEのアラン・マーシュ的な感じがあるんかいな?。ウンッ、音楽的にもTOKYO BLADE辺りを感じさせるネ。オーソドックスな中にも時折ブチ込んでくる叙情的フレーズがイイんだよね(笑)。
個人的にはよりその叙情政をアピールした③"Caught In The Heartbreak"や⑧"Warning From The Sky"が好みだけど、その他も及第点はクリアしているし良い作品だと思うよ。(まぁ、今時の若いメタラーにはアピールしないと思うけど...)


YNGWIE MALMSTEEN - Marching Out ★★★ (2019-01-02 11:51:36)

音の悪さでは天下一品の名盤ですが...最新紙ジャケ(日本初回盤LP帯を再現した盤)『SHM-CD盤』(UICY-77850)を是非ともお勧めしたいです(邦題に"+2"が表記されている盤です)。※因みにその前に発売された紙ジャケリマスター『SHM-CD』盤も所有しております。
本盤は過去の日本所有マスターを使用したのではなく、'14年にEUで発売されたAndy Pearceによるリマスターを施した4枚組"Now Your Ships Are Burned~The Polydor Years 1984-1990"(過去の『POLYDOR』時代作品を強引にCD4枚の中に収録した作品でしたが、恐らく初CD化となる12-inch盤Maxi-singleの"Studio / Live'85"を収録していた!!!)からのマスターを使用したという事で、それに『SHM-CD』とか重なり、コレまでにないクリアさとダイナミックな音を実現している作品になっていると思います。
個人的にこれまでで一番音が良いと思っていたのが、(12曲入りベスト盤ですが)"20th Century Masters The Best Of Yngwie Malmsteen ~ The Millennium Collection"(2005年)に収録されていたモノでしたが(国内の"~The Collection"と多くの曲がカブっていましたが、音は比べものにならない程違っていた)、ソレに勝るとも劣らない音でしたので...。
そして作品的には...所謂、歌モノの中では一番好きか二番目に好きな作品ですネ(マッツの唄う"Facing The Animal"と甲乙付け難いです)。


CRIMSON GLORY - Dream Dancer ★★★ (2019-01-02 11:10:40)

'88年に国内だけで発売された"8cm短冊形CDシングル盤"は未だ鬼レア指定の最重要アイテムですが、楽曲的にもアルバム未収録というのが信じられない程の名曲(バンド結成初レコーディング曲とのことらしい)。
兎にも角にもドラマティックを絵に描いた様な展開は激アツ振りでしょう。


CRIMSON GLORY - Crimson Glory - Heart of Steel ★★★ (2019-01-02 11:04:38)

もぅ初っ端のアコギからの展開だけでヤバいですが、劇的でどうにもなんない程ドラマティックに展開する名曲中の名曲デス。
凡そ、HM/HRと呼ばれる音楽に期待するモノすべてがこの中にあるといっては大袈裟かも知れんですが、本作の中では一番好きな曲ですね。
トニー・マーティン時代のSABBATHが好きな方におススメしたい作品...かな?。


DRIVE ★★★ (2019-01-02 09:52:14)

一時、中古盤市場に2作目が安値で叩き売られていたように思いますが(今でもそうかもな)、ココはやはり'88年発表のデビュー作"Characters In Time"です。
惜しくも'09年に他界した(故カール・アルバートを思わせる)David Taylorの強靭なハイトーンは凄まじいの一言だし、メタルの権化の如き楽曲群は脱糞モノ必至でしょう。(正統派)メタル好きであるならレアな1stを根気強く探す事をおススメしたいと思います。
各曲で言えは...正しく本作を代表する名曲中の名曲②"Kamikaze"は言うに及ばす、④"Heroes Road"に⑥"Eternal Mercennary"のツインG.によるフレージングも見事だし、叙情的バラード⑨"Forever And A Day"に於けるTaylorの歌唱もなんだか涙が出てくる...。
そしてバンドの中心だったRick Chavezも'17年に他界してしまったわけですが、その後'17年に発表された"Idefi~A Tribute To David Taylor And Rick Chavez"(全13曲)も2作目風楽曲などもあったり、かなり毛色の違うモノも収録もされてますが、前述デビュー作に収録されていても何らおかしくない素晴らしいメタル曲もあるので、機会があれば、是非ともそちらもチェックしていただきたいなと思います。


GLORY - 2 Forgive Is 2 Forget ★★★ (2018-05-20 08:43:34)

ここ数年、某有名専門誌では...藤〇氏が紙面上でいわれる"グルーヴ重視によるへヴィさ云々"の影響なのか前作に比べると評価が今一の様にも感じますが、私的には(⑤を除いて)ソンな事全く感じないし、素晴らしいと思うけどな。

②は名曲の域だし、哀愁のバラードはゆうに及ばすで...終盤に差し掛かっての⑨の出来も本作では実に効いていると思えるが...ねぇ。


CEREBUS ★★★ (2018-05-12 22:40:36)

まず最初に...『NO REMORSE』もアツいが、『CULT METAL CLASSICS』も頑張っている。その中でもこの米国産『CEREBUS』の'86年作の1st"Too Late To Pray"リマスター再発に踏み切ったのは"逆転満塁ホームラン級!?"の大仕事だ(まぁ...板お越しだとおもうけどね)。
あのSHOK PARISやMETAL CHURCH...それにクールで都会的な香りが漂う(?)という事ではCITIESを思い浮かべる方もいるかも知れん音で、とにかくも叙情的フレーズを紡ぐアコギから展開するドラマティックな名曲③"Distant Eyes"を動画サイト辺りでチェックしてもらいたい(脱糞必至の名曲!!!)。
アメリカンパワーメタルが好きと言うなら本作はスルーしてはイカン...よ。


HEAVY LOAD - Stronger Than Evil ★★★ (2018-05-12 22:24:50)

ウ~ん!?...結局、(少し高いけど)その'18年版リマスターデジパック盤も買っちまった(笑)。
音はクリアさが増していてダイナミックさも向上してて満足出来たな。でも実は...ボーナス曲が目的なんだよ...本当はね(完全未発表っつう曲も収録されてたもんだから)。
これから順を追って2ndも再発されるみたいだけど...あのVHSのみで発売されたライヴ作"Live"[1983年]も単体で発売されるんかな?(未発表ライヴなんかを収録して是非ともお願いしたいところだ)。
しかし...ギリシャの『NO REMORSE』はアツいな...色々とマニア泣かせの作品を再発しつづけているんで。一昔前までは...再発王国と呼ばれた日本の専売特許だったはずなんだけど、国内でのCD売り上げが悪い性で大分尻込みしているよネ...国内レーベルどもは。
...と色々と御託を並べてしまったけど、とにかくこのHEAVY LOADは聴いとけ!!!。


HEAVY LOAD ★★★ (2017-03-15 19:01:42)

カルトなメタルが好きと言うなら、2nd"白夜伝説"と3rd"邪悪の化身"は必聴だが(1st"Full Speed~"は完全なイモだが)、実はその前に発表されている5曲入りミニ"Metal Conquest"[1981年]もとても良い出来だという事。

デビュー作が'78年で、その5曲入りミニが'81年であるから...コンポーズ力がその3年間に大きく飛躍した事になる。


HURRICANE - Slave to the Thrill (2017-03-10 16:27:48)

"例のマーク・エドワーズのベネフィット!?"の事もあって何故かこのバンドが悪者のように扱われてしまったのは不運の何物でもないが、前作は硬派なアメリカンメロディアスハードの名盤だったのに比べると、本作は駄作の何物でもない...ダグのプレイだのがどうだとかいったってこの手のバンドの生命線は間違いなく楽曲の良し悪しな訳で...そのダグもコンポーズ力はなかった訳だから...ね。

個人的には美麗ジャケ以外に取り柄が無いとアルバムと思えるが。


BURN - So Far, So Bad ★★ (2017-03-10 16:17:51)

面を見るとけっこう年いってそうなのだが、取敢えず英国産メロディアスハードの1stで、この時はキーボード氏を含む5人編成となっているものの、⑥"Rip It Up"のシングル盤[1994年]ではそのキーボード氏はスペシャルゲスト扱いとなっており"除け者!?"となって4人組との表記になってる(まぁその辺はどうでもイイのかも知れんが、このバンド、そのキーボードが結構な要のように思うのだけどね)。

まぁ総じて曲の出来も悪くなく、そのシングル⑥以降の後半もシッカリと聴かせるものはあるネ。個人的には⑧辺りが"特に!!!?"と思えるけど、ラッパを取り入れた⑨なども捨て難いし、バラード④も中々だ。

でもヤッパし...当時の時代背景を考えれば、英国で売れる音ではないと思うけど...(ソレでも3作発表出来たので一部の支持者はいたんだろう...)。


ORATORY - Beyond Earth - Song of Lust ★★★ (2017-03-04 10:29:37)

本作発表の前年に発表されているダークムーアの2作目を参考にしたのかは知る術はないのですが、とにかくそのクサメロは"凄い異臭!!?"を発散していると思います。

今すぐ"異臭警報!?"発動です。。。


ORATORY - Beyond Earth ★★ (2017-03-04 10:25:18)

ダークムーアのようなクサメロを追い求めている方におススメ出来る1作。
ややひ弱なサウンドプロダクションなどにも言いたい事はあるのだが、まぁ決して上手くはないが素直な歌唱はあのエリカ嬢に似ていると思うし、とにかくクサすぎるそのメロ質が2作目や3作目ころのダークムーアしてると。
個人的に特にというと"Song Of Lust"をプッシュさせていただきますよ。


CEREBUS - Too Late to Pray - Distant Eyes ★★★ (2017-03-01 18:30:29)

抒情的アコギから一転するクールなパワーメタルは本作の中でも屈指の名曲だと思う。
"まずはコレを聴け!!!"...だね。


CEREBUS - Too Late to Pray ★★★ (2017-03-01 18:28:28)

何処か都会的でクールにツインギターのハモリなんかもキメて見せる辺りはあの『CITIES』に通じるカッコ良さでUSパワーメタルの名盤です。
よくぞCD再発に踏み切ったよ...『Cult Metal Classics』はね(しかも貴重なボーナス収録して)。
スピード①やミッドテンポ②も良いけど、まずはアコギからのお約束的展開を見せる③"Distant Eyes"を聴く事をおススメするね...コレは80年代USパワーメタル屈指の名曲だと言い切れるよ...俺は(^_^)。
METAL CHURCHみたいのを日々探している輩には持って来いの作品なんじゃないの?。


BATTLE BEAST ★★ (2017-02-25 15:54:48)

最新作"Bringer Of Pain"からのPVを拝見したんですが、その女性ヴォーカルのローラ・ロウヒモ嬢の迫力ある唄いっぷりも大変驚いたのですが、全女で最も恐れられた現役時代の"ブル中野さん!!!"にしか見えないルックスにも驚かされましたね。

因みに楽曲はカッコ良かったです。


ALIEN - Best & Rare ★★★ (2017-02-25 15:45:05)

1stが再発されたりもしておりますが、個人的には2枚組の本作こそ再発されるべき作品と思うんですがね。シングルのみで発売され、The Final Countdownの影響をモロに受けた"Easy Livin'"も収録されていたし。


STORMWITCH - Stronger Than Heaven ★★★ (2017-02-11 11:16:05)

イモの極致だったと思うデビュー作もあったのだが、本作で見事B級ジャーマンメタルとしての意地を魅せ付けこの路線での一区切りとなる好作となった3作目。
次作では幾分明るさをもったメロディアスハード的音楽性も導入し、ソレはソレで素晴らしかったのだが、このザクザクとしたギター音とダークなメタル曲群は如何にもな(当時の)ジャーマンメタルだし、リー・タロット('13年死去)を中心としたコンポーズ力の向上がこの手のメタルバンドの生命線なのだという事を痛感させられる(①~7分越え③までだけでもソレは顕著だと)。
そして後にあのHAMMERFALLにも取り上げられる名曲⑥"Ravenlord"を聴けばメロディ作りにある種のコツを掴んだことが分るのでないだろうか?。特にサビメロなどはアホなC級バンドでは決して作りえないモノだと思わせる。
また締め括り⑧をインスト曲にするというある種の賭けに出たのだが、叙情的な幕開けから劇的な後半に展開するそのスリリングさは"歌無し!?"という事を全く感じさせないし、その賭けに見事勝利したのだと...。
同時期にジャーマンメタルを支えたという意味ではTYRANTや(少し先輩だが)GRAVESTONE...そしてあのVETO辺りももっと再評価されていいバンドと思う。


STORMWITCH - Eye of the Storm - Eye of the Storm (2017-02-11 10:42:39)

US盤ではこのタイトル曲がTopに収録されていた訳ですが、コレが本作のハイライトだとしたら少し情けないのではないだろうか?。
このバンドはどの時代に於いてもB級レベルに甘んじているというのはこの辺に弱さがある訳で、このギターリフによるイントロも何処かのバンド聞き覚えもあるモノのように思える(どうも思い出せないのだが)。
スピード曲と言う事で云えば前作収録の⑧"Cheyenne(Where The Eagles Retreat)"の方が遥かに良いと思える。


STORMWITCH - Eye of the Storm (2017-02-11 10:29:11)

その幻想的で如何にもなジャケアートに魅せられて購入すると...少し肩すかしを食らわされるのではいう5作目。
(私の所有しているのはUS盤の方なのでタイトル曲が1曲目に収録されている)例えば確かに1曲目相応しいであろうその曲①にしても悪くはないと思うのだが、タイトル曲にして初っ端のツカミ曲としてはインパクトとして弱いのではないだろうか?。続く②"Tarred And Feathered"にしても"少し違うだろう?"...と感じてしまう(どうも演りたい事と聴き手が求めているものとが少しズレてしまっているような)。
曲作りに於いて一皮剥けて好作となった前作4thからの"良い流れ!!?"を引きついだ③"Heart Of Ice"や⑦"Paradise"に⑨"Steel In The Red Light"辺りは良いので決して批判されるべき作品ではないと思うし、(過去の作品中)音楽的間口の広さで云ったら本作が一番広いとは思うのだが...。
まぁ結果、中心メンバーで本作のプロデュースも務めたギタリストのリー・タロット('13年死去)は本作をもって脱退してしまうわけだが...。


STORMWITCH - Dance with the Witches - My World (2017-02-09 22:17:52)

曲そのモノは別に悪くはないと思うが、登場するg.リフはロニー期SABBATHの名曲のパクリですね。


STORMWITCH - Dance with the Witches ★★★ (2017-02-09 19:58:04)

一旦活動を停止後の'02年に再び復活し、発表した8作目で、Lee Tarot脱退後の作品では一番の出来だと感じております。
音作りも前作"Shogun"辺りの安っぽさが抜け、そのキャリアに沿った重さも感じさせる中々の仕上がりですし、曲の充実度が上がっているのがとにかくうれしい。
初期の頃のらしさを感じさせる④"The Knights Of Light"やケルティック(アイリッシュ?)なメロディを導入した⑤"The Devil's Bride"辺りも新鮮さがあって中々良いし、バラード系⑥"Nothing More"という流れも実によく考えられているのでは...と(但し、⑩"My World"のg.リフはSABBATHの"Heaven And Hell"のモノのパクリなのは...??)。
正しく、復活作に相応しい1作となったと思います。


STORMWITCH - Shogun (2017-02-09 19:33:29)

ハッキリ云って駄作の部類だと思いますね...わたしは。
"将軍!?"名乗っておきながら描かれていたのは..."忍者!?"だったてのも理解不能だし...全12曲で"74分越え!!?"ってのも...大いなる疑問だねぇ。


STORMWITCH ★★ (2017-02-09 19:29:08)

まぁここ日本で知名度的に一番上昇して時って、HAMMERFALLに3rd収録の"Ravenlord"がカバーされた時なんじゃないんかな?。
個人的にとても好きなバンドだけど、あきらかな駄作があったりするんで、いきなり作品に手を出したりすると大きなしっぺ返しが待ってたりも...ね。
で、好きな作品っていうと3作目"Stronger Than Heaven"や4th"The Beauty And The Beast"辺り...。
後、2000年以降の作品で云うと'02年作"Dance With The Witches"辺りも良いと思うな。


MARTYR ★★★ (2017-02-04 19:41:11)

とにかく、1st"For the Universe"[1985年]収録のイントロのタイトル曲①後の②"Speed Of Samurai"を聴いてほしい...名曲だからサ(笑)。


CONCERTO MOON (2017-02-04 19:35:02)

こちらでは尾崎さんの熱烈な支持者が多いですね。
当時(ここ日本で)人気が絶頂期にあったイングヴェイにいたマイク・ヴェセーラの歌唱を意識し過ぎた唱法が気になったし、"~して!?"という部分を"~しツェ!?"と言ってしまうのもどうかと思っていましたが...ヘタではなかったし、当時の音楽性には合っていたのではないでしょうか?。
でもそんな正統派を(どれだけ上手く)演じたところで...結局は一般ウケからは程遠いし、一部の様式系HM/HRファン辺りにしかアピール出来ないという事が島さんにはあったんでしょうネ。

...久しぶりに..."Holy Child"(Make It Shine Vol.2収録バージョン)を聴いてソンな事を思ってしまいました。


WUTHERING HEIGHTS - Far From the Madding Crowd ★★★ (2017-01-28 14:00:31)

まず内容で云ったら本作が一番なのではないだろうか?。
前作まで参加していたクリスチャン・アンドレンからニルス・パトリック・ヨハンソンにチェンジした事と、エリック・ラヴンのコンポーズ力とが上手く共鳴し古典的様式美HM/HRの名盤を作り上げた1作。
クセの強めのパトリックの歌唱には拒否反応もあるかも知れんが、とにかく楽曲の充実度がハンパなく、プログレッシヴ云々ではなくその牧歌的メロディと古典に拘った姿勢は素晴らしい("メロスピ"云々で語る方も多いようだが、個人的には古典的HM/HR的と思うし、系統的に云えば初期虹を頂点とした様式美系に属するのではと思っている)。
最後に...名手モルテン・ソーレンセンのプレイだけに限って云えば個人的には前作の方が好みだし前作に軍配を挙げたい。


WUTHERING HEIGHTS - To Travel for Evermore ★★ (2017-01-28 13:37:26)

まず、イントロ①後に展開する②""The Nevershining Stonesに於ける牧歌的メロと古典的様式美に拘った展開はこのバンドの何たるかを示した名曲だ。
そして本作にに花を添えていると思うのが、本作から参加したドラマーのモルテン・ソーレンセンで(プレイ自体は次作よりも本作での方が良いネ)、そのコージー・パウエルを感じさせる豪快な中にもテクニカルなプレイは正しくグッドな選択だった思う。
また、前作から引き続きいての参加となる元TAD MOROSEという肩書きを持つクリスチャン・アンドレンの歌唱については色々と苦言もあるようだが、個人的には力強さという点に於いては"もぅ少し..."と感じなくもないが、歌唱そのものは批判されるべきモノではないし、及第点は軽くクリアしていると思う。
まぁ作品全体を見ると、前述名曲②が抜きん出てしまっているように感じなくもないので、序盤に既に手の内を全て見せてしまったかのように思えてしまうというのが難点か?。
そして最後に...ジャケアートが素晴らしいという事も指摘しておこう...。


SIAM - The Language of Menace ★★★ (2017-01-24 19:25:50)

まず、国内ライナーでの政則氏のいう"QUEENSRYCHE的色合い云々"は全くの的外れである。
このバンドの持っている良さはそのミルズの天にも突き抜けんばかりのハイトーンを生かしたメロディであって"ライチ的!?"なモノだは決してない...その点を上手く言い表していると思う曲が③"Signals Of Intuition"と続く④"Midnight Connection"なのではないだろうか(何故か↑の方は気持ちいいほどこの2曲をはずしているが...ネ)。この曲を聴いていると思わず泣けてくるよ...マジで(笑)。
ホンでもって...↑けんしょーさんという方の"確か3rdのはず!?"...ではなく1stデス。
そしてこの本作は...その暗いジャケアートと意味不明な邦題のせいで大分損をしていると思うヨ...前述2曲以外も悪くないし、その2曲に至っては名曲と云っても良いレベルなのではないだろうか?。


MANOWAR - The Dawn of Battle (2017-01-05 15:59:08)

 タイトル曲は所謂カール・ローガン時代の中では一番の名曲だ。初期ロス時代にはあった起承転結を感じさせる展開をもった1曲で、勢い任せの"Power"辺りとは比べものにならない1曲であると...ね。
 そしてバラード②は明らかなヤッツケ感漂う駄曲(笑)...コンなのを良いと評価している様ではアカンと思うのだが...個人的にはね(笑)。
 ラストの③"Call To Arms"も名曲と云うレベルには全然達していない1曲で、この程度を名曲だとか言っているようでは初期ロス時代の"March For Revenge"やソレと双方を成す"Bridge Of Death"の凄さなんてモノを到底理解など出来ないのではないか?。
 明らかにディマイオのコンポーズ力は"Warriors Of The World"[2002年]辺りを境に下降線を辿っているし、実はその事を本人が一番理解していたのかも知れない。この頃の似た様なライヴ盤を乱発していた事ひとつとっても明らかだと思うし(映像作品も乱発してた)、さらにその後は名作の名を汚すことになる名作のリ・レコーディング作というのも...最早、致し方なかったのかもしれない。


LIONS PRIDE - Breaking out ★★★ (2017-01-05 15:40:12)

 まず本作はとてつもない名盤だという事です。特に80年代に数多のメタルバンド達を輩出したベルギーのレーベル『MAUSOLEUM』からと来ればメタルヘッド達は即座に反応するだろう。このレーベルと云えば...CROSSFIREにKILLER...OSTROGOTHときてWILDFIRE辺りが看板バンドであったことには異論がないところだと...ね。
 そしてこのLIONS PRIDEなのだが、その少し枯れ気味のオヤジ声であるところなどは正しく『MAUSOLEUM』出身たるところだ。
 ありきたりのハイトーン系ではないところが...ほんとイイのだ。
 そしてキメのツインギターは涙モノで、コレぞメタルがメタルたる所以であろう点で...思わず目頭を押えてしまう...ゾ。
 同郷でレーベルメイトだったKILERの剛直さと同じく同郷だったOSTROGOTHのドラマ性を併せ持つこのLIONS PRIDEこそ"へヴィメタルの本来の姿!!!"であったと強く言いたい...(今時のクサメロを操るメロスピ達に親しんだ若いリスナーにどれだけのアピール力があるかは知らんが...)


RAINBOW (2017-01-05 15:21:46)

 ロニーとボネット在籍時の作品は好きなんですけど...ジョーの凄さってどの辺なんだろうか?と未だに思うのね。
 所謂ハードロック系の曲を唄わせたところで、正直このクラスの唄い手って英国1つとってもゴロゴロいると思うし、北米まで目を向けると...ソレこそ...ねぇ。どこか、一本調子っていうか...私は"上手いヴォーカリスト!?"にはどうしても思えない(ソレはあのイングヴェイとの時にも感じていました)。確かにバラード系の曲を唄わせると彼にしか出せない味はあると思うし、実際私の好きなジョー時代と云えば"Streets Of~"や"Can't Let ~"とかだし...(イングヴェイ時代も好きなのは"Dreaming(Tell Me)"でしたヨ)。
 誰か教えてくれぇぇ~っ。


BABYLON A.D. - Babylon A.D. (2016-12-05 15:20:33)

まぁ確かにデビュー作にしてこのキャッチーさは中々のレベルに達しているし、ルックスもソレなりに悪くなかったから売れても不思議じゃなかった...でもねぇ、そのキャッチーさってのもこのバンド自身の力によるものではなく、(恐らく、レーベルによる指示だったと思う!?)外部コンポーザーであるジャック・ポンティの力によるモノだと気付いてしまうと何だか一気に熱が冷めてしまうんだよねぇ。
なので...独産BONFIREの2作目や3作目辺りを先に聴いてしまうとメロディの組立て方がかなり似ていることに気付くと思うんで、本作というかバンドそのものにあまり魅力や必要性を何だか感じないんですよね。


RHAPSODY OF FIRE - Power of the Dragonflame - The Pride of the Tyrant ★★★ (2016-12-05 15:06:47)

正しくこのバンドを何たるかを体現する感動の名曲で、少しタイプは違うと思うが『ブラガ』の"The Script For My Requiem"辺りと同様の感動が得られると思うな。
個人的にはこのバンドの中でも一、二を争う珠玉の1曲なのではないかと思う。


WILD DOGS - Reign of Terror - Metal Fuel (In the Blood) ★★★ (2016-11-20 09:49:24)

ドカドカと忙しなくドラムキットを壊すんじゃ?...と思わせるディーン・カストロノヴォも凄いけど、のっけから切れ味鋭く鋭利な刃物の如き"カミソリリフ!?"をカマすジェフ・マークのプレイにシビレっぱなし...正にTopに相応しい1曲。


POWERMAD - Absolute Power ★★★ (2016-11-19 14:45:20)

しかし...当時、『COMBAT』レーベルがデモ作品を半ば強引に発売していた『Boot Camp』シリーズでの歌唱はとにかく酷かった(なんと③と⑥も収録されているのだが、悲しいかな全く声が出ていなかった)...しかし本作での歌唱はその時がウソのような変わり様で驚かされる。
当時の名曲とされる③"Nice Dreams"のPVを見ても薄々感じられるがチョッピリ太目なジョエル・デュヴェイが現在では見るに堪えない姿になっていて..."あぁヤッパリね"と感じるのだが...伸びやかな歌唱は中々素晴らしく個人的にはスピード①や前述メロディアスな名曲③そしてアコギからのドラマティックな展開の⑥辺りは特におススメできると思う。
因みに本作品内で実際にドラムを叩いているのは、この後YNGWIEやTNT辺りに加入するジョン・マカルソー(マック)だ。


OLIVER MAGNUM ★★ (2016-11-19 14:28:07)

昔から感じていたけど何故にこんなジャケにしてしまったんだろう?って。
音楽的にはランデル氏のマイク・ヴェセーラ風のアツい歌唱と正統派真っ只中というモノで素晴らしいだけにジャケが違っていたら...と。
④辺りのバラードの叙情的展開も難なくこなす辺りは前述ヴェセーラの『OBSESSION』の名作"狂気の方程式"に近いモノがあるのでは?(まぁあそこまでの完成度ではないが...)。
正しく"USへヴィメタルの底力"を感じさせる1枚だと思っています。


PARIAH - Unity ★★ (2016-11-19 10:04:06)

'97年に突如発表されたPARIAH名義の3作目。
因みにPro.に名を連ねるKevin Ridley氏とはSKYCLADでも数多くの作品をPro.していて、その後SKYCLADではギタリストとして加入し、最後には(初代Vo./M.ウォルキーア脱退の際という意味)リードヴォーカル(g.兼)にまでなってしまったという人物で、SKYCLADに深くかかわってきた重要人物。
そして本作...そのナントも安っぽいジャケが印象悪だが、中身の方は同名義PARIAH作品とは幾分質感が異なり、前名義のSATANが発表した好ミニ"Into The Future"辺りに近いブリティッシュ然とした正統派HMを演じている作品。
特に①は素直にカッコよく思わず右手で小さくガッツポーズをしてしまいたくなる曲。そして④辺りの高揚感を感じるメロディも特筆すべきモノがあると記しておこう。その他も十分及第点には達しているのでファンはゲットと思うが、『AARTEE』っちゅー聞いた事もナイ弱小レーベルからの発売だった事もあってかここ日本への輸入数はかなり少なかった様で、現在では安価で精巧なコピー盤も出回っているらしい(元々のジャケアート自体が複写っぽいモノだったので、外側からの判別は難しいみたい)。
まぁ低予算で録音されたであろう作品であるから...音作りに対して苦言をいっても無駄なのだろうが、もう少し厚みのある音作りだったら...と感じるのも事実かな。

※精巧なコピー盤も多いので、オークションなどでは"ソレ!?"をツカマされるかも知れんデスので...入札の際はマトリックスなど確認の上...ご注意を。


PARIAH - Blaze of Obscurity ★★★ (2016-11-12 19:26:47)

前作からの反省だったんかは知らんが、本作の出来は素直に素晴らしいネ。
音楽性が少しアグレッシヴになったものの、前作では肝心のメロディまでもが影を潜めてしまった感もあったが、本作では見事あの独特のメロは復活。
全体的にも素晴らしいと思うが、そんな中にあって③"カナリア"は個人的に良く聴いた1曲。


PARIAH - The Kindred (2016-11-12 19:22:09)

ハッキリ云って好きじゃナイな...コレは。第一、あの独特のメロがスッゲー弱いモン(アグレッシヴ強め)。
聴くなら次作の方が数倍良い出来だ。
本作は人気薄だと思うヨ...特に日本人にはネ。


QUEENSRYCHE ★★★ (2016-11-12 19:15:43)

某ライヴ動画を拝見して驚いたヨ...このトッド・ラ・トゥーレっちゅー男にネ。
いやぁ...実は物凄い逸材なのかも知れんヨ...コヤツ。
あのCRIMSON GLORYの故ミッドナイトの歌唱をライヴでモノの見事に再現しトったからね...。
まぁ加入後のアルバムもチェックはしたが、肝心のウィルトンのコンポーズ力に陰りが見えるんで、ハッキリいって満足できるモノではなかったのだが、ソンな新作よりもこっちはライヴを発表してもらいたいヨ。
もし新作を考えるのなら、外部のソングライターを起用しても構わないと思うナ...(高額だと思うが)ジム・スタインマン辺りはどうかとかね。


SATAN - Into the Future / Suspended Sentence ★★ (2016-11-12 19:03:59)

正直、この(BLIND FURY作品を入れると)実質的3作目"Suspended~"[1987年]の方はドラマティックで感動的な名曲⑦以外は大した出来ではなかったし、あのPARIAHの(私があまり好きではなかった)1stに近い作風だったと思うナ。
で一方、4曲入りミニ"Into The~"[1986年]の方は4曲だけながら出来は素晴らしく、ティピンズとラムゼイのコンポーズ力が発揮された好作という印象だ。
あの独特のメロディとツインギターのプレイに是非とも聴き惚れていただきたい1作で、カスレ気味のジャクソンの歌唱についても前任テイラーと前々任ロスとはまた違ったモノながらその人選は間違っていなかったと思える好演だ。


SATAN - Into the Future / Suspended Sentence - Avalanche of a Million Hearts ★★★ (2016-11-12 18:43:48)

まぁこのSATAN(BLIND FURYも含め)というとブライアン・ロス時代ばかりが取り沙汰されるが、このマイケル・ジャクソン(!!!)時代も忘れてもらっちゃ困る。
まぁこの⑦収録のアルバムの出来は決して良くないのだが、この⑦は名曲中の名曲と思う1曲。
物悲しいアコースティックギター旋律に導かれバラード調な中にもジャクソンのカスレ気味の歌唱に悲しみを背負った男の哀愁を感じるし、2分半辺りから一転する劇的展開はメイデンを手本としながらも英国人に流れる気質を感じさせるし、そのバックで(3分30秒すぎ辺りから)何気にシビレるフレーズをカマすベースラインとユニゾンg.リフも印象的だ。
そして5分40秒辺りからの感動的とも云えるg.ソロと最終版へとなだれ込む展開はもっともっと評価されていいドラマティックな名曲と思うのだが...ネ。


SATAN - Suspended Sentence - Avalanche of a Million Hearts ★★★ (2016-11-12 18:38:27)

まぁこのSATAN(BLIND FURYも含め)というとブライアン・ロス時代ばかりが取り沙汰されるが、このマイケル・ジャクソン(!!!)時代も忘れてもらっちゃ困る。
まぁ、アルバム全体の出来は決して良くないのだが、個人的には後半に収録されている⑦は名曲中の名曲と思う1曲。
物悲しいアコースティックギター旋律に導かれバラード調な中にもジャクソンのカスレ気味の歌唱に悲しみを背負った男の哀愁を感じるし、2分半辺りから一転する劇的展開はメイデンを手本としながらも英国人に流れる気質を感じさせるし、そのバックで(3分30秒すぎ辺りから)何気にシビレるフレーズをカマすベースラインとユニゾンg.リフもキテるし、終盤へと向かう様は感動的にすら感じられる。
表現は古くさいが...コレこそが正しく様式美。
もっと評価されて然るべき名曲の一つだと思うのだが...。


SATAN - Suspended Sentence (2016-11-12 18:25:49)

マイケル・ジャクソンが歌唱を務めた作品で(BLIND FURY作品を含めると3作目)、全体的にはその後のPARIAHの1st"The Kindred"に近い作風でアグレッシヴが強めでメロは少し弱めで個人的には作品全体としてはあまり好きな作品ではナイのだが...(出来ではミニ作"Into The Future"の方が遥かに良い)。
しかしそんな中にあって叙情的アコギから始まる名曲⑦"Avalanche Of A Million Hearts"は出色の出来で本作のハイライトに間違いないネ(個人的にはロス時代を含めても一番好きな曲かもしないほど)。この曲だけは是非ともチェックしていただきたい1曲。


S.A. SLAYER - Go for the Throat (2016-11-12 18:05:14)

アラン・テッシオが在籍しトったHADES辺りに近いモノがあるネ。
メンツがメンツだけに大きな期待をしたらスカされること請け合いの迷盤だし、そのメンツが凄いからと云って名盤が生まれる訳ではないという"典型的悪いお手本!?"なのが本作だ(⑤での初っ端King Diamondしてる歌唱は少し笑えるし、g.プレイも少しラ・ロックしトるヨ)。
ソレに半数の楽曲を手掛けその作曲能力を期待したいドン・ヴァン・スタヴァン(B.)も本作では全くの期待外れというのも...ナンだか悲しいね(苦笑)。
まぁg.プレイなどは所々オッと前のめりになるメロディも飛び出してくるんで、決して駄作ではないが一般メタラーには少しキツイだろう...が、カルトメタルを夜な夜なオークションなどで漁っている諸氏達には逆にコレが堪らないのかも知れんが...ネ(笑)。
Ps.)購入するなら本作よりも少し出来が良い'83年5曲入りデビューミニ"Prepare To Die"とカップリング再発されている『SKOL Records』盤をおススメする(どうも'13年再発盤と'15年再発盤というモノか存在するらしく、後者の方が音が良くなっているらしい)


VISION DIVINE - Stream of Consciousness - La Vita Fugge ★★★ (2016-11-06 10:41:38)

正しく(国内盤帯が示す通り)"奇跡の逸材"だという事...このミケーレ・ルッピという男。
このライヴ動画を見てだれもが驚愕する事でしょう。
スタジオ作品をいとも簡単に笑顔でここまで再現できるのかという事を。
そして動画ラストの超難関スクリームがとにかく強烈。
それにしてもルッピは本当に満足しているのか?...白蛇加入(Key.として)???(まぁ別途プロジェクトでもいいんでまた唄を聴かせておくれヨ)。


HEAVY LOAD - Death or Glory ★★★ (2016-11-06 10:05:15)

'96年に"世界初CD化"として国内CD発売された『伊藤 政則セレクション』盤帯には"ファースト!?"との表記もあるけど、正確には2作目。
まぁハッキリ言ってしまえばイモなのだが、無骨で実直なメタル道には感服させられるし、何よりも初期北欧メタルを体現するダークでリリカルなメロディがナントも魅力的だ。
もぅこの際、サウンドがどうとかルックスが悪いとかいう事はもうどうでも良いだろう。決してメタル好きとて女性にはウケない音だし、"漢!!?"を感じる音は汗臭い...HM/HRといっても米国のVAN HALEN辺りとは似ても似つかない音。

某有名誌レビュー(次作3rd)で当時...その政則氏によって"スウェーデン出身のバンドの中で1、2を競ってルックスが悪い。バンドというのは音よし曲よしルックスよしの3拍子を基本ラインとしている~B級ですよ。"...と切り捨てている

...で、数年後、"その人の!?"セレクションとはナントも皮肉なモノだ。


HELLION - Screams in the Night - Better Off Dead ★★★ (2016-11-06 09:45:36)

タイトル曲①も勿論良いけど、このメロディックな③は凄く好きだったネ。当時、学生時代のメタ友に本作を聴かせたんだけど..."この暑苦しくアク/クセのある唄い回しが好きじゃない"とか言われたんだけど、その後、この曲だけを聴かせたところ..."この曲は不思議とそのアクの強さをあまり感じないナァ~...良い曲だネ"...って。
当時は"お好みテープ!?"を作ったりしてお互いに聴かせてもらったりもしたけど、コノ曲はその常連だったよ。


HEIR APPARENT - One Small Voice ★★ (2016-11-06 09:33:20)

ヴォーカルがテイト型ハイトーンにチェンジしての2作目。
前作のカルトな叙情派メタルから脱却を図りポップ性を大幅に導入し、その辺は⑥であのサイモン&ガーファンクルで知られる"The Sound Of Silence"を取り上げている事でも顕著だが、続く印象的なキーボードリフを大胆に導入したポップの極みとも言うべき⑦がある意味衝撃的だ。
またUSカルトメタルの名作となった前作とはだいぶ違うものになってしまったが、しかし前述⑦を始め本作は本作でまた違った味があるのも事実。
某有名誌によって"雨後の竹の子のように出て来たQUEENSRYCHE系"として抹殺されたが、本作はもっとポップだし、ヴォーカル以外はあまり似ていないのではないか?。
因みにオリジナル『METAL BLADE盤』と国内発売された『FEMS盤』ではジャケアートの色合いとバンド/タイトルロゴも違うし、何よりもボーナス⑫"Two Hearts"が収録されている事が大きな違いだ(叙情的バラードの佳曲)。色合い的には前者の方が少し濃いめの配色で後者の方が白みが強い。ロゴに関しては前者はあまりメタルバンドらしくなく、後者の方が個人的には好きだ。
...という事を考えると、(中古)購入するなら後者国内盤をおススメしたい。


HEIR APPARENT - Graceful Inheritance ★★★ (2016-11-06 09:15:44)

まず本作はUS叙情派カルトメタルの名盤。
音楽的にはQUEENSRYCHE系と一括りにされてしまい日本では黙殺された感が強いが、取敢えず本作に限って云えば(同じく仏レーベル『BLACK DRAGON Records』から発売もされた)アコギ等を使っての少し芝居がかった展開などはEXXPLORERと非常に近く、ダークでリリカルなメロを扱うなどはあのWARLORD系と判断できるのではないか?(最近、オフィシャルCD再発されたHAMMERONとも近いものがあるよね)。
まぁフランスの弱小レーベルからの発売であるからプロダクションの弱さは如何ともし難いが、ソレを鑑みてもこの哀メロを巧みに操る音楽性はとても貴重なモノだったのではないか...と。


IMPELLITTERI - Stand in Line - White and Perfect ★★★ (2016-10-30 20:03:35)

個人的には"Tonight I Fly"も結構好きなのだが、まぁ一般的にはタイトル曲①の次に来る好曲。
プレイ的にはインギー的モノを感じてしまうが、(恐らく)ボネットによるモノだと思う歌メロが"その辺!?"を救っているのも大きい。
また②や④といったカバー曲が前半に収録されてしまっているせいで(個人的には④は収録するべきではなかったと感じている)、本作は随分と評価を下げてしまった感もあるが、もっと本曲などを前半に収録していれば別の評価もあったのでは?...!?。


VENGEANCE - Take It or Leave It - Women in the World ★★★ (2016-10-30 10:46:35)

このバンドの魅力の一つでもある叙情的な面を強く押し出した名曲の一つ。
そして名作となる次作4thでも"Cry Of The Sirens"という名曲を生み出しますが、本曲がその大きな布石となったのは言うまでもありませんし、ソレはあのイアン・パリーを迎えた実質的ラスト作となる変則的ベスト盤にも収録される名曲"Last Of The Fallen Heroes"で結実する訳です。


VENGEANCE - Take It or Leave It ★★ (2016-10-30 10:38:30)

このバンドはヤッパリg.のアルイエン・ルッカセンのバンドという思いが強いし、今はレオン・グーウィ―中心に復活も果たしてるけど、個人的には"全くの別バンド!?"ってな感じかな?。
で、邦題"明日への賭け"と題された3作で、全体的には明るく陽気なムードがアルバム全体を覆っていますが、時折見せる欧州的で叙情的な面が顔を出すのもとても魅力で、タイトル曲①や③⑨辺りの陽気なムードが支配的な楽曲もあるかと思えば、名盤となる次作への布石とも云える⑦"Women In The World"などはその叙情的な面を前面に押し出した様式的展開を見せる名曲と云えるだろうか?。


VENGEANCE - The Last Teardrop '84-'92 - As The Last Teardrop Falls ★★★ (2016-10-30 10:13:22)

あのバーン!ではMR. BIGの大ヒット曲"To Be ~"に似ているとか言われたけど全然違うだろう?...と云いたいネ。
ただ、アコースティックギターと後半のコーラス辺りのアレンジが少し近いかな?という程度であって歌メロを含め感動的な後半の展開は似ていないと思う。
そして前任のレオンでは唄えなかったのではなかろうか?...と思わせる程イアン・パリーの歌唱が素晴らしいけど、この時バンドは既に解散を表明してわけでして...正にラストに相応しい感動の名バラードといった出来だ。


VENGEANCE - The Last Teardrop '84-'92 ★★★ (2016-10-29 11:00:41)

元々は'89年作の4作目"Arabia"を当時の学生時代に購入した事が切っ掛けで大好きになって、それ以前の作品なども遡って聴いたバンドでしたが、突如発売された新録6曲+ベストという本作で解散という事を知り肩を落としたことを懐かしくも思い出されます。
まぁ...(未発表ライヴ等もありソレはソレで嬉しかったが)個人的にはこのベスト盤としての選曲にはどうも納得いくものではなかったのですが、その新VO.イアン・パリーの歌唱による新録6曲の出来がホント素晴らしく、ソレよりも"こっちの方"が嬉しかったし、"コンなイイ曲ばかりなのにナンで解散なの?"って感じましたネ。
でまぁ...イアンにはELEGY的なメタル寄りな音楽性よりこっちのようなハードロック的音楽性が一番合っていると思いますヨ。


VENGEANCE (2016-10-29 10:44:46)

初代ヴォーカルだったレオン・グーウィー(日本語表記が色々とあるようだ)中心で復活したようだけど、初期から好きだった吾輩からするとレオンのバンドというよりはアルイエン・ルッカセンのバンドという認識だったけど...な(実際レオン脱退後のイアン・パリー在籍時代もこのバンドは極短期間存在した訳だから...)。
まぁ確かにレオン時代の4作品に於けるその歌唱ってのもこのバンドの中核をなして事は認めるけど...ヤッパリその本質ってのはルッカセンに於けるコンポーズ力の高さとほぼリズムに徹したザクザクとしたギターサウンドにあったと思うんですよネ。


IAN PARRY ★★ (2016-10-29 10:31:51)

私は別に作曲能力に特別劣るとかは感じないですし、特に"Only Lies"って佳曲だと思うけど...な。
元々は大好きだった蘭産VENGEANCEの実質ラスト作となってしまったベスト盤に収録されていた音源でこの人のことを知ったんだけど、そのあまりにも素晴らしい歌唱に"なんでコレがオクラ入りするんだろう?"と思ったモノだし、"まぁきっと音楽そのものではなく政治的なモノが原因だったんだろう"なんて思ったりしたもんだ。
その後のELEGYやCONSORTIUM PROJECTなどでも良い作品は初めの何作かではあったと思うけど(アッ、MISHA CALVINの作品でも唄ってたよネ)、個人的にはこの人の本質ってELEGY辺りのへヴィメタル的と言うよりは前述VENGEANCEやこのソロ作のようなハードロック的モノが一番合っていたと思うし、その歌唱が一番活きたと思うんですよネ。


NAGLFAR - Ex Inferis ★★★ (2016-10-29 10:14:38)

やはりと云いますか、③"Emerging From Her Weeping"の再録vir.が素晴らしいモノに生まれ変わっていますネ。
初っ端ライデンによる邪悪な叫びから只ならぬモノを感じますが、2分過ぎから一転するピアノの叙情的旋律(この時点で涙腺が決壊!!?)...そして終盤へとなだれ込んでいく展開はその名の通り叙情派ブラックを感じさるモノで...ナンと云っても5分半辺りからのマイケル・シェンカーから影響を受けたであろう叙情的メロディを紡ぎだすギターソロが素晴らしすぎて思わず"脱糞モノ!!!?"だと...。


NAGLFAR - Sheol ★★★ (2016-10-29 10:09:26)

初代イェンス・ライデンが在籍していてこそのバンドだと思っていたので、脱退後は徐々に興味が失せていったしまった...。
個人的好みで言えば本作3rd(絶対に国内盤!!!)だが、その前作2ndも甲乙付け難いい名作だと...思うな。
また3rdの国内ボーナスに収録された1st収録の再録曲"Emerging From Her Weeping"が素晴らしいモノに生まれ変わっているのがとても嬉しい(海外では'01年作EP"Ex Inferis"に収録)。


CRIMSON GLORY - Transcendence - Burning Bridges ★★★ (2016-10-27 20:13:52)

超名曲の⑦"Lonely"からのこの⑧"Burning Bridges"という展開には鳥肌が立つ...。
正に霧が立ち込める暗闇から一筋の光が差し込んでくるかのような展開のこの⑧は⑦とはまた違った感動がそこにはある...と。
テイトとの類似点をよく指摘されるが、ソレは単なるハイトーンという点だけであってこのアルバムのファンであるなら本質は全く異質だとという事に気が付くはず。


CRIMSON GLORY - Transcendence - Lonely ★★★ (2016-10-27 20:04:06)

ダークでスペーシーな中にも物悲しくもドラマティックな展開...正しくこのバンドを体現した感動の名曲中の名曲である。
また、アルバムに収録されているバージョンとシングル発売されたリミックスバージョン(
PVバージョンも同様)とを詳細に聴き比べてほしい...(あのDream Dancerの国内短冊形8cmシングル盤同様にこの曲の国内短冊形8cmシングル盤も結構レアだし、3曲入り輸入CDシングル盤にしてもレア)。


CRIMSON GLORY - Transcendence ★★★ (2016-10-27 19:55:58)

まぁ評価とは人それぞれであるから人の評価などどうでも良いが、本作こそ"USドラマティックへヴィメタルの最高峰!!!!!"に位置する超名盤だと断言しておこう。
ウ~ん!?...それにしても本作がキャッチーさに乏しいという評価を下さられるというのはいかがなものなのかと思うのだが???...ノッケから鮮烈で印象的なgリフが切り裂く①からキャッチーさは全開だというのに...(誰も本作にスピードメタルなんて期待はしちゃいないぞ)。
個々の楽曲の説明は避けさせてもらうが、ダークでスペーシーでドラマティック...CD国内初期規格盤帯に記されていた"超存在!!"という文字がナントも眩しい...名盤中の名盤だ。


U.D.O. - Faceless World ★★★ (2016-10-27 19:35:31)

まず正直言うと、バーンで好評価された次作はアンマし好きじゃナイ
...し、メロディ作りに繊細に気を使った本作こそが名盤で、①~③を聴いただけでもソレは顕著だと...。
そしてタイトル曲④がまたイイんだなコレが...確かにあまりにも特徴的なウドの声がACCEPTとの関連性を宿命づけられてしまっているが、特にこの④を聴いてもらえれば分ると思うけど、"ヤレる事!?"はヤっているヨ...この作品はネ(いつまでも"ソノ事!?"を言っててもしょうがないと思うのだが)。
そしてキャッチーな名リフを刻む少しエビカルな展開を見せるラスト⑫も必聴の名曲...だとネ。


XYZ - Hungry ★★★ (2016-10-27 19:18:39)

まず、良く聴いたネという思いが強い作品。
特にお気に入りだったのはへヴィな⑤と隠れた名バラードだったと思う⑧だネ。
前者"オフ・トゥ・ザ・サン"は前作には見られなかったへヴィなgリフを前面に出しながらもソレに呼応し躍動するドラムが素晴らしく、見事なグルーヴを醸し出した1曲。
そして後者"君のまぼろし"は出だしのアコギからというバラードのお約束的展開ながら、サビ前のブリッジ部分の展開が申し分なくナントも言えない哀愁を感じさせる正しくパワーバラードと云った感じ。
また、その他も素晴らしく名曲との呼び声もある疾走する⑩"暗黒の太陽"辺りは言わずもがなと思う。


XYZ - XYZ ★★ (2016-10-27 19:04:30)

当時はドン・ドッケンのプロデュースという事もあってか"いやぁ~、それにしても歌唱がドンしとるネ"という評価だったし、自分も似てるナという思いだった(鼻にかかった高音部が特にネ)。
しかし今聴いてみると歌唱自体は当時ほどソウは感じなくなっている...というよりは歌メロの作り方がDOKKENしていたという...ネ。


TOKYO BLADE - Night of the Blade - Warrior of the Rising Sun ★★★ (2016-10-23 18:32:11)

ギターリフからの物悲しくも叙情的展開...コレこそブリティッシュであり、正しく"様式美"と云える名曲で個人的には疾走タイトル曲よりも断然好みで、アルバムのハイライト。


WILD DOGS - Reign of Terror ★★★ (2016-10-16 18:58:59)

 アツい意見は↑の方々が仰られている通り...で、名盤。
 DS.のディーン・カストロノヴォがよく取り沙汰される事が多いですが、個人的にはその切れ味鋭い"カミソリリフ!!!"を炸裂させるジェフ・マークこそがこのバンドというか本作の肝だったのではないかと思いますし、もし"リフ10選!?"ということなら本作をその1枚に挙げるでしょうネ(また、リズムそして歌メロとも呼応したリフ作りという点に於いても本作は名リフ作品の1枚だ)。
 しかしその名盤っぷりとは裏腹に、当時の邦題"暴虐の暁"ってなんなのか?...未だ意味不明です(T_T||)。でその他、OMENの"殺戮の祈祷"やOBSESSIONの"狂気の方程式"...この辺りなども同様で理解不能?。


MANILLA ROAD - Crystal Logic ★★★ (2016-10-16 18:38:45)

 ココ最近、首領(ドン)という言葉を耳にすると、どうも"都議会の首領(ドン)!?"などの悪いイメージが付きまとってしまうが、こちらは(勿論、良い意味でだが)正しくUSカルトメタル界の首領(ドン)と云って良いバンドで、そしてその中心はマーク・シェルトンというオヤジ。ここ日本では多くの名作を発表していながら全くの"蚊帳の外!?"という扱いを強いられているが、その多くの作品の中でも本作こそは初期を代表する名盤中の名盤だ。
 どの曲がとかいう野暮な事はヤメにする。とにかく聴いてみてほしい、そのアンダーグラウンドに根差したドラマティックな名曲たちを...これこそメタルなのだと気付くはずだ。
 未だに時代を完全に間違っているのでないのかと思わせる服装でステージに上がり続けている姿には敬服するし、涙も出てくる。あのジョーイ・ディマイオはいつしか金儲けに勤しむ事に全力を傾ける様に変貌してしまったが、この男は違う...コンポーズ力に限界を感じない。そしてその根幹に位置するのが本作の3作目に他ならないのである。メタル好きなら必聴である。

※今こそ、このMANILLA ROADをラウドパークに招待すべきであるとここに進言したいと思う。


CANDLEMASS - Chapter VI - Black Eyes ★★★ (2016-10-16 10:40:16)

①が凄い事は認めますが、コノ曲⑦の事も忘れてもらっては困りますネ。特にサビでのドラマティックな展開は素晴らしいと思いますヨ。正しくヴィクストロムに変わってこそ出来た1曲だと...。


CANDLEMASS - Chapter VI ★★★ (2016-10-16 10:36:06)

 まぁ前任者マーコリンのあの細かく震える独特のヴィブラート唱法がアンマし好きじゃなかったんで..."曲は好きなのに...なぁ"って感じが当時のこのバンドの評価でした(なので1stはとても好きでした)。
 そしてこのヴィクストロムに変わったわけですが...その乾いたストレートなハイトーンがとても気に入り、ほんと良く聴いた作品でしたね。まぉ個人的には、楽曲に於いて言われるほど大きな変化ってないように思いますが、起伏がソレほどなく朗々と歌う前任者に比べ、何処か乾いた印象のヴィクストロムのハイトーンが炸裂して楽曲によりドラマティックな効果を与えているのかも...と(ソレは8分半越えの③辺りを聴くと良くその違い/効果が分るかもしれません)。
 ...で、良く聴いた曲と云いますと①は当然ですが、④"The Ebony Throne"そしてサビがドラマティックな展開を見せる⑦"Black Eyes"辺りですネ。
 そしてそのヴィクストロムですが、この後STORMWINDやTHERION等を経て北欧屈指の実力者と云われるまでになるわけです...が。


VENGEANCE - Arabia ★★★ (2016-10-15 10:36:31)

実質のラスト作品となった名作(その後、レオンを中心に復活するが)。
まず、③"Cry Of The Sirens"、⑥"Castles in The Air"そして⑧"Children Of The Streets"は本作中にあって飛び抜けている曲々。
③は叙情的な様式美的楽曲でルッカセンの作曲能力の一つのピークを迎えたと感じさせる名曲中の名曲で、その後イアン・パリーが参加した"The Last Of The Fallen Heroes"や"Wings Of An Arrow"辺りの楽曲に通じてくる展開の1曲。
⑥はアコギからの叙情的な展開から一転する怒涛の疾走ナンバーで、これまた前述③同様にルッカセンのコンポーズ力の高さを知る事の出来る名曲の1つ。またレオンの歌唱も曲にマッチしていて素晴らしい。
⑧も⑥に近い楽曲で、展開的にはサビでの疾走感は最早ハードロックというよりはへヴィメタルなのでは...という破壊力を持った曲。
そしてこのバンドの魅力はルッカセンのコンポーズ力の高さとリードではなくほぼリズムに徹すザクザクとしたリズムG.であるし、ソレはゲストG.として参加したラナ・レーンの作品中一番メタルっぽいと称される"Secrets Of Astrology"[2000年]作品でも聴く事が出来る。


OSTROGOTH - Ecstasy and Danger ★★★ (2016-10-15 10:12:33)

初っ端①は蠍団からの拝借なのは明白だが(同じく蠍をバンドイメージに用いているし)、しかしソンな事を言ってもこの名バンドの事を正確には語れないだろう。とにかくコンポーズ力に長けたバンドで、本作以外の全作品も全編男臭いへヴィメタルを実践しているし、全作品名作なのである。
マイナーキーを携えた⑤"Scream Out"辺りなんてその後の米国産OMEN辺りに受け継がれる正統派HMの流れで、その蠍の毒牙でシビレをきたしてしまうのである。
まぁ細かく色々といってもしょうがないが、コレこそが正しくへヴィメタルなのだと断言できる名作であるだけ言っておこう。


OSTROGOTH ★★★ (2016-10-15 10:02:26)

あの("エッ!?、どの?"などと言ってはいけないのである)CROSSFIREやKILLERそしてにWILDFIRE辺りと並んで『MAUSOLEUM』の看板バンドで名バンドなのだ。
まず、コンポーズ力に長け、発表作全てが名作というレベルを維持しているという凄いバンドだという事を指摘したい。
確かに1stフルの1曲目はスコーピオンズの拝借なのだが、ソンな事をしているバンドなんで山ほどいる訳で、取り立てて問題視する事ではないだろう。
あの華やかな80年代のLA-Metalを境に表舞台の一ジャンルとなったHMなのだが、本来へヴィメタルという音楽が持っていたアンダーグラウンド臭を存分に感じさせるこのバンドこそ"正統派へヴィメタル!!?"と呼べるのではないだろうか?。


FIFTH ANGEL - Fifth Angel ★★★ (2016-10-15 09:40:16)

まず、このバンドに関して言えばジェイムス・バードがいてこそのバンドなのだという事だ。なので次作も悪くはないし、好きではあるのだが、似た印象の楽曲が多く本作に於けるバラエティに富んだ作品にはなっていないというのが私の感想。
そして本作。①からあのDIOがスピード曲を演ったかのような展開はツカミとしてはいう事が無いし、一転ミッドテンポの②にしても続く名曲③との間にある事で一層そのへヴィさが際立っているのだと(そこが次作との大きな差だと)、またアーチャーとのg.プレイも良い出来だ。そして兎にも角にも本作の中にあって一際輝く様式美の名曲中の名曲③は説明は不要であろう(脱糞覚悟で聴くがイイ)。その後の楽曲も素晴らしいし言う事は無いのだが、一つ注文があるとすれば叙情的様式美のラスト⑨の構成だ...前半~中判にかけての展開はこれ以上ない様式美振りでシビれるのだが、ラストがあっけなく終わってしまう点だけ"もう少し..."との思いがある。6分ぐらいかけてラストも始まり同様アコースティックな終わり方にしてほしかったと思うのは私だけなのか?。
そして最後にジャケアートに関して...個人的には'86年アナログSHRAPNEL盤の"ヘタウマペガサスジャケ"はこの作品には相応しくないと常々思っていた。やはり'88年新装のEPIC盤こそ相応しいアートだと思っている...。そして国内初CD化となった'99年再発盤に関してはリイシューEPIC盤のモノを採用してはいるが、そのオリジナルEPIC盤(コレは結構レアだと思う)に比べると緑色味が強く少し輪郭がボヤケてしまっている"所謂複写!?"っぽい作りになってしまったのは少し残念だった("J.バードのコメント付き"に関してはポイント高かったが...)。


IMPELLITTERI - Stand in Line ★★★ (2016-10-15 09:17:23)

個人的にはこの1stフルが未だ一番好きだ。
確かにYNGWIEのパクリも散見出来るかも知れんが(特に⑦は言わずもがなだけど)、ある種のポップさやキャッチーさは独自性を感じるし(もしかしたらその辺はボネットの貢献が大なのかも)、やはり①での"鐘の音!!!"が聞こえてくると未だ気持ちの高ぶりがあるモン。
前記同様、歌メロに関しては(その後作品を聴くと分るが)クリスというよりはボネットの貢献だろうし、ALCATRAZZ等との比較で云えば、抑々、"その再建!?"を目論んだのは寧ろボネットの方だったといえるわけで...。
まぁ(でも2曲目というのは...)②は良いとしても④を演ってしまったのはどうかと思うが、③の歌メロの充実は評価出来るし、へヴィで重い⑤は個人的に当時良く聴いた1曲でもある...そして⑥のカッコ良さ、(⑦は"Viking"まんまだが)⑧は前作EPからの焼き直し的なモノもあるが、ソコはボネットの貢献により"別物!?"として生まれ変わっている、そしてラスト⑨のインストもシュラプネル系を感じさせる展開は個人的には好意的に捉えたい。
プレイ自体は所謂早弾き以外は取り立てて言う程のモノを感じないし、"もっとメロディに拘ったプレイも!?"との要望もあるがのだが...。
そして繰り返しになるが、"こと歌メロ!?"という事に関しては多くの発表作がある中で群を抜いていると感じている...名作と云ってイイ出来栄えである。


SHOK PARIS - Steel and Starlight ★★★ (2016-10-14 20:18:10)

まず頭3曲は悶絶必死の名曲だ。
①は事実上の初録音となった地元クリーブランドで発売されたコンピに収録された曲の再録vir.であるが(オリジナルvir.は1stの再発盤にボーナスで収録されている)、元曲よりも数倍カッコよく仕上っているし、タイトル曲②も少し暑苦しさを感じる歌唱に賛否はあるが、コレも素晴らしい...そして③は次作の(唯一の?)名曲"The Heat And The Fire"の布石となるメロディックなツインギターが炸裂する屈指の名曲だ。
最近、再発(コレは純粋な本作の再発ではなく、オリジナルレーベルだった『AUBURN Records』が所有していたオリジナルバージョンによるもので本作とは曲順が違うのと完全未発表のボーナス4曲収録が収録されている)もされたが枚数が少なめでスグに廃盤となってしまった様なのだが、オリジナルCD盤はかなりレアだし、精巧なコピー盤も存在するので、特にオリジナル盤に拘る方はご注意したほうが良い。因みに正規盤のマトリックスは"IRSD42051 C7730C"という印字に対し、コピー盤は"STEEL AND STARLIGHT"というタイトル名が印字されている(ジャケも見比べれば違いが判るが、一見しただけでは判断しにくい)。


SHOK PARIS - Concrete Killers (2016-10-14 20:05:33)

まぁこの3作目は全体としては駄作の域(?)かもしれない作品だ。
ツマラン①が全てを(?)語っている様にも感じるのだが、まぁ正確に云えば"ソレ!?"は間違っている?...1曲を除いては...。
その1曲ってのが、このバンドを代表する名曲で、USパワーメタル界を代表する名曲と言ってしまってもイイかも知れない1曲なのだ。
その曲とは②"The Heat And The Fire"。出だしのツインギターの理想形とも云えるメロディックなフレーズで失禁必至で、この部分を聴いただけでもこの楽曲の凄さが分るというモノだ。
作品自体の評価は難しいが、この曲②だけなら93点なのだが、その他の出来があまりに悪すぎる...。


APOCRYPHA - The Eyes of Time ★★ (2016-10-14 19:58:50)

一応、ツインギター体制になった2作目で、①はハッキリ云って冴えないが、スピード②"West World"は中々だと思うし、当時愛聴した③"Twilight Of Modern Man"はイイ曲だと思う。
そして疾走スピード曲④"Alexander The King"は隠れた名曲の域。
まぁ所謂"捨て曲!?"が存在するのは事実だし、一般的にはおススメ出来るモノではないのかも知れんが③や④辺りは動画サイトなんかで是非とも聴いてみてほしい。
そして最後にプロデュースのマーティなのだが、別に良い仕事をしている訳ではないし、もっと云ってしまえばレーベルお抱えエンジニアだったスティーヴ・フォンタノ色が強く、相も変わらず彼の絡んだ作品は音が団子状態になってしまっているし本作も同様であってマーティの存在は極めて希薄なモノだ。