ドラッグに溺れていたクラプトンがRAINBOW CONCERTでシーンに復帰してから翌年に発表されたソロ通算3作目。 スタジオ作としては4年振り2作目という事で世間に相当期待された中での発表だった。 肝心の内容は傑作に値する出来で、一曲一曲とても味わい深い大人な曲がズラリと並んでいる。 超有名曲I Shot The Sheriff、心の染みる優しいバラードのLet It Grow、唯一のブルース・ロックのMotherless Children、 大人な雰囲気のBetter Make It Throught Today・・・。 作品全体を通して聴くと非常にゆったりした、落ち着いた作品です。 DEREK & THE DOMINOSやCREAMとは全く逆で、ギターで聴かせるのでなく、この頃から歌で聴かせるクラプトンになっています。 ジャケットも一度は見たことがあると思います。 確かこの作品を録音したスタジオの住所がそのまま題名としてつけられていたと記憶していますが、 最近はデラックス・エディションで再発されていますので、興味のある人は是非。