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OMENS OF DOOM
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解説 - OMENS OF DOOM
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2017-03-09 20:34:38)

2016年発表の3rd。

ブラック/デスメタルとして紹介されている事が多いですが、ここで聴けるのは一般的なブラッケンド・デスとはかなり趣きの異なる音。MAYHEMの「Grand Declaraion of War」、SATYRICONの「Satyricon」アルバムなど、大御所にも明白にブラックを基本としつつ、そこから逸脱している作品は多くありますが、この作品もそれに近い雰囲気を感じますね。ミッドテンポやメロウなギターを重視しつつ、クリアな音質によるキレの良い暴虐パートも配したかなりドラマティックで変化に富んだエクストリームメタル。

アルバム全編で聴ける、メロディアスなギターのフレーズが凄くセンスがあって良いんですよね。サイケデリックな叙情味を感じたり、ハードロックのソロパートのような泣きを感じたり、色々な表情を見せ楽曲を彩ってくれます。メロデス並にメロディアスではあるんですが、ブラック特有の暗黒美も感じられる辺り、DISSECTIONの「Reinkaos」アルバムに通じるものを感じます。知性的な音ですが、基本ヴォーカルはデス声でギターがメロディを担当してる構成も良いですね。インテリジェンス値高いバンドって曲良いのにヴォーカルのへぼクリーンで台無しな事が多くて…それがないのが良いです(笑)

ブラッケンド・デスのような暴虐と叙情の融合を求めると大分戸惑う音かもしれませんが、少なくとも他のバンドと十把一絡げにされるような作品ではないと思います。聴き応えのあるアルバム。



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