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AMBITIONS (2017年)
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解説 - AMBITIONS
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コメント・評価

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1. 名無し ★★★ (2018-02-03 09:09:19)

まず第一にいろいろ言われてしまうバンドであるにに加え、特に今作はこのサイトの方々が好むようなアルバムではないと思う。
僕個人的な感想を書かせてもらいます。
言いたいことがありすぎて雑多な文章になってしまうことはお許しください。

まず僕は「感情エフェクト」のころからのファンです。
あくまでもあのころは「最近のバンド」という感覚で聴いていた。
正直ここまで売れて、日本を代表するバンドになるとは思っていなかった。
ある時期から「世界」という言葉を露骨に出すようになってから「調子に乗ってるのか」と、思ってしばらくこのワンオクからは遠ざかっていました。
ですが、過去のインタビューなどを見ると決して売れたからの過信ではなく今まで私たちが見れ来た彼らはあくまで彼らの野望(Ambitions)・軌道の通過点に過ぎないことに気づいたことに気づいた。
聴き手の人間も変化しなきゃいけないんだということに気づかせてくれた。
そして、このアルバムもまだその通過点。
詳しいことは彼らのこれまでのインタビュー記事を読んだり、ライブに実際行ってくればわかります。

作品自体は打ち込みの多用やシャウトをあえて少なくし、これまでより歌にフォーカスを当てることでメロディの際立つものとなったが、賛否両論な作品になった。
前作ではミックスの悪さが楽曲を台無しにしている感があったが、今作はクリアな音質で聴いていて疲れない。
このアルバムを初めて聴く人ははじめに、「完全感覚dreamer」「じぶんROCK」「NO SCARED 」などのころのような若さと勢いや衝動に満ちたものは期待しないで違うバンドの作品とでもいいので割り切って聴いてください。
僕はいろんなジャンルの曲を聴くので今回の音楽性の大きな変化には特別な驚きはありませんでした。
そもそも毎回変化しているし、Takaの発言を聞いていると今後もさらに変わっていくだろうし。

表題曲のWe areは新しい彼らのアンセム的楽曲になったと思う。
もはや国内でもスタジアム級の人気となった彼らが、観客との距離感やグルーヴを意識して作っているのがよくわかる。
ライブハウスなどでやるような曲は少ない。
このようなミディアムテンポでコーラスが際立つ曲は「アンサイズニア」「Clock Strikes」「Cry out」など以前にもあったが、さらにシンプルに「歌にフォーカスを当てた」とTakaが発言した通りの楽曲に仕上がったと思う。
シンプルな構成であるが、とても沸々と胸の奥から熱い感情が湧き出てくるのはなぜだろう。
とてもスケールのデカい曲だ。
この曲を含め8割ほどが英語詞となったが、国内盤はかすかではあるものの日本らしさをあえて残している部分もある。
それは我々日本人が大切にする「哀愁」だ。
「20/20」やツアーで唯一未演奏となった「Lost in Tonight」では特に哀愁の漂うサウンドになっている。

そして特に注目したいのが「One Way Ticket」です。
この曲はレコーディングに彼らが影響を受けたLinkin Parkのマイク・シノダが参加している。
めちゃくちゃポップですが、本当に気持ちのいいサビメロです。
日本詞のラスサビ部分は好きなファンも多いのではないかな。
CDで聴いたときは箸休め的なものだと思っていたのだが、実際ツアーでアレンジされたライブバージョンでの演奏を聴いてドラマティックな曲展開(決してプログレとかそういうものではないのでご注意を)にとても胸が熱くなった。
さらに変化していくであろう、今度の彼らが垣間見れる曲の一つである。

Takaは以前から「守りに入りたくない」とたびたび発言しているが、このアルバムの変化を「売れ線に走った=守りに入る」と取るのは僕は違うと思う。
むしろ、世界基準のバンドとして現在進行形で戦っているんだ。
海外盤含め「アメリカのラジオで流れる曲を作ってほしい」というリクエストのもと作った曲が数曲あるが、インタビューを読む限り売れるからこその産みの苦しみも同時に感じる部分もある。
だからこそ、ここはまだ通過点に過ぎない。
決して衝動に満ち溢れていた5~7年くらい前の彼らの路線はもうすでに海外では、廃れているのが現状。
EDMが普及している中でどうこれから変化し戦っていくのか、さらに楽しみである。

前作から海外アーティストとのコラボレーションを取り入れるようになってきたが、最後のTake what you want (featuring 5 Seconds of Summer)はとても壮大。
ラストサビ前のシャウトは感動。

今作はとにかくポップです。
ギターも全然主張していなくて裏で大人しくなっている程度のものが多い。
前作に激しい曲が多かった反動もあるのだろう。
ただ、僕がツアーで彼らのMCを通して実際に聴いて感じたものは
「ポップになっても、もはや彼らは国境だけでなくジャンルすら関係なくなっているな」ということ。
どこか邦楽内の「世界」を意識するが故の閉鎖的なものをついに打ち破ってくれた感がある。
それを彼らが成し遂げてくれているのがうれしい。
彼らももうすでにまだ年齢的には30歳前後ではあるものの、すでに貫禄が出てきている。
これは素晴らしいこと。

どんどん彼らの夢に向かってこれからも変化・成長していってほしい。
これからも彼らを信じてずっと応援しています。



2. 名無し ★★★ (2018-02-03 09:12:50)

↑訂正

表題曲ではなくてリードとラックですね。失礼しました。


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