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Holy Soldier (失恋船長)
Promise Man (メタル入魂)
Stranger / Holy Soldier (火薬バカ一代)
The Pain Inside of Me / Holy Soldier (火薬バカ一代)
We are Young, We are Strong / Holy Soldier (火薬バカ一代)
Holy Soldier (火薬バカ一代)
Last Train / Last Train (火薬バカ一代)
Dead End Drive / Last Train (火薬バカ一代)
Virtue & Vice / Last Train (火薬バカ一代)
Last Train (火薬バカ一代)


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HOLY SOLDIER - 最近の発言
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解説 - 最近の発言
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Holy Soldier

いかにもクリスチャンメタルバンドっぽいバンド名&アルバムタイトルをひっさげデビューしたクリスチャンメタルバンドの1st。90年代に入りましたが、彼らが鳴らすのは80年代的なメインストリーム寄りの正攻法で迫るバンドサウンドを披露。今となっては40代以上のメタルーハートを喚起させるスタイルということなのだが、バラードありロックアンセムありとクリスチャンメタルという素地を生かした楽曲はどれもが粒そろい、その反面全般的なデジャブ感は拭えないのだがブランドに対する信頼度の表れでもあり、ここは大いに評価を分けるポイントでしょう。1stとして考えれば充実感の高い作風になったのはメロディに対する拘りと唄を前にしつつも、ギターオリエンテッドな作風になっていると感じさせるバランス感覚の賜では無いだろうか、メタリックなギターサウンドを上手く展開させ硬軟のバランス感覚を操ったのが功を奏したろう。ラストナンバーなど、顕著な例でしょうね。80年代メタルに望郷を感じるマニアは勿論楽しめますが、これからも未来を作る若い人にも耳を傾けて欲しい一品である。日本では無名でもクオリティの高いバンドは唸るほどいる。そして煌びやかなバブル時代からリアルなモノを求めた時代の過渡期となる時代の音を知って欲しい。

失恋船長 ★★★ (2021-11-14 19:40:41)


Promise Man

前2作が秀作だっただけに期待外れの3作目。本作ではヴォーカルも変わり、サウンドもオルタナティブ、グランジが色濃く、これまでとは全く別バンドと捉えた方が良いでしょう。
・評価:60/100

メタル入魂 (2021-01-11 11:17:43)


Stranger / Holy Soldier
適度なアグレッションに溌剌としたノリの良さ、
思わず一緒に歌いたくなるキャッチーなメロディに至るまで、
’91年のDOVE AWARDSにおいて「ベストHRソング賞」を
受賞したというのも納得のアルバムOPナンバー。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-04-24 23:49:22)


The Pain Inside of Me / Holy Soldier
哀愁に満ちたメロディを切々と歌い上げるVo、
2本のGが奏でる悲しくも劇的なメロディ、
それらを壮麗に彩るボーカル・ハーモニーetc.と
うっとりと聴き惚れてしまう
クリスチャン・メタル・バラードの逸品。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-04-24 23:37:47)


We are Young, We are Strong / Holy Soldier
リフにソロに、ツインGが生み出す
ヘヴィ・メタリックな切れ味と、
重厚なコーラス・ワークによって
醸成される華麗さとが同居した、
HOLY SOLDIERというバンドの
強みを端的に示してくれる名曲。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-04-24 23:31:36)


Holy Soldier

聖戦士と言えばダンバインですが(?)、こちらの聖戦士ことHOLY SOLDIERは、端正なイケメンが揃ったカリフォルニア出身の5人組クリスチャン・メタル・バンド。後にAORシンガーに転身を遂げるBLOODGOODのシンガー、デヴィッド・ザフィーロがプロデュースを手掛ける本作は'90年発表のデビュー作で、米ビルボードCCMチャートじゃ最高第7位を記録。翌年のDOVE AWARDS(クリスチャン・ミュージック界のグラミー賞?)においては「ベストHRソング/アルバム」二部門を受賞する等、いわゆる「STRYPERの弟分」バンドの作品の中では特に大きな成功を収めた1枚として知られています。
音楽性の方は、少々クセのあるハイトーンVo(でも十分上手い)とフラッシーに絡み合う2本のGが哀愁の旋律を歌い上げ、分厚いボーカル・ハーモニーが甘美なメロディを華やかに包み込む…ってな感じの、まさしくSTRYPER路線。バンドに独自性を求める向きには苦言の一つも呈したくなる作風やもしれませんが、こちとら「まさにこれが聴きたかった!ハレルヤ」なので無問題。DOVE AWARDSのHRソング部門受賞曲であるエネルギッシュなOPナンバー①、PVも作られたメロディアスなミッド・チューン②(こちらもDOVE AWARDSノミニー)、ドラマティックなバラード③、ノリ良くアグレッシブな疾走ナンバー⑤、メタリックなエッジと華やかなハーモニーの組み合わせという、このバンドの武器が分かり易く打ち出された⑩等、単にSTRYPERに似ているというだけでなく、当然ちゃんと曲として優れている点も評価ポイントですよ。
ジーザス賛歌の歌詞がオッケーなメロディ愛好家の方には、すべからくお薦めする1枚。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-04-23 09:01:44)


Last Train / Last Train
人生という名の旅を終えた者が乗り込む
最終列車について綴った歌詞と、
物悲しくもドラマティックな曲調、情感たっぷりに熱唱するVo、
哀切に満ちた旋律を紡ぐGの威力とが相俟って
ぐっと胸に迫る仕上がりの名バラード。
国内盤の解説でも指摘されている通り、
アルバムのハイライトですよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-10 23:00:42)


Dead End Drive / Last Train
エンジン音と共に走り始める、「哀愁のアメリカンHR」を
絵に描いたようなハード・ナンバー。
Voと2本のGが鮮烈に紡ぎ出すメロディには
フックと哀愁が抜かりなく効かせてあって、
このバンドの曲作りの巧みさに感心させられます。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-10 22:49:55)


Virtue & Vice / Last Train
リズムを強調した音作りに一瞬ギクッとなるものの
歌が始まればクリスチャン・メタル然とした
泣きのハイトーンVoが歌う哀愁のメロディと
ツボを心得たGに、鮮やかなコーラスが堪能できるので一安心。
OPナンバーに相応しい名曲と言えるのではないでしょうか。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-10 22:44:48)


Last Train

カリフォルニア出身の5人組クリスチャン・メタル・バンド、’92年発表の2ndアルバム。
1stからシングル・カットされた楽曲が軒並みヒット・チャートを賑わす等、デビュー早々にしてクリスチャン・ミュージック・シーンでの成功を手中に収めた彼らでしたが、その後メンバー・チェンジに絡むすったもんだに巻き込まれて2年間の沈黙を余儀なくされます。そうこうするうちにシーンにはグランジ/オルタナ・ブームが到来。もしや本作にもその影響があるのでは…と、メンバーの「よりルーズな仕上がり」発言等を見聞きするにつけ危惧していたのですが、実際に聴いてみたらそんなことは全然なかったという。
ボトムを強調した音作りや飾り気の減ったアレンジこそ90年代的ながら、張りのあるハイトーンVo、歌心に溢れたG、美旋律、キャッチーなコーラスを分厚く包むハーモニーといった、前作で聴かせてくれたクリスチャン・メタル然としたサウンドの美点はここにもきっちりと受け継がれています。特に、冒頭から繰り出される哀メロ・チューン三連打は、聴き手の本編への没入度を一気に高める役割を果たしていて非常に秀逸。泣きを孕んだ声質のシンガーはもしかすると好き嫌いが分かれるかもしれませんが、この声が楽曲の哀愁度をより引き立ててくれているので、個人的には大いに「有り」であると。
美しいバラード⑤⑦、ハードな疾走ナンバー⑥といった逸曲の数々を経て、アルバムのハイライトと呼ぶべきドラマティックな⑨にて締め括るられる本作は、兄貴分のSTRYPERの作品群にも決して引けを取らないクオリティを有していました。…だのに大して話題にならずフェードアウトしてしまったのは、やはり発表時期が悪過ぎたとしか。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-09 23:24:55)