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FIERCE HEART (1985年)
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FIERCE HEART
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解説 - FIERCE HEART
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1. 失恋船長 ★★★ (2017-05-17 15:20:57)

後にクリスチャンHM/HRバンドWHITECROSSのギタリストとして名を馳せるレックス・キャロルがギターを弾くバンドの1st。ベース兼ボーカルのラリー・エルキンスのジョー・リン・ターナー+ジェイムス・クリスチャン÷2な歌声が映えるストレートでパワフルかつブルージーなアメリカンロックサウンドを披露、当時国内盤がポリドールからリリースされるだけのクオリティは十分保持されていますね。楽曲によっては繊細なメロディを生かしたバラードや叙情的なポップサウンドなども用意されていますが、キーボードを隠し味に、間口は広めだが口うるさい玄人も唸らされるアレンジメントが効いており、ハードさを損なわないダイナミックなサウンドはロックの醍醐味を存分に感じさせるもの、とにかくパワフルだがダンサンブルなグルーブが心地よく鳴り響き、多彩なギターワークが根幹をなすアメリカンロックかく在るべきなスタイルをギミックなしにぶつけていますね。
ちなみに今作でミキシングのみならずドラムを叩きバンドを助けたのが、樋口宗孝や二井原実のLOUDNEE組にEARTHSHAKERの石原慎一郎とBLIZARDの寺沢功一らで結成されたSLYのようなメタル系以外にも、ポピュラーミュージックでも辣腕を振るう、エンジニアのクリス・ロード・アルジですよ。



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