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First Strike (1983年)
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First Strike
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解説 - First Strike
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1. 失恋船長 ★★★ (2017-05-20 18:08:08)

不世出の天才ヴォーカリストといっても過言ではないジミ・ジェイミソンがシンガーを務めるバンドのデビュー作。ギターは後にAISAやGotthard、Krokusに参加するマンディ・メイヤー、そしてリズム隊もKrokusに参加するジェフ・クラウンとトミー・カイザーの二人がいる、ある意味スーパーバンドとなります。その名うてのミュージシャンが集いし音楽性は、男前なハードさと、洗練されたクールながら熱を帯びたロックサウンドが鳴り響く、硬派なメロディックHM/HRサウンドを披露。SurvivorやAISAなんかよりもハードな色も濃く、それでありながらもメロウなフレーズを惜しげもなくねじ込み、咽び泣かれる熱を帯びたクールヴォイスとテクニックに裏打ちされたアレンジメントが随所に蔓延り、ガッチリとロック色をキープ、そしてポピュリズムを満たすべく洗練度と質の高い楽曲を収録する事に成功、バラードからポップソングまで満遍なく放り込み、最後まで中だるみなく緊張感を保ちながら押しとおすのだから凄いですよね。

個人的にSurvivorの曲単位は素晴らしいが通して聴くと、優等生過ぎてどうもダレるし、その反動で物凄いヘヴィなモノを聴きたくなる衝動に襲われるのだが、今作はその両面を上手に抑えているのが最大のポイントとなっています。プロデューサーに迎えられたトム・アロムの手腕ならエエ仕事をしましたね。
質の高い音楽性故に今作のみで終わったのが残念なのですが、これぞ隠れた名盤として歌モノHM/HRマニアには強くおススメしたいですね。



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